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TOSSランドNo: 7084379 更新:2012年12月31日

大仏づくりの授業(向山実践の追試)授業記録(全2時間)1時間目


大仏づくりの授業(向山実践の追試) 授業記録(全2時間)1時間目

向山洋一実践では、上記の発問群の前に、2時間山下国幸氏の批判的な追試を行っている。
私はその代わりに、奈良の大仏の作り方の授業を1時間行った。

 当時後発の国であった日本が、世界最大の金銅仏を作った意義は大きい。そこで使われた技術はこの時に開発されたものも多かったと言う。
 私の授業では、作り方の中で以下の工夫についてふれた。
 ・高さ16メートルもの所にある顔を下から見上げるため顔が歪んで見えてしまう。そこで、16メートルの高さのものを見上げるということを考えて作ってある。(修正遠近法、パララックス)
 ・一度に全部を作ることはできないので、8段に分けて作った。
 ・1つの段に銅を流し込むときの炉の温度は1100度にもなり、いくつもの  炉から一斉に銅を流し込まなくてはならない。
 ・1段目と2段目の境目という具合に、段と段の境目で大仏がずれないようにするために、数種類の鋳からくりというつなぎ方をつかった。(香取忠彦著『奈良の大仏』44~45ページ、草思社、1981年)


1時間目
 既に修学旅行で大仏を見、何名かは鼻の穴と同じ大きさの柱の穴をくぐっている。そこで向山実践の「大仏の鼻の穴に誰が通れますか」というのは省略した。

発問1:

 なぜ、こんなばかでかい大仏を作ったんだろう。

 ノートに書かせてから発表させた。
 想像で書く子もいたが、教科書や資料集で調べて書いていた子もいた。
 主な意見は、
  ・大きな物が好きだったから
  ・悪い病気がはやったので、仏の力で治そうとした。
  ・自分の身近な人が病気で死んでいったので、自分も病気にならないようにするため。
などである。
 「教科書や、資料集にはみんなが発表したようなことが書いてあるけど、本当は何のためか分からないんですよ。記録がないんです。」と説明した。

発問2:

 大仏を作るのにのべ260万人の人手、たくさんの銅やすず、炭などが必要でした。普通の人々はどんな生活をしていましたか。

 教科書や資料集で、普通の人たちの生活の様子がわかるところを探させ、読んで聞かせた。

発問3:

 人々は大仏を作ることをどう思っていたでしょう。 

 列指名で想像で答えさせた。
  ・よいことだから、喜んだ。
  ・貧しいから、内心は困っていた。
  ・つらくて逃げ出した人もいたと書いてあった。
などの意見が出た。
 「これも証拠が残ってなくてはっきりわからないようです。」と説明した。
 資料集で大仏作りに使った材料を確認した。

発問4:

 たくさんの銅、水銀、すずはどうやって集めましたか。

 行基たちが寄付してもらうように全国を回ったと言うこと以外は、子どもたちからはあまり意見が出なかった。


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