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TOSSランドNo: 4463199 更新:2012年12月31日

5年「花粉のはたらき」 (3/5)  花粉管を見てみよう!


誰でもできる楽しい理科授業  東京書籍版 2001  

5年「花粉のはたらき」 (3/5)  花粉管を見てみよう!

                         作成者 福島アンバランス 大堀 真  

【 準備物 】

1 顕微鏡 
2 スライドグラス +寒天培養地
3 花粉。(ホウセンカ、あるいはインパチェンス=アフリカホウセンカが望ましい)
4 できることなら顕微鏡投影装置

 事前の準備。
1 前の時間にでも「この次の時間に花粉が生きているという証拠をみせてあげるからね」と
  さりげなく言っておくこと
2 寒天培養地を作っておくこと。(後述)

指示1:

花粉が生きているという証拠を見せてあげます。
寒天培地に花粉をのせて、テレビに写してみます。

テレビを見なさい。
(顕微鏡投影装置=顕微鏡に接続する超小型テレビカメラ 商品名「ちいさいゾウ」で写した)
アフリカホウセンカの花粉が写っています。
黙って三分間見ていてごらんなさい。
あることが起きます。

テレビ画面を見ていても、はっきりわかるぐらいのスピードで花粉管が伸びる。
投影装置がない場合、花粉管の写真を見せるか、黒板に図をかいて、
このようなものが見えるということを言ってから観察させたほうがいい。

発問1:

みなさんの分もプレパラートを用意しました。
これです。
寒天とお砂糖を使って、めしべの柱頭の湿り気とネバネバに近い状態を作ったものです。
見たい人?

大方の子が見たいというので、顕微鏡の数に合わせて、寒天培地に花粉をつけて渡す。
花粉はたくさんつけすぎないこと。まばらな方が観察しやすい。

支援   
観察ができているかどうか、各グループをまわり、
子どもが「見えない」と言う場合は顕微鏡をのぞいてみて
花粉管が伸びている部分をさがしてやるといい。

花粉管が伸びたところをスケッチさせ、
思ったこと、気づいたこと、わかったことをノートに箇条書きにさせると良い。

ただし、これは発展課題であるから、時間との兼ね合いでノート作業は分量を加減する。
全員が観察をほぼおえた時点で終了する。次にすすむ都合があるから。

説明1:

アサガオのめしべのつくりを学習した時、実になるところと柱頭は離れていました。
花粉は柱頭につきます。
実ができるところは、めしべの根本です。
今見た、花粉管は柱頭からめしべの根本までずうっと伸びていくのです。 

指示2:

教科書を見なさい。
二種類のめ花が図に書いてあります。上の図は、柱頭に花粉をつけたあと袋をかぶせた雌花。
下の図は、花が咲く前に袋をかぶせた雌花です。

二つの雌花の図をノートに書き写し、
それぞれ「花粉をつけた雌花」「花粉を付けない雌花」と説明を書きなさい。

発問2:

二つの雌花を比べて、どちらも同じように実ができるという人は○、
いや違うという人はバツを書きなさい。

 かんたんに意見分布をたしかめる。花粉を付けない方は実ができないと考える子が多数である。
 袋かけの実験は、教師がやることを告げて終わりにした。

 ※ ヘチマの雌花は数が少ない。雌花のもとはたくさんできるが、
開花する前に大多数は成長途中で腐って落ちてしまう。

よい状態の雌花があれば、子どもたちといっしょに袋かけができるが、本校では無理であった。
とくに、各グループ分、花粉をつけたものと付けないものを用意するのは、数の上でほぼ絶望的である。
学級に一つ、教師が準備すれば十分である。(ただし、万一腐った時のためにスペアは必要である)

【寒天培地の作り方】

★ 水100ミリリットルに、寒天を1~2グラム(私の個人的感覚では1グラムでいいかなと思う)
  砂糖を、8~10グラム。
★ なべ、またはビーカーで煮立てる。
★ 寒天がとけたら火を止め、ピペットを使ってスライドグラスにたらす。
★ 前日に作る場合は、タッパーウエアに紙タオルをしき、
  少し水を含ませた上にスライドグラスをならべ密閉する。
  培地が乾燥してしまうとうまく花粉管が伸びてくれない。

★ 同僚の先生も花粉管を見るのは初めてだと言っていた。
  ホウセンカは花粉管の伸長が速くあれよあれよという間に伸びる。
  こんな小さな花粉が生きている!という感動を味わえるネタである。
  培地の作り方も決して難しくない。時間も10分もあればできる。
  大堀がおすすめする観察ネタである。

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