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TOSSランドNo: 6328693 更新:2013年01月01日

特別支援学級の実践〜生活単元学習に観光立国の視点を入れる


単元作成の2つの視点

生活単元学習の単元をつくる場合、2つの視点でまず、みる。

1) 子どもにどんな体験をさせたいか
2) 子どものどの力が弱いのか

1) 子どもにどんな体験をさせたいか

これは「教師の願い」である。
 願いがあれば、どんなものでもいい。
 例えば、「熊本市の宝物を見せたい」と考えれば、それが「体験させたいこと」となる。
 ここが出発点である。
 観光立国教育の単元をつくるにあたって、昨年度、実践した「熊本城へ行こう」の単元は「熊本城を見せたい!」という私の願いを具現化したものである。
 この願いが単元の核となる。
 様々な生活単元学習の題材があるが、どの単元も教師の願いがあるはずだ。

2) 子どものどの力が弱いのか

これは「教科の力」「領域の力」のことである。
 例えば、「作文の力が弱い」という実態があれば、「作文をまとめる」という活動を単元の中に入れる。
 「計算の力が弱いので、体験させたい」となれば、「買い物学習」などお金を扱う活動と「計算を行う」活動を意図的に入れて行くことになる。
 人とのコミニュケーションをもっと増やしたい、ということであれば、「交流」の場を設定するだろう。
 この部分が「一部、または全部を合わせた」
ということになる。
 つまり、2つの視点で単元の「題材」と「学習する内容」をリンクさせるのである。

生活単元学習の年間計画

本学習は3つの柱から単元を組み立てている。

①行事単元
②季節単元
③交流単元

①は例えば、「七夕」「運動会」などである。
②は例えば、「イチョウを見に行こう」や「月の花を調べよう」などである。
③は例えば、「○○小学校と交流しよう」になど他の学級とふれあう単元である。
 この単元の柱の具体的な題材として「観光立国の視点」を入れるとよいのである。

単元「江津湖に行こう」

今年、計画している単元は「江津湖に行こう」である。
 江津湖とは水のわく湖である。阿蘇に降った雨が地下水となり熊本市の江津湖から湧き出る。
 とても自然が豊かなところである。
 水前寺公園もその一部である。
 熊本市の子ども風土記を作成した時、「江津湖」の自然、特にめずらしい植物と水、そして、文学(俳句など)に関心をもった。
 子どもたちは、江津湖でザリガニをとったり虫をとったりして魚つりをしたりして楽しんでいるところである。
 水前寺公園が有名な観光地であるが、水前寺公園を含む「江津湖エリア」をぜひ、子どもたちに知ってもらいたい。
 そこで、次のように計画をしている。

 <単元計画>
 第一次
 ①江津湖について知ろう(2時間)
  ※江津湖ってどんなところ?
   (ネットで調べたことを示す)
  ※江津湖のエリアポイントを示して
   どこに行きたいかを聞く。
   (例、水前寺公園、遊水池など)
 ②いつ、どこで、だれと、どうやって
  何のために、行くのか、見通しを
  立てる。(4時間)
 第二次
 ③見学に行こう(6時間)
  ※計画したように、体験(見学)する。
 第三次
 ④学習のまとめをしよう。(5時間)
  ※写真作文を書こう(1時間)
  ※江津湖マップをつくろう(2時間)
  ※江津湖の紹介文書こう(2時間)


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