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TOSSランドNo: 2600082 更新:2013年01月01日

推薦入試がらみのトラブル


Q25 保護者から、子どもがA高等学校の推薦を受けられなかった理由を聞きたいと言われた。

 高等学校の推薦を受けられなかったという問題が起こったとき、どのように対処するか。学校の問題として考えていく。
 担任に解決をさせるのではなく、学年主任、進路指導主任、教頭、校長と一緒に解決していく。学校全体の責任として対応していく。
 高等学校の推薦を受けられなかった理由を説明してほしいという問題については、次のように対応する。

 ① 学校としての推薦規準を設定しておく。
 ② 推薦規準を説明する場を設ける。
 ③ 個人面談で説明する。

 クレームがくる前に以上のことを学校として話し合い、決定しておく事である。そうすれば、保護者も混乱せず、クレームも寄せられない。事前に対応策を講じておくのである。

1.推薦規準を設定する

 一番大事なのは、学校としての推薦規準を設定しておくことである。
 規準が曖昧であると理由を説明してほしいといわれた場合に、責任のある答えができない。
 誰が聞いても納得のいく説明ができるように規準を明確にしておく。そのためには、校内で検討委員会を開き共通理解をしておく。
 学校としての共通の推薦規準が設定されていることが前提である。クラスによって違っていたというのでは保護者の信頼を失う。
 誰が聞いても納得のいく、公平な規準設定が大事である。推薦基準については次の手順で決定していく。

 ① 特別委員会を開く。
 ② 職員会議で検討する。
 ③ 校長が決定する。

 推薦基準は学校全体の問題である。特別委員会で原案を作成する。原案ができたら、職員会議で検討し全員で話し合う。
 最後の決定は校長である。推薦も最終的には校長である。校長の意志で最終判断を行う。

2.推薦規準を説明する場を設ける

 次は、保護者に推薦規準を説明する場を設けなければならない。個々の保護者に個別に説明するのは大変である。
 しかも説明に食い違いがあると混乱の原因になる。保護者会で、推薦規準を説明し共通理解を図る。
 質疑応答を行い、疑問のないようにする。学校と保護者が共通理解の場を持つことがトラブルを防ぐことになる。
 年間計画に位置づけ、十分な話し合いを持っていくようにする。
 学校の推薦基準を説明した後、必ず質疑応答の時間を設ける。学校の考えを間違って受けとめる場合が起こる。
 受け止め方が不十分であるとトラブルが起きる。一番良いのは文書にして説明することである。
 保護者の納得のいくような資料を提示して説明する。上記のトラブルの場合には、保護者に学校としての推薦基準を説明することである。
 そして保護者が納得するまで丁寧に説明することである。非があれば誤ることである。
 学年での説明会で共通理解を図る。そうしておけばトラブルが起きても他の保護者との関わりで、解決の方向が容易になる。

3.個人面談で説明する

 基準が明らかになった上で個別面談を行い、推薦できない理由を説明していく。学校としての推薦規準に基づき、保護者会で説明してあるので説明はしやすい。
 保護者が納得する資料を提示し、推薦の有無に付いて説明する。規準が明確になっていれば、本人の成績と照らしあわせて説明できる。
 保護者も推薦のシステムが明確であれば、推薦できないと言われても納得する。
 推薦入学でなく、受験していく方向でまとまる。そのための努力を学校は普段から行っていくのである。
 トラブルが起こってから対応するのではなく、トラブルの起こる前に対応策を立てておくことである。教師も保護者も生徒も気持ち良く進路決定できるようにする。
 情報公開の時代である。学校の推薦基準について説明を求められた時、即座に説明して納得させるような体制を創っておく事が必要である。


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