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TOSSランドNo: 9121430 更新:2012年12月31日

マグロと三崎のまちづくり


説明1:

まぐろの水揚げ風景です。

説明2:

かちかちに凍ったまぐろが、船から降ろされています。

説明に合わせて、冷凍マグロの水揚げ風景の写真を提示
三崎魚市場のマグロの写真を提示

説明3:

まぐろは、市場に整然と並べられます。

発問1:

この市場、どこの市場ですか。

説明4:

三浦市三崎の魚市場ですね。

凍っているマグロの写真を提示

発問2:

なぜかちかちに凍らせてあるのですか。

マグロの漁場を示す世界地図を提示

説明5:

遠く離れた海で漁をするからです。1度漁に出ると、何ヶ月も、時には1年以上も戻ってきません。
だから、捕ったまぐろを、船の中ですぐに凍らせるのです。

発問3:

1年近く漁に出ることを、何漁業と言いましたか。

説明6:

遠洋漁業ですね。

三崎魚市場の写真を提示

説明7:

三崎は、日本でも有数の遠洋漁業の基地なのです。

三崎の町にあるマグロの看板などを写した写真を提示

説明8:

三崎の町には、「まぐろ」の文字がたくさんあります。
まぐろを通して、多くの人に訪れてもらおうと、さまざまな取り組みが行われています。

「産直センターうらり」や朝市の写真を提示

説明9:

魚市場のすぐ隣にある「産直センターうらり」
まぐろを扱う店が、たくさん入っています。
日曜日に開かれる朝市。
東京や横浜からも、大勢の人が朝早くから訪れます。
もちろんお目当てはまぐろ。

世界のマグロ消費量に見る日本のマグロ消費量を示すグラフを提示

説明10:

日本人は、世界で一番といわれるほど、まぐろを好んで食べています。
世界の消費量の1/3が、日本で消費されています。

財務省通関統計、FAO FISHSTAT出典の「日本のマグロ漁獲量、輸入量、輸出量」のグラフを提示

説明11:

赤がまぐろの輸入量。青がまぐろの輸出量を示します。

発問4:

このグラフから分かることは何ですか。

指示1:

分かったこと、気づいたこと、思ったことを、ノートに箇条書きしなさい。
箇条書きですから、①・・・ ②・・・と番号を付けていきなさい。

できるだけ多くの子に発表させる。

説明12:

日本は、まぐろを大量に輸入しています。
日本は、外国にとって、まぐろの大きな市場になっています。
外国では、日本に売るためのマグロ漁も行われています。
そんなマグロ漁に関して、今世界的に大きな問題が起こっています。

発問5:

どのような問題だと思いますか。

説明13:

このような内容のニュースが流れることがあります。
マグロの捕りすぎを押さえるために、漁獲量を減らし、制限するという決まりが、
様々な会議で決まるようになったのです。
「マグロが食べられなくなる」
「すし屋からマグロが消える」などという見出しで、テレビの番組が流れることもあります。

できれば、実際の記事を提示したい。

メバチマグロ・・・東太平洋、大西洋
クロマグロ・・・・・西大西洋、東大西洋
ミナミマグロ・・・南半球
世界自然保護基金(WWF)作成資料より

説明14:

WWF「世界自然保護基金」の資料では、このマグロが特に量を減らしている、黄色信号だと出ています。

発問6:

マグロの需要は高い。しかし、量は減っていく可能性が高い。
この問題、どのように解決したらよいでしょうか。

解決方法があるかどうか、近くの人と相談しなさい。

班で相談させてもよい。
意見を発表させる。

発問7:

5年生のときの復習です。解決方法の一つのキーワード。
「とる漁業から」何ですか。

説明15:

「とる漁業から、育てる漁業へ」です。
「育てる漁業」別の言い方で、漢字二文字。
「養殖」です。

説明16:

マグロの養殖は、かなり前から行われてきました。
若いマグロを捕り、それを生簀に入れ、えさを与えて大きくするという方法です。
蓄養といいます。

説明17:

皆さんが食べているまぐろのかなりの割合が、この蓄養のまぐろです。
ですが、若いまぐろを捕ることから、まぐろの減少に影響があると、制限を加える動きもあります。
また海の生態系を壊すという問題も指摘されています。

発問8:

では、蓄養に問題があるのなら、さらにどのような方法を考えますか。

班や近くの子と相談させ、発表させる。

説明18:

卵からふ化させ、それを大きく育てる、完全養殖といいます。
まぐろの完全養殖の研究も、もうかなり前から行われています。
しかし、まぐろは大変難しい魚で、その生態もまだ良く分かっていない部分があります。
完全養殖は、なかなか実現しませんでした。

説明19:

2002年、近畿大学が「、クロマグロの完全養殖に成功します。
世界で初めてのことです。
研究を始めて、35年間かかりました。

大島実験場で生まれた卵と、孵化して間もない稚魚。
1年後に約4キロ、2年後に20キロと急成長する。
※マグロの完全養殖に関するHPなどから、写真を探す。

マグロ養殖用のいけすの写真を提示

説明20:

直径35mのいけすで育てます。

マグロ完全養殖のいけすで泳ぐマグロの写真を提示

説明21:

生簀の中で泳ぐマグロです。
マグロはずっと泳ぎ続けなければ生きていけません。
生簀で育てるのは、かなり難しいそうです。

説明22:

2004年9月3日、完全養殖のクロマグロが初めて市場の出荷されました。
今では、東京の大きなデパートで売られています。
まだまだ研究を進めていかなければ、安定した養殖はできないそうですが、
マグロの問題を解決する大きな方法だと期待されています。

三崎魚市場の写真を提示

指示2:

マグロの遠洋漁業は、三崎の町を支える大きな産業です。
マグロの減少の問題は、三崎の町にとっても大変大きな影響があります。
まぐろの完全養殖。
これは三崎の町にとっても大変有効なことでしょうか。
大変有効だと思う人は〇、
いや、三崎の町にとって有効ではないと思う人は×を、
ノートに書きなさい。

挙手で、立場を確認する。確認後、理由も発表させたい。

説明23:

マグロの問題を、次の時間から少し詳しく調べながら、
皆さんの意見を深めていきましょう。


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