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TOSSランドNo: 2320672 更新:2013年01月01日

からだに問題のある子への対処の仕方


 本校におけるからだに問題のある子どもには次のような内容がある。
 心疾患、腎疾患、アトピー、喘息、食物アレルギー、薬アレルギー、てんかん、肥満、偏食などである。
 これらは学級担任だけの指導では難しい。本校では、全校職員が共通理解を図り、指導に当たっている。
 心疾患、てんかんの場合には定期検査を行ってもらう。医師の診断で運動を行っても良いかを判断する。
 特に水泳の前には、必ず医師の診断書を提出してもらい、保護者と相談する。入水するときには保護者に見てもらうようにする。
 異常があった場合の緊急連絡先、病院等についてはあらかじめ、保護者と話し合っておく。応急処置については、養護教諭が対処できるようにしておく。
 これらの疾患についても教職員が共通理解を図り、緊急時に対応できるようにしておく。

1.アトピーの子どもへの指導

 「アトピーなのでプールの塩素濃度を下げてほしいと言われた」時は、以上の説明を保護者に行い理解してもらう。
 足洗い槽、腰洗い槽の使用は避け、シャワーだけにすることが望ましい。
 一方的に説明するのではなく、子どもの状態について十分話し合い保護者の納得を得るようにする。水泳学習の大切さを説明し、できたらプールに入るような方向に指導していく。
 その際、水泳後の処置に付いて共通理解を図る。第一の処置は、水泳後シャワーをよく浴びることである。泳ぐこと自体が皮膚に対して大変な刺激になることはない。しかし、プールに入ったときなどは必ずその後、シャワーを浴びるようにする。
 お風呂に入る場合は、普通にお風呂に入っている時間よりも長く入っているようにする。
 第二には、外用薬などのケアをすることである。泳いだ後に適当な薬を塗らないと皮膚の表面は、乾物のような状態になる。アトピー性皮膚炎の症状も悪化する。
 つまり泳いでもその後にきちんとケアをしておくことが必要である。
 ただし、あちこちにかさぶさがついている場合には傷口から汚れが入って悪化する。そういう場合は早く治療してただれやかさぶさがないような状態にしてから泳がせる。最終的には医師の診断に従う。以上のような事柄に付いて学校全体で共通理解を図り、保護者に説明し理解をしてもらった上で指導していく。
 アトピーなのでプールには入れないというのではなく、適切な処置があれば入水できるのである。

2.偏食する子どもへの指導

 偏食をするといって、一方的に「食べなさい」と指導しても効果はない。
 子どもの嗜好を育てるために、調理方法の工夫や食事のあり方を考えてもらう。嫌いな物でも調理方法が異なれば食べやすくなる。
 A君の母親にはトマトを使った料理を工夫してもらい、母親にも食べてもらうようにお願いした。学年の終わりには少しずつ食べられるようになった。
 偏食の理由として食べず嫌いがある。子どものわがままを許し、子どもの好みにあったものしか食べさせなかったために、食べず嫌いになった場合である。
 B子さんは魚が嫌いであった。魚が出るとほとんど手をつけなかった。母親に聞いてみると家庭でも食べないという。
 肉が好きでいつも肉料理が多いという。食べれば食べられる。子どものわがままを少しずつ変えていく努力をお願いした。
 魚料理も調理し、魚のおいしさを経験させてもらうようにした。
 自分の好きな物だけでなく、いろいろな物が食べられるようにお願いした。
 学校でも仲良しグループの中に入れ、楽しく食べられるようにした。また、バランスのよい栄養の取り方を理解させ、自分から食べるようにしていった。
 偏食をする子どもは自分が納得しない限り受け付けない。わがままを少しずつ直していく中で、魚も食べるようになった。
 食物アレルギーについては栄養士から全学級に調査がなされた。アレルギーの食物に応じて、個別に対応していくことになった。アレルギーの食物としては次のものがあがった。

 ・ 鯖
 ・ ぎんなん
 ・ えび
 ・ かに 
 ・ 青魚
 ・ 卵
 ・ 牛乳
 ・ 大豆
 ・ 鮭

 対応としては、アレルギー食物のある場合、その食物抜きの給食を作り、個別に子供に与えるようにした。
 例えばえびやかにがアレルギー食物であれば、えびやかに抜きの給食を与える。
 代替のきく場合には、代替の食物にする。例えば牛乳が飲めない場合には豆乳にするなどである。

 薬アレルギーの子どももいる。学校では投薬しないが、怪我や病気で病院に連れて行ったときに対応できるようにする。
 あらかじめ緊急医療カードに薬アレルギー名を記入しておいてもらう。勿論、事前に調査し、学級担任、養護教諭はどんな薬がアレルギーを起こすか把握しておく。
 保護者が付き添えず、病院で投薬の必要が生じたときに医師に話せるようにする。

 最後は肥満である。肥満の重い子どもは子ども病院に行って相談するように指導する。
 栄養面、運動面から治療していく。


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