TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/09/19 現在)

21653
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 2019519 更新:2012年12月31日

向山型要約指導 実践事例「ちいちゃんのかげおくり」(3年教材)


物語の要約指導「誰がどうした話か」(3年『ちいちゃんのかげおくり』(光村図書)

本実践は向山氏による「一つの花」(教え方のプロ・向山洋一全集50)の転用追試であり
伴一孝氏の実践の追試である。

指示1:

全文を読みます。はじめ。

起立して読ませる。
 終わった子は座り,微音読をさせておく。

指示2:

全文をまとめます。誰がどうした話ですか。
    
 ノートに書きなさい。

とにかく書くようにいい、後で削るように伝える。
 板書させる。
 板書したものを読み上げ,点数をつける。キーワードに線を引いていく。

指示3:

点数を見て,もう一度,書きなさい。

キーワードは以下の通り。

 「ちいちゃん」20点
 「戦争」20点
 「家族」20点
 「なくす」20点
 「命」20点

 再度、書かせて、板書させる。

説明1:

ちいちゃんが20点。戦争が20点。家族が20点。なくしたが20点。ここまで80点。

指示4:

とっても大事なことがあと一つあるんだな。
書いてごらんなさい。

「ちいちゃんが戦争で家族をなくした話」
「ちいちゃんが家族とかげおくりをした話」などが出される。
 しかし,ここでのポイントは「ちいちゃんの命がなくなった」ということだと考える。
 1から5の場面で,ちいちゃんの死は扱っていない。
 
 「ちいちゃんが戦争で死んだ話」がぴったりくるが,ここではもっと表現をやわらかくする。
板書させる。

指示5:

ちいちゃんはどうなったんですか。
     (死んだ)
     そうですね。なくなったんですね。
     ですから,それを入れないといけない。
     「自分の命をなくした」を入れて書き直してごらんなさい。

四度目の要約文作成である。
 三回目で子どもたちは80点までの点数しかいってなかった。
 その分をさらに広げた実践である
 要約文は以下のようになる。

ちいちゃんが戦争で家族と自分の命をなくした話

最後は模範の要約文を写させて終わる。
 「誰がどうした話」というまとめ方は子どもたちに物語の文章構造を学ばせるのに適している。
 「誰」「どうした」の部分がキーワードとなるからである。
 また、段落要約では一回目の評定でキーワードに線を引かないで点数のみ板書するのだが、物語の場合、キーワードが拡散するので、焦点化させるためにキーワードに線を引いていった。
 線を引いたものを見て子どもたちはキーワードに気づいていった。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド