TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/10/16 現在)

21653
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 1235125 更新:2012年11月30日

「海の匂い」(岩間芳樹作詞廣瀬量平作曲)の指導法


組曲「海の詩」のなかの1曲。4部合唱で、音域も広く、基礎的な歌唱力は必要。

1. 指揮にあわせて、3拍目の四分休符で「あ」の口で息を吸う。

吸う音が聞こえるくらい、たっぷりと。直前の八分休符でブレスをしたのでは、普通のクラス合唱ではでだしが遅れて揃わない心配がある。

2. 八分休符でいったん息を止めて、「あの」と歌い始める。

「あの はるの あのあさ」と言葉がはっきりわかるように、口を開けてクリアに歌う。
 ↑   ↑     ↑  ↑
また、「あのっ はるのっ あのあさっ」と語尾が乱暴になりがちなので、「あの~ はるの~ あのあさ~」と余韻を残した歌い方を工夫するとよい。「待った」や「おれたちは」も同様

3.途中に休符が入るが「あの/ はるの/あのあさ」と別々の固まりにしないで、気持ちは「あの春のあの朝」とひとまとめに、同様に、「鈍行列車を待った無人駅」「俺達は都会へ向かった」の3段階で「向かった」にむけて歌うイメージ。 
4.男声のハミングは、歌いにくければ「ウ」でも「オ」でもよい。

一番上手に歌える声で歌う。「都会へ」は、男声は強調です。1拍めの休符で、たっぷりブレスして、遅れずにはっきりはいること。

5.「向かった」で4パートが揃います。タイミングを揃えて、全員で一緒に発音する。

特に、「むかった」となりやすいので、「た」はやさしく、のみこむように、しかし、t の子音ははっきりと。
「むかっ」の「っ」で指揮者伴奏者もタイミングを合わせて、次の新しいテンポを作っていく。

6.「窓辺に続く・・・」以降は、テンポよく、ぐんぐん歌っていけばよい。

注意するのは3連符があるので、それを軽く扱わないで、はっきりと歌うこと。「こらえるためーじゃない」の「めー」でクレシェンドをかけること。そこで大きくしておくからこそ、「不安が」のpが効果的に感じられるのです。「FUAN」とはっきり発音すること。「ふぁんが ふぁんが ふぁんが」では全く緊張感がでません。「FUAN×3」で倍増していくのです。

7.細かいことですが、「つのるんだー」の「だー」は2小節十分伸ばせるブレスをして、4/4の小節の頭で揃って切る

「ひざ」のH、「かかえた」のk など、子音をはっきり歌うこと。「ボストンバック」は「バックッ」ではなくて「バックー」

8.「海の匂いが」で、それまでの雰囲気をがらっとかえるつもりで、ゆったり感をイメージして歌う。

特に「に<お>い」とふくらませて歌うことで、柔らかさが出る。くれぐれも、「海の匂いが」は一息で歌うこと。

9.以降、繰り返しの部分は上記に同じ。

言葉としては「春」の「A」の母音で、温かさをイメージする。「冬」の「F」「冷たい」の「TSU」「T」で冷たさを、「夏」の「ひざかり」「さかな」で暑さをイメージして歌う。

10.「ふるさとは」以降、曲の雰囲気が変わる。新しい雰囲気を、ピアノ伴奏の連符一瞬でつくる。

1回目はff、たっぷり、ゆったり、心の限りに叫んでみて。2回目は、もっと心を込めて、感情をおさえて、でも、客席の一番後ろまで思いが届くように集中力を保ったままで歌う。 
フレーズの終わりが短くならないように、全員でたっぷり吸って、ブレスを揃える、伸ばす長さを揃える、そんな事を意識して歌いましょう。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド