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TOSSランドNo: 2310249 更新:2012年12月31日

全員の原則


 全員の原則:指示は全員にせよ。

 指示は、全員に徹底していかなければならないと向山洋一氏は言う。
 全員に伝わるような指示をしていくのである。
 学級が混乱するのは、指示が全員にされずに、一部の子供になされるからである。
 社会科見学にいった時である。3年生のA君が、私のところにきた。
 「先生、トイレにいっていいですか。」
 「我慢ができなければいいですよ。」
 我慢できそうもないA君だけにいった。牛乳工場の人が説明している途中であったからである。
 ところが、A君の行くのを見た他の子供たちが、何人か走り出した。
 A君の行くのを見て、トイレにいってもいいと思ったのである。あわてて、私は全員に指示をした。

指示1:

トイレにいくのは、説明が終わってからです。それまでは、自分の席から動いてはいけません。

 この指示によって、混乱は静まった。全員に指示しないで、一部の子供だけに言ったのが混乱の原因である。

 野口芳宏氏は、全員を授業に参加させる方法として、次のように述べている。

 全員に活動を促す手軽な方法として私はしばしばノートに○×を書かせる。
 「上手に読めたと思う人は○、あまり上手ではないと思う人は×をノートに書いてごらん」
というように指示するのである。
 このような指示は、常に友達の活動に対する自分なりの評価や判断をせざるを得なくする。そこで子どもたちは授業の傍観者ではいられなくなる訳だ。

  野口芳宏著 「写真で授業を読む⑥ 音読の授業 「ひらいた、ひらいた」

 ○、×をつけさせることによって、全員が学習に参加してくるのである。
 ○、×であるから誰でも選択できる。○か×かを選択することによって、自分の立場がはっきりする。
 自分の立場がはっきりすることによって、授業にも参加できる。
 このように全員に指示していくことが、大事なのである。
 子供を活動させる時、授業に参加させる時の原則である。

 全員に指示する時の留意点がいくつかある。

 1.作業をさせながら指示してはいけない。
 2.指示した内容を途中で変えてはいけない。
 3.全員指示通りできたか、確認する。

 子供がノートに書いているときに、新しい作業の指示をしてはいけない。

指示2:

全員鉛筆を置きなさい。置いたら先生の目を見なさい。

 こういう指示をしてから、次の作業の内容を言うのである。
 次に大切なのは、一度指示した内容は途中で変更しないことである。
 「先生、終わった人は読書をしていると言いましたが、お絵かきをしていてももいいですか。」
 これを認めていくと指示が徹底しなくなる最後まで、変更しないことである。
 あとは、指示通りできたかを確認し、評価していくことである。
 全員を評価していくことが大切である。

指示3:

ノートに自分の考えがかけた人は鉛筆を置きなさい。

 全員が終わるのを評価する。終わらなければ待っているか、終わらない子供のところにいって個別指導をする。
 全員が一つの活動を完了したのを確認してから、次の活動に入っていくようにする。


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