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TOSSランドNo: 1574263 更新:2012年10月25日

漢字スキル2年ユースウェア


漢字指導3つのキーワード
漢字指導のポイントは

①指書き
②なぞり書き
③うつし書き

の3つである。
この3つのシステムを子どもに身につけさせる、それが漢字指導である。
それを教材としてシステム化したのが「あかねこ漢字スキル」である。
 
Ⅰ1週間の流れ
 ○1日目(月曜日)  右ページの半分 
            「指書き」+「なぞり書き」+「うつし書き」
 ○2日目(火曜日)  右ページ残り半分
 ○3日目(水曜日)  左ページで練習
 ○4日目(木曜日)  テスト(1回目)
 ○5日目(金曜日)  テスト(2回目)
 
Ⅱ使い方
①1日目、2日目(右側ページ)

その1 机の上は、スキル・鉛筆・消しゴム・下敷きだけ

スキルで漢字練習するための、前提条件である。
必要のないものは、すべて机の中にしまわせる。
余計なものがあると、机から落ちたりして、リズムが悪くなる。
これは、どの教科でも当てはまることである。したがって、教科書もいらない。

その2 「指書き」こそていねいに

 3つのキーワードのうち、最も大切なのは「指書き」である。
 ①机の上で指書きをする。
   画数を声に出しながら書く。
   曲がり、はらいなどは「ニーイ」と伸ばして唱える。
 ④見ないで書けるようになるまで鉛筆は持たない。
   低学年では「10回練習しなさい」など数値を示した方がよい。

指示1:

 「指書き」をします。スキルを上にずらして、机の上に書きます。

説明1:

 「指書き」をします。スキルを上にずらして、机の上に書きます。

大きさを具体的にイメージさせることが、低学年では特に効果的である。

指書きは、筆順を声に出して言うのです。声に出すと、目で覚えるだけでなく、耳でも覚えることができます。
また、声に出すと脳の働きがよくなります。

 向山氏は指書きについて次のように述べている。

指で書けるようになるまで、えんぴつで書かせない。これは初めから鉛筆で書くより、はるかにすぐれた方法なのである。ほんのちょっとした ことだが、このちがいがものをいうのである。
 「向山洋一全集35 こどもが熱中する向山型漢字・言語指導 P16」

  黙って練習させるのではない。口も活用する。画数を言わせるのである。例えば川と言う 字なら「イチ、ニイ、サン」と、画数ごとに言わせて書かせる。つまり、「書き順」も「画数」も同時に練習させる。
「向山洋一全集35 こどもが熱中する向山型漢字・言語指導 P19」

また、2年間漢字スキルを追究し続けた熊本の奥田純子氏が、指書きの視点として、次の3点を重要視している。

 【指書きの視点】 
 ①指が宙に浮いていないか。
 ②はね、とめ、はらいをいい加減に指書きしていないか。
 ③鉛筆を持ったまま指書きしていないか。 

その3 いい加減にしない「なぞり書き」

 ①画数を唱えながら、なぞり書きをする。
 ②1ミリもはみでないように。

 「なぞり書き」の時に、必ず「指書き」の時と同じように「イチ、ニイ、サン・・・」と声を出して数えさせながらやらせることでよ。
 これを多くの教師はやっていない。だから子どもの意識が切れてしまう。
 伴 一孝著「子どもに力をつける基礎・基本のシステム」(明治図書)P70

 「なぞり書き」の時も、声を出して筆順を唱えさせるのである。
 また、なかなか点数が上がらない子は、字が雑である。
 練習の段階では、字をていねいに書くことを徹底して指導させる。

指示2:

なぞり書きは、1ミリもずれないように書いていきます。雑な人は書き直しですよ。

その4 「うつし書き」は手本とそっくりに

①画数を唱えながらうつし書きをする。
②教師と、隣同士となどで確認をする。

指示3:

上のお手本と同じように書くのですよ。

もちろん、画数を唱えながらうつし書きをする。
その後は、書けているかチェックを行う。

1.先生と一緒に書きます。(先生は黒板に、子どもは空書き)
2.先生に向かって書きます。(先生は、左手で鏡字を書く。)
3.目をつぶって書きます。

そのほかに、隣同士机の上に指書きしての確認、
 教室を2つに分けて右側の人が左側の人に向かって空書きなどがある。
 緊張の場面をつくるのである。
 
②3日目(左側ページ)
 1.読みがなを書く。
   まず始めに、読み仮名を書く。スキルの優れている点は、下に漢字の読み方として答えが書いてあるのである。
   書けない子には「わからなかったら、答えを見て書いてごらん。」と言えばよいのである。
 
 2.指書き
    筆順を声に出させて、机の上に指書きさせる。注意点は、1・2日目と同様。
 
 3.なぞり書き
    見ないで指書きできたら、なぞり書きに入る。もちろん、声を出させる。
 
ここでのポイントは

縦に練習していくのではなく、横に練習していく

ことである。縦に練習していくと、時間のかかる子は後ろの字を練習することなく時間が終わってしまう。
 横に練習していけば、最低1回は練習することなるのである。
 
④4日目(テスト1回目)
 漢字スキル後ろについているテストを使用する。切り取るのが結構難しい。
 テストは、上の太い青枠に記入させる。
 テスト時間は2分程度とする。

指示4:

スキルを閉じなさい。名前を書いたら始めなさい。上の段、青い太線の枠に書きます。

指示5:

やめ。隣同士でテストを交換しなさい。
昨日練習したスキルのページを見ながら、○をつけてあげなさい。
○をつけるときは、友達のためを思って厳しくつけてあげなさい。
間違っていても×はつけません。そのままにしておきなさい。○だけつけてあげます。

指示6:

○か×か2人で相談しても分からないときは、2人そろって先生の所へもってらっしゃい。

 この時に、採点の基準を伝えていく。
「木偏ははねてもはねなくてもどちらでもよいことになっています。」
「点がないと画数が少なくなってしまうから、間違いです」
など、簡単に説明する。慣れると、来なくなってくる。
 
最後に点数を発表させる。発表させることで、子どもたちの点数は格段に上がるのである。

指示7:

順番に点数を言ってもらいます。もし、みんなの前で言うのが嫌な子もいるでしょう。その時は、後で先生の所に来て教えてください。また、100点でも言うのが嫌だという人もいるでしょう。その人も後で教えに来てください。

 何回かすれば、みんな人前で発表するようになる。
 その後、スキルにテストを挟んで終了。
 
⑤5日目(テスト2回目)
 2日目のテストは、間違ったところだけテストを行う。間違った問題だけを書くから、
力がつくのです。 間違った問題だけなので、時間は1分程度。

指示8:

昨日間違った問題だけ、下の細い青枠に答えを書きなさい。始め。
全部あっていた人は、シールを枠の上の点線○に貼りなさい。

指示9:

やめ。隣の人と交換して、○をつけてもらいなさい。

昨日の点数と、今日あっていた点数をたして、100点とする。
慣れてくると子どもたちは、自分で行ってしまう。先生が来る頃には、終わっているのである。
 
<参考文献>
伴一孝著「子どもに力をつける基礎・基本の徹底システム」(明治図書)
TOSS加賀著「目から鱗の漢字指導法」(明治図書)


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