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TOSSランドNo: 2310253 更新:2012年12月31日

発表させかたの指示


原則:全員できたかを確認する

 発表をしなくて困るという声をよく聞く。発表をさせていく指示の技術がある。
 野口芳宏氏の「夕鶴」の模擬授業の講座を聞いたことがある。(1988.6.12)
 その中で、野口氏は発表のさせかたについて話してくれた。

指示1:

ノートに賛成の人は○、反対の人は×を書きなさい。

 いきなり発表させるのではなく、ノートに自分の考えを書かせることが第一だという。
 いきなり聞くとすぐに反応する子供だけが挙手をする。ノートに書かせると全員の子供が授業に参加してくる。

指示2:

まだ書けない人いますか。いたら手を挙げなさい。

 「書けた人いますか」と聞くと上澄みだけを相手にしてしまう。
 野口氏は、「よく授業で分かった人、できた人、こう言って手を上げさせるが、私は全くやらない。」という。
 終わらない人と聞くと全員が授業に参加できるからである。授業で傍観者を作らない指示なのである。
 書けない子供がいたら書き終わるまで待っている。

指示3:

さっと手を上げてもらいます。ゆっくり上げないで、さっと上げてください。

 ノートには、○か×が書かれている。いずれかをさっと上げるのである。
 ゆっくり上げると迷いが出て、途中で止めてしまう場合があるからである。
 野口氏の授業を何回か参観したことがあるが、発表する前に必ず手の挙げ方の練習を繰り返す。
 指示3の内容で何回か行う。そうするとさっと手が上がっていく。

指示4:

 ○だと思う人手を上げなさい。
 ×だと思う人手を挙げなさい。
 人数を数えます。

 野口氏は、必ず○か×かを聞いて人数を黒板に書く。どちらの考えが何人いるのかを確認するのである。
 ○か×かだから誰にでも答えられる。

指示5:

どうして○なのか。どうして×なのか理由を言ってください。

 手を挙げさせたら、次といってしまわないで挙手の意味を問うことが大事だと言う。
 根拠を追求していく中で討論が起こり、読みも深まっていくのである。
 ○か×かで終わっていたのでは、学習ではない。何故かを聞いていく中で力が着いていくのである。

指示6:

 A君の考えに賛成の人○、反対の人×、ノートに書きなさい。
 できたら理由も書きなさい。

 これの繰り返しをしていくのである。そうするとだれでも発表ができるようになっていく。
 野口氏の発表のさせかたは、国語だけではない。算数、社会、理科、体育とどの教科にも通用する。
 子供が発表できるような指示をしていくことが大事である。


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