TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/06/25 現在)

21642
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 6624208 更新:2012年11月29日

【運動会】 よさこいソーラン全指導記録


~4年生の練習記録~  2003年 秋 

1 全体計画

第 1時間目(9月 3日) よさこいソーラン<ビデオで前奏・けんぱの練習>
第 2時間目(9月 4日) よさこいソーラン<ビデオで1・2・3番練習>
第 3時間目(9月 5日) よさこいソーラン<ビデオで間奏とエンディング練習>
第 4時間目(9月 8日) よさこいソーラン<水掛 忍者・綱引き・波の踊り・やっこさん>
第 5時間目(9月10日) よさこいソーラン<間奏・エンディング>
第 6時間目(9月11日) よさこいソーラン<視線>
第 7時間目(9月12日) 鳴子の色塗り 
第 8時間目(9月17日) よさこいソーラン<腕の伸び、腰を落とす> と 80メートル走
第 9時間目 (9月18日) よさこいソーラン<力強さ> と タイヤ引き
第10時間目 (9月19日) よさこいソーラン<鳴子の使い方>
第11時間目(9月22日) タイヤ引き と 80メートル走
第12時間目(9月24日) よさこいソーラン<声>
第13時間目(9月25日) よさこいソーラン<入退場・鳴子とTシャツとバンダナ>
第14時間目(9月26日)20分の練習  よさこいソーラン<腰落とし・入退場>
運動会当日 (9月27日)

2 事前準備

【8月25日】
学校で、よさこいソーランを練習する。2時間を3回。音楽だけで踊れる自信ができた。
一番難しかったのは「ケンパ」だった。何度練習しても手と足があわない。しかし、繰りかえりするうちに手足が動くようになってきた。神経回路ができたと感じた。
 自分が踊れるようになっておく。難しいところはどこか、どんな方法で練習をすればよいか、何度すればできるようになるのか、大人と子どもとはどこが違うのか、子どもの足腰の筋力や柔軟性はどうか、様々なことを身をもって体験していれば、適切な言葉や指導手順が浮かんでくる。
 子どもにビデオを見せながら練習するのだが、最初の部分だけであった。一通り踊れるようになったところからが、本番である。ポイントを絞って全員ができるようになるには、ビデオだけでは無理である。

3 練習記録

【第1時間目】(9月3日) 前奏&ケンパ
       まず、ケンパを練習すた。
       前奏の説明のところを3回後、通し練習を繰り返す。
      
【第2時間目】(9月4日) 1・2・3番
       説明のところを3回後、通し練習を繰りかえす。 
       波の踊り、やっこを別途練習する。 
   
【第3時間目】(9月5日) 間奏&エンディング
       ケンパのチェック
       事前にケンパの練習をしていたのでエンディングまで一気に。  
       全体を通して2回。 
 3時間で一通りの練習ができた。このころになると、少数だが「先生、足が筋肉痛です」「腰が痛いので休みます」という子が出た。腰を低くした姿勢で踊る時間が長い。足腰に日頃はかけない負担がある。少しずつ慣れさせて、通して低い姿勢を保てるまでにきたえなければならない。

【第4時間目】(9月8日)
近藤がマイクとビデオ操作を担当する。他の教師2名は児童の中に入って個別指導に当たる。
前時までの3時間で、踊りの全部をとりあえず終えた。
今日は、前奏と1・2・3番から、難しそうなところを重点に指導した。
1、前奏を通して踊る。
2、水掛のポーズ 
 ・「腕をじょじょに上にあげていきます。1,2,3,4」
  といって、腕だけの練習をした。
 ・「開いた足をじょじょに閉じます。1.2.3.4」
  と言って、足だけの練習をした。
 ・「手と足を一緒にします。1,2,3,4」
  そろってきた。
3、前奏を通して踊る。
4、忍者のポーズ
  一番多い間違いは、手と足が同じ方に出ることだった。
  ひとりで全員を見ることはできない。
  2人の先生にも手伝ってもらった。
  近藤がマイクで「1,2,3,4」とリズムをとりながら、各クラス担任がそれぞれのクラス
 を見ていく。
  時間の関係で全員を見ることはできず、各教室で担任が見ることにした。
  「おへそを床に向けなさい」
  この指示は有効だった。一気に体が前に倒れた。
5、前奏を通して踊る。
6、網引きのポーズ
  「漢字の大の字を作ってひねる」「両手をそろえる」
  この指示で、ほとんどの子が、腕の回転を間違わずにできた。
  有効な指示である。
  腕を下に垂れたような子がたくさんいた。
  水平にそろえたい。弓を引いたところで「ストップ」と言って「腕は真横です」と指示した。
7、1~3を通して踊る。
8、波の踊り
  *これができない子が多い。先週、教室で全員の動きを見た。
   この時は、できる子、できない子を振り分けた。
   休み時間、できる子ができない子を教えていた。
  「足だけします。左足は動かしません。1,2,3,4(半回転)
  5,6,7,8(半回転)  はい、元に戻りました。」
  すぐできた。
  「腕の動きを加えて。右上、下、上、左回りで右上」
  これは、口で言うより、子供同士で教え合いさせるのがよいようであった。
8、やっこさん
  足だけの練習
  「左足で立ちます。1,2,3,4。足を交代、5,6,7,8」
  すぐできた。揃った。
  「右手は斜め上、左手は斜め下。1,2,3,4。 5,6,7,8」
  始めるときに、左右の確認をすると、間違わずにできた。
  「ちょっと、かっこよく見せます。1、の時、手を交差してから1、とします。」
  を付け加えた。
9、ハイハイッ と どっこいしょ かけ声のところ
  「手は上、次に横 ハイハイッ」何度もする。
  「手は、横、下、上 どっこいしょ」何度も練習する。
10、1~3を通して踊る。
11、上手な子、6名をステージに挙げた。1~3を通して踊る。
反省点 
 ビデオをまき戻すことに時間がかかって、間が空いてしまい、途切れたような指導になってしまった。
 次回、必要なところを、すぐに取り出せるように、その時間だけ使う部分を別のテープにとっておくことにする。
 根津先生の報告にあるように、ほめ言葉を増やす。
 臼井先生の報告にあるように、どこかに子供の自由練習の時間を設ける。

【第〇時間目】(9月9日)
本日は、学年練習はなし。クラス単位で隙間時間を利用して自主練習。毎日1回は「よさこいソーラン」を踊るようにした。

教室で、4時間目の最後10分間を練習にあてました。
1、忍者のポーズ
  左右に出す足と手が、反対になっていないかを全員チェックしました。
2、ビデオで通しで2回練習
  子供たちは「通して練習がしたい」と言います。  
帰りの廊下で、
「先生、もう全部覚えたよ」
という子がいました。
私のクラスにいる「ひまわり学級(障害児学級)」在籍の子が、授業中に「よさこいソーラン」を歌うそうです。
「どっこいしょ、どっこいしょ」と。とても気に入っているようです。
子供たちは、練習をするほど、踊れるようになり、好きになっていくように思います。

【第5時間目】(9月10日)
「間奏」「エンディング」を重点的に指導する。
        場所:体育館
        準備 ビデオ1(1回通しだけのもの) ビデオ2(間奏からのもの)  
          *これで、巻き戻しの時間が少し短縮できる。
        指示の言葉をできるだけ再現して書いた。
1、隊形をつくる。
  4年生111名+1名(奈良養護学校から参加)を赤白青黄の色別で背の順に並び替える。
  さらに、各色を4列にする。
  これで、横16列、縦7列となる。(運動場では前後左右を2,5メートルの間隔とする予定)
2、通して1回踊る。 <ビデオ1>
3、奴さん (かっこよく見せるための足の指導 ステージで見本を見せながら)
  軸足の膝を少し曲げること、あげる足の膝を腰の高さまであげることに気をつけた。
  「奴さんです。左足で回ります。1,2,3,4。右に変えて、1,2,3,」
4、「はい、もう一度」
  「左足の膝を少し曲げて、・・1,2,3,4。 1,2,3,4。」「はい、もう一度」
  「右足は、膝を腰まで上げます。1,2,3,4。 1,2,3,4。」
 * 宮野先生の、「けんけんの軸足は、ひざを軽く曲げます。上げている足と軸足が、またで90度になるようにすると、もっとかっこよくなります。」を参考にしました。
3、4列時間差
  赤、白、青、黄の時間差とした。
  「4列時間差です。手だけ練習します。右手のパンチから。はい、右、左、拡げて」 
  「頭をおへその高さまで下げなさい。(有効な指示だった) もう一度。はい、右、左、拡げて」
  「赤、白、青、黄、と順にします。」
  「赤、右、左、拡げて  白、右、左、拡げて  青、右、左、拡げて 黄、右、左、拡げて」
4、ケンパのポーズから4列時間差を続けて練習
5、磁石とバイバイ 
  左右逆の児童がいないか気をつけた。
  「磁石の足だけ。左、トントン、右、トントン。」
  「手をつけて、トントン、トントン」
  「バイバイ、左から、はい、左、右、左、右」
  <ビデオ2>で 磁石とバイバイ を練習する。
  「(早口で言葉をそえた)磁石2、ばいばい2、磁石2、ばいばい2、磁石4、ばいばい4、繰り返し。」
    *回数が覚えられていない子が多かったので、このように言った。
6、「間奏」を踊る。<ビデオ2>
  毎時間ごとに、揃ってきたのが分かる。
7、2列時間差・どっこいしょを続けて指導ビデオでは、左手からだが、4列時間差と同じ右手からとした。
  赤白、青黄の2列。
  「右、左、バッテン、へそ」
  「大 へそ、天にすいあげられる」
8、全体を通して1回踊る。
9、前奏を列ごとに評定する。
  評定(近藤)、評定  ビデオ操作に分かれた。
  みんなに見られて踊ると言う緊張場面をつくるのが目的である。
  今、一番気になるのが忍者のポーズ。
  そこで、前奏を評定することにした。
  全部で7列ある。7回に分けて列ごとに見た。
  ポイントは、腰が低くなるかどうか、腕がぴんと伸びているかどうか。
  実際、1列16人を一度に評定はできなかった。  
まだ、左右逆転している子がいる。各教室で担任が指導することにした。
教室で「はっ」の練習をした。
「『はっ』で先生を吹き飛ばしなさい」 (有効な指示だった)
子供は「よーし」とやる気を見せた。
水曜日で昼休みがなく、自由練習はできなかった。明日の課題。

【第6時間目】(9月11日)
 視線を中心に指導する。映像はなし。
準備:カセットテープ1(通し) カセットテープ2(間奏から最後まで)
初めに、視線の大切な動きを中心に指導ました。 
1、初めのポーズ ~ 手をあげる の部分
  「指先を目で追っていきなさい。1,2,3,4」何度か繰り返す。
  きれいに揃ってきた。
2、忍者のポーズ
  「立った忍者のとき、中指の先を見ます。1,2,3,4,1,2,3,4」何度か繰り返す。
  「頭はおへその高さ、3メートル先を見ます。1,2,3,4,1,2,3,4」何度か繰り返す。
  ひくくして踊るところは、腕が曲がり動きが小さくなる子が多い。
*ビデオの解説では、「3メートル先の1点を見る」とありました。
  3メートル先という言葉に、動かない子がいた。次回は、5歩先と変えておこなってみます。 
3、前奏を一回通して踊る。目線に注意する言葉を入れながら。 
4、扇子のポーズ
  「手を開くとき、目で右手を追います。1,2,3,4」何度か繰り返す。
5、波のポーズ
  「膝下から大きな波を作ります。1,2,3,4,5,6,7、8。1,2,3息を止めて。」
  手は伸びてきた。 6
、ケンパのポーズ ~ 4列時間差 
 *ケンパのポーズから4列時間差に移るとき、待ち時間に白、青、黄の子の
  手が下がってしまうことに気付きました。次回の指導に回しました。
 *ビデオ解説の指示のなかに 4列時間差で「ひざの上」というのがあります。
  これは意味がよく分からず使いませんでした。  
7、磁石とバイバイ  
  「手で牛の角を作ります。1,2,3,4」
  手の上げ下げにメリハリが無い。
 *この時の指示を思案中です。
  まだ磁石とバイバイの回数が分からず、混乱して間違う子が多かったように思いました。  
8、2列時間差 ~ どっこいしょ
  4列時間差との違いを意識させるために練習。
  「右、左、バッテン、へそ。 右、左、バッテン、へそ。 大、へそ 天にすいこまれる」
  どっこいしょに遅れる子がいたが、繰り返し練習し、揃って来た。
9、間奏の部分を個別評定(15分) 
  一人はテープ係り、二人で16人(一人8人)を見る。
   腕が伸びているか、
   左右があっているか、
   腰が落ちているか。
  一人一人見ていくと、踊れていない子が目につく。
  間奏全体を個別評定すると、どうしても合格を与えられない子がいる。
  全員合格ができなかった。
  休み時間を使って、個別評定の続きをすることにした。明日。
反省点
  ・全員をその日のうちに合格させるという個別評定の原則が守れなかった。
   仕方を工夫しなければならない。

【第7時間目】(9月12日)
【臼井先生のメールから、】
> また、体形移動も、組体操を意識し、
> 今回はなしです。
> 列のまま踊ります。
隊形は、縦7列横16列で、最初から最後まで同じです。
前奏で「走ってしゃがむ」があります。
短い時間なので、隣と入れ替えする程度と考えています。
この部分の工夫、どのようにされているのか、
先生方のアイデア、ございましたら、ご指導よろしくお願いいたします。
【臼井先生のメールから、】
> なお、後半組体操という構成上、
> はっぴは着ません。
> 鳴子も持たせません。
> 黒のTシャツ、黒の短パンでそろえようと思います。
臼井先生と同様、黒のTシャツ、そしてバンダナを頭に包むように巻く予定です。
今日の体育の時間は、絵の具で鳴子の色塗りをしました。
 ・裏面、表面が赤、
 ・側面は黒、
 ・3本の動く部分は、青、黄、緑、黒のなかから好きな色を選ぶ
としました。
来週はニスを塗ります。

【8時間目】(9月17日)
    (22分をよさこいソーラン、23分を80メートル走に当てる)
初めて運動場に出ました。

1、気持ちを合わせる。
集合して、大体こんな話をしました。
「今日から運動場です。みんなの中には、練習で疲れが出たり、脚や腰がいたいという人もいます。筋肉痛の人もいました。でも、今が大きな山なのです。大切な時なのです。一人一人はずい分上手におろれるようになりました。これだけではだめです。みんなの気持ちが一つに揃って4年生111名のよさこいソーランが出来上がっていくのです。運動会で力いっぱい踊って、おうちの人からいっぱい拍手を貰って、みんなよかったなって思えるようにしっかり練習しましょう。」

2、今日のねらいは、「簡単なことを正確にする」。中でも腕を横にぴんと伸ばすポーズを注意しました。

前奏の腰落とし
「両手を棒のようにぴんと広げます。」
全員にポーズをとらせて、腕の下がっている子を指導する。
「今日は、このように、簡単なだれでもできる動きをきちんとできるように練習しま
す。」

磁石とバイバイ
「バイバイの時の腕もできるだけ高く上げて振ります。声にあわせて、1,2,3,4、」
ケンパのポーズ
「腕は真横にぴんと張ります。」
次の4列時間差を待つ時に腕が下がる子がいました。
3、踊る自分の位置を覚える。
4、通し1回
腕が下がっている子、視線が定まっていない子等、力強さがありません。
宮野先生がメールで書かれていました次の3点を改めて感じました。
>それは、やっぱりビデオの中にある3つの視点が重要です。
>1つは、足は肩幅の2倍にさせる。
>2つめは、腕に力を入れる。
>3つめは、顔、特に目の向きを揃える。
5、明日、忍者のポーズで鋭さ、腕の力、目線を指導して全体に波及させたいと考え
ています。

【第9時間目】(9月18日)
(25分をよさこいソーラン、20分を団体競技に使いました)
今日のポイントを、腕の力強さ、棒のようにピーンと腕を伸ばす、
目線の位置、にしました。

1、話
運動場に集合させて、次のような話をした。
「よさこいソーランは、ゆっくりしたところ、鋭く針のような動きのところ、力強い動きのところなどがあります。この踊りは、どんな仕事の人が出てくるのですか?(漁師さんとすぐに出た)そうです。網を引っ張って魚を取る仕事です。たくさんの魚を網で取ってぐいっと引っ張るところが網引きのポーズです。腕に力が入らないと、魚に引っ張られて海に引きずられてしましますよ。今日の練習は、力強い腕の動きを練習します。」

2、踊りの位置に立つ。

3、前奏だけを踊る。
はじめのポーズ
「目はどこを見ていますか。地面ですね。」

腰落とし
「腕を棒のようにピーンとのばしなさい。」
腕が下がっている子のところに言って腕の位置を合わせる。

忍者のポーズ
以前の練習で、子ども達から、『シャキーン』という言葉が出てきたので
これを使いました。イメージしやすいようでした。
「腕を棒のようにシャキーンとのばします。」
「シャキーン、シャキーン、」と繰り返しました。
目線をそろえるために「5歩前を見ます。」と言いました。
まだ、目線の定まっていない子がいす。
何度も『5歩先を見て』と言いました。

自分に言われているという意識がない子がいます。
(昼休みに個別評定を行いました。)

走ってしゃがむ。
「走ってしゃがむところは、隣同士、場所を入れ替わります。
右の人は前を、左の人は後ろを通ります。」
一つの列だけ、させてみました。
「全員、起立。入れ替わる相手を確かめなさい。はじめ。」
「戻りなさい。移動してしゃがみます。はじめ」

前奏を、通して踊る。

4、全体を通して踊る。

5、入場と退場の練習をする。
「赤白は入場門から、青黄は退場門からで入場します。」
それぞれの場所に集合して、入場を3回繰り返す。
「15秒以内、しゃべらない。このふたつができたら、合格です。」
3回目で合格した。

6、その後、タイヤ引きの入退場練習をする。

各クラスで、前奏を評定をしました。合格しなかった児童は
昼休みに視聴覚室で再度、個別評定しました。
8名が、リズムに合わない、腕がピーンと伸びず、下がってしまうことで、
合格しませんでした。
「腕がピーンとのびていれば合格です。おしい」
「右と左が反対、それができれば完璧!」
などと、あと少しだということを伝えました。

この児童達は、「はっ」声も張りがありませんでした。

明日、もう一度挑戦させます。

【第10時間目】(9月19日)
今日は、①鳴子の使い方に慣れる でした。

体育館
1、鳴子の使い方
初めて鳴子を持たせました。
第10時の全指示全発問 通し練習(Googleで“鳴子の使い方”と入力して検索する)を追試し鳴子の使い方を指導しました
「鳴子を置きなさい。」
ルール1=大切に
「鳴子は楽器です。リコーダーや鍵盤ハーモニカと同じです。丁寧に扱います。」
ルール2=鳴子の音を出さない
「踊りを踊るとき以外は、必ずこの鳴子の 音の鳴る部分を 親指と人差し指ではさみます。音を止めます。」
「○○君、今先生が話しているときです。あなたが踊るときではありません。鳴子を指で押さえなさい。」

ルール3=鳴らし方
「鳴子の使い方をいいます。右手に鳴子を1つ親指と人差し指で持ちなさい。」
「□□君、持ち方が違います。その持ち方では、YOSAKOIのプロには10年経ってもなれません。」
「鳴らすときには中指、薬指、小指でグーをしてパーをします。
先生の手が下がったら、音を止めます。やってみましょう。」
数回繰り返す。
「左手も同じように持ちなさい。両手でします。」
数回繰り返す。

「実際踊る時は、5本の手で握りなさい。」
初めての練習で、鳴子が手から離れて飛ばしている子がいました。

2、鳴子をもって部分練習
はじめのポーズ~ハッの間、音を立てないようにする練習を3回。
「指で挟んで音を止めます。」
「走ってしゃがむ。」
「そこで持ち替えます。」

忍者のポーズ、
手の下がっている子に個別に注意する。

網引きのポーズ、
肘のさがっている子に個別に注意する。

魚投げのポーズ、
「前ですくって、体育館の外へほうり投げましょう」

磁石とバイバイ~どっこいしょ
特に最後の「どっこいしょ」が揃うまで繰り返し練習する。

3、通して踊る
ビデオ撮影をしました。夜、例会にもって行くためです。
*例会では、次のように言われました。
 「マイクを使わず、地声で指示やほめ言葉を言った方が聞き取りやすいだろう」
 「喋りすぎ。ポイントだけにしぼったほうがいい」

4、入退場の練習
次の点に注意してできたら、合格としました。
①鳴子の音を止めなさい。
②声を出さない。白い歯をかくしなさい。
③すぐ、はじめのポーズをする。
赤白対青黄で点数をつけて評定する。
「今日の合格点は7点です。」
3度目で8点をつけました。

5、入場を含めて、通して踊る。

*鳴子が汗で色落ちして手についてきました。
鳴子を持って踊りました。子ども達は、色塗りを済ませたところでした。早くもって踊りたい気持ちが高まっているようでした。使いたくて仕方ないようでした。日記にも現れていました。
初めてで音はきれいに揃っていませんでしたが、鳴子を持たないで踊ったときよりも、遥かに何もかもいいのです。迫力が出ました。よさこいソーランを踊っているという雰囲気が一気に出ました。
鳴子を使う時の条件は、「十分に踊れるようになってから持たせる」です。それまでは、我慢させます。だからこそ、初めて持って踊るとき、鳴子に集中出来ます。

【第11時間目】(9月22日)
タイヤ引き・80メートル走

【第12時間目】(9月24日)
雨でした。空き教室で練習をしました。

今日の指導のポイントは
① 声を出すところを揃える。
② 口を閉めて踊る

まず、声を出すところ「ハッ」「ハイハイ」「どっこいしょ」を練習しました。
1、「ハッ」
  男子と女子に別れて行いました。
  腕の下がっている子、腰の高い子を個別に注意して、男女それぞれ5回繰り返しました。
  声はそろっていますが、男子の方が遥かに大きいのです。
  「女子の声をカバーするくらい出しなさい。」
  と言うと、男子は益々張り切って声を出しました。
  「ハッ」のみを評定しました。個別ではありませんでした。
  1回目は、腕の高さ、声が揃わず、2点。
  それから、一気に点数を上げていき、5回目は10点としました。

   *根津先生のメールから、個別評定の仕方が少し見えてきました。
     なるほど、8呼間で区切って個別評定していけばいいのですね。

2、「ハイハイ」
  腕の下がる子、腰の高い子を個別に注意して、5回くり返しました。
  全員が、揃いました。

3、「どっこいしょ」  
  最後の「・・・・しょ」で視線を空に向けるところを揃えさせました。

4、磁石とバイバイの「磁石」
  体や頭がふらふらと動く子が気になりました。
  これがいい方法かどうか分かりませんでしたが、
  わたしが前で実際におこないながら次のようにしました。
    「腰を少し下げなさい」
    「体を前に倒します」
    「体はうごかさず、手だけで磁石をします。1,2 3,4、 1,2 3,4」
      * 体は固定したままです。腕だけ動かして磁石をします。
    「足も一緒に サンハイ。 1,2  3,4、  1,2、  3,4」
      * これで、姿勢が大体揃ってきました。

5、1回通して踊りました。
  最後のばらつきが気になりました。
  ピリッと引き締まったところが感じられない子がいました。  
「口を閉めて踊りなさい」の指示で練習しました。

6、エンディング
  4回繰り返す。
  ここでも、腕の下がった子を個別に指導しました。すぐに揃いました。
  気がついたのが、次の点でした。引き締まった感じのしない子は、
  口をあけているか、白い歯を見せているのです。
  そこで、言いました。
  「口を閉めて踊りなさい。○○くん、口が開いています」
  「白い歯を隠しなさい。□□さん、まだ歯が見えています」
  すると、少し顔つきまで変わりました。ぐっと引き締まった踊りになりました。
    
7、1回通して踊りました。
  「口を閉めて踊りなさい。」「白い歯を隠しなさい。」という言葉を時々入れま
した。

「一人一人の踊りから、4年生全員が揃って踊ることができるようになりました。とてもきれいです。気持ちも揃ってきました。10点です。先生の言った通りに踊ることはできました。しかしそれだけでは10点を超えることはできません。明日は、11点、12点を目指して最後の練習です。」と言って終わりました。
      
他の先生も、「口を閉めることで踊りがしまってきました」とおっしゃいました。よさこいソーランは、ゆっくりと動く、サッと動く、一瞬動きが止まる、高く低く、など静と動の組み合わせが抜群です。
明日は、「鳴子」、「黒のTシャツ」、「バンダナ」のフル装備で練習します。
そして、自分の力以上に踊ろうとする気持ちを持たせたいと思っています。

【第12時間目】(9月25日)
雨。体育館で鳴子をもって2回目の練習でした。

今日の指導のポイントは 「鳴子の音をそろえる」 でした。

1、通し1回
  鳴子を持たせずに1回踊る。

2、鳴子の音を合わせる。
  昨日の「ハッ」「ハイハイ」「どっこいしょ」に鳴子をつけました。
  「鳴子の音をそろえましょう」
  「はっ」の一瞬に200の鳴子の音を合わせなさい」
  と言って、3回練習しました。
  体育館に響き渡りました。

  「ハイハイ」「どっこいしょ」
  「鳴子の音をそろえよう」と指示を出しました。

3、鳴子をもって通して1回
  体育館中に鳴りひびく鳴子の音は、踊りのスケールを大きくしてくれます。
  鳴子をもっての1回目の練習では、見ているこちらが圧倒されるようでした。
  2回目は、がちゃがちゃした音をそろえることを意識して指導しました。  

子ども達は、初めてもつ時はわくわくしたようです。
日記には、
・簡単そうでむずかしい。
・握ったり離したりして鳴らすのがむずかしい。
・声を合わせるより、鳴子をあわせるほうがむずかしい。
・体育館でひびいた鳴子の音は運動場ではどうなるのかな。
などとありました。

【13時間目】(9月26日)
運動場で20分の練習でした。
最後の練習 ポイントは「入退場練習」「自己評価」「鳴子の音を天までとどかせよう」でした。
根本先生の言葉を使わせていただきました。

1、腰を落とす
「網引きのポーズ」で腰を落とすことを確認しました。
赤白青黄ごとに評定しました。
全員の腰が落ちていれば10点です。各色ごとに評定をして、一気に腰が下がりまし
た。
 
2、3番からエンディング
「鳴子の音を天までとどかせよう」
「お父さんお母さんの心に鳴子を響かせよう」
と声をかけました。
踊りの最中の声掛けで、子どもに届いたかどうか分りませんでした。

3、退場
「鳴子をはさんで、音がでないようにしなさい。」
「太鼓の音で退場門へ駆け足で退場します。」 
和太鼓で退場門へ駆け足で一気に退場させました。

4、通し1回
今日は、運動場で初めて鳴子を使う日です。
入場前に根本先生の言葉を使わせていただきました。
「後は、鳴子をどれだけ上手に使えるかです。
鳴子の音が揃うということは、みんなの気持ちが揃うと言うことです。
みんなの鳴る子を天に届かせよう。
一番響きのよい鳴子の音を出そう。
みんなの心をひとつにして鳴る子を鳴らそう。
お父さんお母さんの心になる子を 響かせよう。
そして、最後の練習で先生に10点と言わせる踊りをしてみなさい」

踊りの最中は、いつもどおり、
「腰を下げて」
「腕を棒のようにぴんとのばす」
「口を閉めて」
と注意しました。

5、自己評価
退場後、自己評価させました。
「みんなの踊りを見ていると、合格の10点と言えないのです。
あと一歩、足りないのです。先生の評価も大切ですが、
自分で自分にしっかりおどれたぞといえなければ
どんなに先生からいい評価を貰っても喜べないでしょう。
今の自分の踊りに点数をつけてみてください。
合格の10点だと言える人、手をあげなさい。」
挙手したのは半分ほどでした。
「先生の思っていることと、みんなの感じていることと同じです。
今までの積み重ねを最後の練習で出しなさい。
終わったあと、もう一度、同じことを尋ねます。」
と言って、1回踊りました。

踊っている間、何も言わず、じっと見ていました。

今度は、ほとんどの子が手をあげました。
「さっきの踊りとまるで違います。10点。合格。」
子ども達、ちょっと緊張しているようでした。

4 運動会当日(9月27日)

『よさこいソーラン』はプログラムの最後から2番目でした。

結果は、・・・。 大成功に終わりました。
練習どおり、それ以上に踊れました。
簡単なところを丁寧にあわせることができました。

本番の4種目前、全員を児童席後ろに集めて話をしました。

「お家の人に見てもらう日が来ました。『よさこいソーラン』を踊る顔に変わってきましたか。口を閉めて、前を見据えて。お父さんお母さんは、ニコニコした愛想のある顔を見にこられたのではありません。精一杯力を出して踊る姿を見に来られたのです。愛想のある顔を作ることよりも、しっかり踊ることを考えなさい。口を開けた、白い歯の見せた顔はここに置いていきなさい。そして、踊ったあとで、笑顔を作りなさい。
(「自信がないなあ」といった子がいたので)
自信はいりません。オリンピック選手でも、4年間練習したって自信は出ません。本番ではどうなるか分からないのです。そんなものは必要ありません。

練習以上のことはできません。ひとつひとつ丁寧に踊りなさい。簡単な事をきちっとしていきなさい。(と言って、腰を落としたり、腕をぴんと伸ばしたりした)これで十分です。(子ども達は、じっと聞いていました)鳴子の音が揃うことは、みんなの心が揃うことです。鳴子の音をお家の人の心に届けなさい。三碓小学校の空にみんなの鳴子の音を響かせなさい。用意はいいか。(オー!)6年生のこの踊りが終わったら、入場門に集まりなさい。」
と言って、私は準備係りの仕事にもどりました。
この時、子ども達はできると感じました。

アナウンスが流れる。「4年生、よさこいソーランです」
和太鼓の「ドン ドン ドン ドン ド ド ド・・・・・・・」にあわせて駆け足で入場。
始めのポーズで止まる。
音楽がかかる。いよいよ踊りが始まった。
踊りが次々に進む。
私は、子どもの顔つきを見た。
どの子もいい顔をしている。しまっている。
波のポーズ、4列時間差、2列時間差、そして最後の どっこいしょ。
ぴたっと動きが止まるところで止まっていた。
ひいき目に見て、どの演技よりも拍手が一番大きいと思った。
終わった後、テント下の進行係りの先生が「近藤先生、 これ よかった!」と言っていただきました。

全プログラムが終わり、子ども達を教室にもどしました。
子どもは言いました。
「先生、おばあちゃんが、4年生のが一番よかったと言ってたよ」
「拍手が一番大きかったのとちがう」
私は言いました。
「今日の運動会、自分でがんばったと思える人」
(たぶん)全員が手をあげました。
「今日の踊りは、今までのどの踊りよりも上手でした。  15点。」
その瞬間、「ヤッター」と言って多くの子が、手を上に突き上げました。
「タイヤ引き、80メートル走、よさこいソーラン、どれでもいい。今、心によかったと思えるものがあるでしょう。それを宿題の日記に書いてきなさい。」

ひまわり学級のN君も目立ちませんでした。
N君担任の先生からも、
「練習以上によかったですよ。一番よかった。」
と言っていただきました。

私のなかには、練習の段取り、個別評定、指示の言葉、など課題も残りました。が、それでも満足感があります。よさこいソーランを選んでよかったと思います。MLのおかげです。
根本先生、割石先生、根津先生、臼井先生、宮野先生、
ありがとうございました。

5 運動会後の反響

お手紙をいただきました。

運動会、遠足とお疲れさまでした。そーらん節はだれに聞いても「良かったよ」と言っていただき、私自信も感動して涙するほどでした。子ども達のがんばりはもちろんですが、先生方のご指導のお蔭と感謝しています。

 その他、懇談会でも、よさこいソーランは、どの方も、よかったと言ってくださったと言われましたとのことでした。
2週間後、一人のお母さんが、連絡帳で「よさこいソーラン」のテープを貸してほしいと書いてこられました。子どもが、家で何度も踊るので曲があればいいということでした。テープにとってお貸ししました。

学校でも、「よいやさ、よいやさ」と言いながら、教室や廊下で踊る子がいました。

日記から(9月25日)

 私は、初めて鳴子を手に取ったとき、なるほどこれが鳴子かと思いました。そして色を塗って練習をしていると、私の鳴子からも、みんなの鳴子からもカチャカチャと音が鳴ってきます。とってもとっても大きな音でした。やかましいくらいでした。やっぱり鳴子の音を合わせるのは、声を合わせるときとはちがって、とてもむずかしかったなと改めてそう思いました。でも、初めてやった時よりもうまくなったなと思いました。

 私はなる子という楽器は知らなかった。鳴子の使い方は知らなかった。鳴らすとひびきました。体育館でやった。みんなの音がひびいた。鳴子をもっておどった。カチャカチャとなった。一杯なった。おもしろかった。早く外でやりたいです。
 
私は鳴子がおもしろいです。理由は音が鳴るからです。鳴子は音を鳴らしてはいけないときがあります。そういう時は少し困ります。やっぱり慣らしたいからです。でもちゃんと音を止めます。先生のいうことは聞きます。鳴子は2回使いました。楽しかったです。もう1回したいです。

 今日私は思いました。それは、鳴子のことです。どんなことを思ったかを話します。私は今年初めて鳴子を使いました。だからちょっとドキドキしました。それに、握ったり話したりするのがむずかしかったです。でもとても楽しかったです。
 
 今日は鳴子を使った。いい音が出た。最初は音がずれていた。先生が言っていくごとにだんだん上手になってきた。うれしかったよ。この前見学していたから、初めてだった。思ったより揃わないところがあった。でもできたよ。明日の体育は使いたい。がんばろう。


1回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド