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TOSSランドNo: 5708631 更新:2012年12月31日

特別支援学級の実践〜黄金の3日間で行うべき3つのこと


1 黄金の3日間で準備すること

次の3つを行います。

A 子どもの実態を把握する
B 指導の方向を確定する
C 教材研究する

A 子どもの実態を把握する

子どもの実態を把握することがまずやることです。
 次の方法で実態を把握します。

1)指導要録(引き継ぎ文書)を熟読する
 2)もと担任の先生(授業を受け持った先生など)に話を聞く。
 3)保護者から話を聞く
 4)外部機関(医者、地域の方など)から話を聞く
 5)特別支援関係の書籍を読む

1)指導要録や引き継ぎ文書にあたります。多くはよい面を書いてあるはずです。だから、子どものよい面とは「できること」であることが多いのです。できる部分からスタートできます。次に知能検査や学力検査の結果を見ます。ここにどのような遅れがあるのかないのかが把握できます。
2)もと担任の先生などから話を聞く、というのはその子へのイメージを植え付けてしまう危険がありますが、それよりも情報を得るというメリットの方を優先します。聞く観点は「どのような時に困りましたか」と聞きます。すると、具体的な場面を話してもらえます。例えば、班活動の時に、友達を叩いた、とか、社会のまとめの作文が書けなかったなど、具体的な話が出ます。その話の中には、子どもの「特性」が含まれていることが多いです。コミニュケーションの問題だったり、こだわりだったりします。
3)保護者から話を聞く、こともとても重要です。できれば、春休みの時にお話した方がいいのですが、家庭訪問でもかまいません。向山洋一氏は次の9項目を保護者に聞かれています。『向山洋一は障害児教育にどう取り組んだか』(明治図書)
1 出産時の状態 2交通事故 3発作の現状(医師の話) 4親の判断
5 親の望み 6子の要求 7子どもの日常生活亜 8育て方の歴史 9行動特性の原因
4)外聞機関で一番聞きたい情報は「医者」の情報です。どのような診断なのか、どのような対応をすればいいのかを教えてもらえます。
5)特別支援関係の書籍を読むのは、障害の基本的な知識を知るためです。
 『達障害の子どもたち』(杉山登志郎)を強くすすめます。それに受け持つ子どもの障害に関する書籍は目を通します。

B 指導の方向を確定する

指導の方向を確定する、とは「ゴールを明確にする」ということです。
次の3つの方向から考えます。

1)生活面
2)学習面
3)運動面

子どもの実態と障害の特性を加味して目標を立てます。
 生活面なら「①コミニュケーション(友達や先生) ②こだわり行動、③行事に参加できる(社会性)」の3つから考えます。
 学習面では、重点目標を立てます。例えば、2年生の算数なら「かけ算九九を覚える」「繰り上がり、繰り下がりの計算ができる」というように、習得させたいものを選択し、それができればよい、というふうにします。
 運動面では、「休み時間の外遊び」ができるようにすること、体育の授業を好きになることの2つを中心にします。
 これらの3つの観点は、そのまま「個別の指導計画」になります。

指導の方向を確定する=個別の指導計画を作成する

C 教材研究をする

次のことをします。

① 黄金の3日間のシナリオを作成する
② 教科の教材研究ノートをつくる(1年分または学期分)
③ 子どもの特性に関した本を読む。
④ 教材教具を選定する

① 黄金の3日間は特に重要です。毎時間、どうするかというシナリオを作成し、1日1日をイメージします。イメージするために作ります。
② 教科のノートを作るのは年間の学習の見通しをするためです。行き当たりばったりにならないように、つくります。書籍のコピーやTOSSランドを片っ端からコピーしてノートに貼付けます。
③ 子どもの特性に関した本では、「特別支援教え方教室」と向山全集がおすすめです。子どもへの対応が学べます。
④ 教材教具は特別支援を要する子には天地を分けるほど重要です。あかねこスキル関係、百玉ソロバンは多くの学校で実証済みです。


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