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TOSSランドNo: 2008113 更新:2012年12月31日

星野富弘さんから学ぶ生き方                          ~努力の積み重ねは生きる喜びにつながる~


発問1:

この文字、何歳の人が書いたものでしょうか。

_______

5歳くらい。

説明1:

実は、26歳の人が書いたものです。
星野富弘さん。今は65歳。
スポーツが大好きで、中学校の体育の先生でした。
ある日、クラブで前方宙返りをした時、頭から落ちて首から下が動かなくなってしまいました。
寝たきりで天井を見つめるだけの日々が何年も続きます。

____
____

発問2:

あなたが星野さんだったら、どうですか。

いやです。つらいです。

説明2:

あるエピソードを紹介します。目を閉じて。

食事の時のことだった。母の手元がふるえて、
スプーンの汁をこぼしてしまった。
私の口の中のご飯粒を母の顔に向けて吐き出して、怒鳴った。
チキショウ。クソババア。
おれなんて産んでくれなけりゃよかったんだ。

目をあけます。星野さんは死にたいとさえ考えていました。

説明3:

そんなある日、星野さんを変える出来事が起こります。
同じ病室だった中学生の男の子から「ぼうしに寄せ書きをしてほしい」と頼まれたのです。
でも、星野さんは手を動かすことができません。

発問3:

星野さんはどうしたと思いますか。

口で書いた。お母さんに書いてもらった。

説明4:

こうやって書きました。(口にペンをくわえて書いている様子を見せる。今回は映像を用いた。)

指示1:

皆さんも口にくわえてカタカナの「ア」を書きます。
机の上のティッシュを鉛筆に巻いていいですよ。

指示2:

感想をどうぞ。

難しいです。グラグラしてしまいます。

説明5:

星野さんも最初に書けたのは、たった一つの点だけでした。
それでも、星野さんの字を見た男の子は、とっても喜んでくれました。
星野さんは、こう思いました。 読みます。さんはい。 (自分にもできることがある。)
死にたいと思っていた星野さんは、字を書くことで生きる喜びを見つけたのです。

説明6:

この日から、星野さんの努力の日々が始まります。
最初は、一日10分書くのが精一杯。 長時間書くと、熱が出てしまうのです。
鉛筆がのどにあたって吐き気がします。強く噛みしめて血がにじみます。それでも、やめません。
字を書けたことが嬉しくて、嬉しくて仕方なかったのです。
いつも励ましてくれている人に手紙を書くようになり、絵にも挑戦しました。

__

指示3:

(星野さんが描いた絵をいくつか見せ)感想をどうぞ。

上手です。

説明7:

星野さんの作品は、多くの人を感動させ、群馬県に富弘美術館ができました。
先生も行って来ました。
星野さんの作品を見ていると、なんだかパワーがもらえました。

_____

指示4:

先生のお気に入りの作品を紹介します。
読みます。さんはい。 (「菜の花」の詩を全員で読む)

___

星野富弘『新版 愛、深き淵より。』学研パブリッシング 2000
星野富弘『ことばの雫』いのちのことば社フォレストブックス 2008
星野富弘『かぎりなくやさしい花々』偕成社 2004
富弘美術館ホームページ http://www.tomihiro.jp/
2010年学生模擬授業インカレ東日本予選 吉岡里那氏の授業


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