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TOSSランドNo: 1899326 更新:2012年12月31日

低学年授業開始のシステム!活動しながら自然と整列させる活動の組み方


1 趣意説明

素早く集合・整列ができることはなぜ大切なのか。
それは、

運動量を確保する

ためである。
 まずは、趣意説明をする。

説明1:

みんなは、体育が好きですか?先生も大好きです。たくさんみんなと運動をしたいです。でもね、「先生が集まります」と声をかけてもみんなが、ゆ~くりと集まると、それだけで運動する時間がなくなります。逆に、みんあが素早く集まると、運動する時間がたくさんになります。さあ、みんなはゆっくりと、素早くと、どっちがいいですか?(素早く)そうだよね。体育の時間は「素早く」集まりましょうね。

2 集合は変化のある活動で組んでいく

 趣意説明をしたあとは、いろいろな活動で集合の仕方を組んでいく。キーワードは、

変化のある繰り返し

待たない

の2点である。
 
 低学年だから、全員で並んで体育館や外に向かうことが多い。
私は、子どもがやってきたら次のようにいきなり指示を出す。

指示1:

どこでもいいから壁にタッチしてきなさい。タッチしたら先生
のところへ集まりましょう。

子どもはダーッと走っていって、戻ってくる。
 その時に、「1番、2番、3番・・・」と手をタッチする。4分の3が戻ってきたところで、次の指示を出す。

指示2:

さっきと違う壁にタッチしてから集まる。

この間に、教師はさっきと違う場所に移動する。戻ってきた子ども達は、先生が異動しているので、さらに必死になる。私はわざと足の速い子から離れ、運動の苦手な子側に寄ることが多い。

 さらに、次のように変化をつける。

指示3:

スキップで行って戻きなさい。
ケンケンパーで行って戻ってきなさい。
どこでもいいから、自分より背の高いものに触ってきなさい。
何でもいいから、黄色いものにタッチしてきなさい。
何かの周りを3回回ってきなさい。
お友達と馬跳びをして壁までいって、戻ってきなさい。
何にでもいいから10秒ぶら下がってきなさい。

これを1時間の授業の開始で行う。わずか数分である。
 そして、最後に「整列」させる。素早く戻ってきたら、並ぶという活動を繰り返し行っているから、整列も速い。
 また、必ず

活動させたら賞賛する

ことが低学年にはなによりも大切である。

①速いなぁ  
②みんな凄い
③戻ってきてちゃんと体育座りができてる
④きれいに並べているなぁ
⑤素早い動きができるようになってきた
⑥集合が速くて、スーパー1年生だなぁ
⑦よく頑張って集合したね  
⑧えらいね
⑨みんなの並び方が素早くてびっくりしちゃうなぁ

 このように、低学年なら一つ活動したら一つは褒め言葉を入れたい。そしてまた活動させて、できたら褒める。この繰り返しで素早く集合することを体感させる。

3 ゲーム化する

 また、低学年ならば集合をゲーム化するのもお勧めである。

指示4:

2人ペアを作ります。出来たら座ります。

 できた順に「1番、2番、3番・・」とできた順に座らせていく。いつも同じペアにならないように次のような変化をつける。

指示5:

①さっきと違う人とペアになります。
②男女でペアになります。
③3人組になります。
④4人組になります。
⑤5人組になります。
⑥先生が太鼓をたたいた数だけグループを作って座ります。

授業の開始に何も言わなくてもピシッと集合し、整列している状態にしていくのが理想だ。しかし、なかなか低学年はそうできない。 それを怒るのではなく、運動量を確保する活動を通して、しかも楽しく褒めながら素早く集合・整列ができるようにする方法もある。
 
参考文献『楽しい体育の授業』誌 2011年4月号


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