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TOSSランドNo: 2230084 更新:2012年12月31日

家族行事と学校行事


Q20 運動会の日に家族旅行をするので欠席すると言われた。

 運動会が日曜日や祝日に重なった場合、保護者から運動会欠席の連絡がある。「はい、結構です」と言って認めるのは簡単である。家族旅行が理由であるが、この場合は次のように対応する。

 1.運動会のねらいを話す。
 2.運動会は年間計画に位置づけられていることを話す。
 3.学校行事と家庭行事の調整を図ることを話す。

 いきなり言われると対応に困る。学校としてどのように対応していくのかを検討しておく。
 これは運動会だけではなく、他の行事についても同じである。文化祭や学習発表会に家族旅行を計画する保護者もいる。
 そのようなときに、学校としての対応が決定されていれば混乱しないですむ。

1.運動会のねらいを話す

 保護者は運動会よりも自己の都合を優先させる。旅行で欠席の連絡があったら、保護者と面談する。
 最初に、運動会が何のために行うのかのねらいを話す。運動会は日常における体育学習の発表の場である。個人の自己実現と集団としての楽しさを学ばせる場である。
 集団活動により、共通の目標を持つこと、その目標達成のための解決策をみんなで考え、方法を学ぶことができる場なのである。
 運動会が集団としての学習をする場として大切であることを話し、参加していただくようにする。
 運動会の教育的なねらいを話し、旅行の計画を変更して子供が参加できるようにしてもらう。
 保護者は運動会のねらいについては十分に理解していない。安易に考え、計画する場合がある。学校行事のねらいを話して説得する。
 その場合の留意点は、一方的に教師が話すのではなく、保護者に多くを語ってもらうことである。
 保護者の考えを十分に聞きながら、学校の立場を話していく。相手の心を開くような話し方、説明の仕方が大切である。

2.年間計画の位置づけを話す

 次に運動会は年間計画に位置づけられていることを話す。年度始めに学校の年間行事が保護者に配付されている。その中で運動会の期日が示されている。
 年度当初の年間行事を見て、家族旅行を計画してもらうようにする。いきなり運動会の期日を連絡するのではなく早めに伝える努力をする。
 普通、運動会は毎年同じ時期に行われる。あえて運動会に旅行の計画をたてないようにしてほしいと話す。
 例年と異なり別の月である場合には、年度初めに保護者に連絡しておく。保護者会や役員会でも説明し変更の理由を説明する。
 突発的に運動会の時期を変更すると混乱を招く。十分な連絡をしておく事が大切である。
 その上で保護者に年間計画の位置づけを話していく。誠意を持って学校の立場を説明する。学校行事の決定までの手順、方法を話して、十分な検討を経ていることを強調する。
 運動会の位置づけが計画的であることが理解できれば、保護者も学校行事に理解を示すようになる。焦らずに説明していく。

3.学校行事と家庭行事の調整を図る

 最後は、学校行事と家庭行事の調整を図ることを話す。子どもにとってはどちらも大切である。間に入って困るのは子どもである。
 子どもにすれば学級の子どもと一緒に運動会をしたいという気持ちが強い。しかし、保護者の都合で家族旅行にいくとなれば子どもも反対できない。
 学校行事と家庭行事の調整を図ってもらい、子どもが楽しみにしている運動会に参加させるようにする。
 一方的に保護者に説得するのではなく、運動会の趣旨を話し納得してもらうようにする。感情的になり保護者の考えを否定するのでなく、保護者の立場を受け入れながら調整を図っていくようにする。
 子どもが運動会に参加できる形にしていくことが教育的であることを理解してもらう。
 双方が気持ち良くできるように調整していく事が大事である。粘り強く保護者と話し合いを行いながら、子どもの気持ちを最優先して決定していく。


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