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TOSSランドNo: 5426523 更新:2012年12月31日

向山型要約指導 実践事例「動物の体」(5年教材)〜4時間目


【第四時】の授業例

一時間〜三時間は音読指導にあてる。

指示1:

形式段落に番号をつけなさい。

答えは「二十二段落」である。そして、一段落を読ませる。

指示2:

一段落を要約します。20字以内でまとめなさい。
     書いたら持ってきます。

まずは書かせるみる。「20字を越えてよい、そこから削ればよい」ことを指示する。
 持ってきた子に板書させる。

説明1:

点数をつけます。十点満点です。

板書された要約文を読み上げる。その時に「いいね」などと言いながら点数を書いていく。
 点数のみ黒板に書く。
 点数の説明はいっさいしない。
 要約文を書いていない子がいてもいい。
 ほとんど、1点、2点である。まさに4点がある。極めて点数が低い要約文である。

指示3:

点数を参考にしてもう一度、要約してごらんなさい。書いたら持ってきます。

点数が高い要約文を参考にするはずである。
 つまり、どれが大事な言葉かを探すのである。
 点数の高い要約文に共通する言葉を自然と探すからである。
 書けない子は要約文を見て書く。
 黒板に板書させる。

説明2:

点数をつけます。

キーワードに線を引きながら、点数をつけていく。
 黄色チョークである。赤はみにくい。点数は要約文の上に書く。
キーワードの説明をする。

説明3:

一番大切な言葉は何ですか。
     「動物たち」ですね。これがあると二点。
    「環境」「適応」「生きる」がぞれぞれ二点。
    「動物たち」が一番最後になっていれば二点です。合計十点です。

ここで初めて点数の説明をする。
 採点の観点を示すのである。
 このためには教師がきちんと前もって要約文を作り、キーワードを確定する作業をしておかねばならない。

指示4:

もう一度、要約してごらんなさい。

三回目の要約文つくりである。
 子どもたちの多くは「分かった!」という表情をする。
 鉛筆の動きが違う。どんどん、書いていく。
 板書された要約文を消すが高得点のものだけを残す。
 こうすることで苦手な子の参考になる。

さらに個別指導を行う。
 要約文の出だしを赤でなぞるのである。
 作文でもそうであるが、出だしが決まればその後は書いていくことが多い。
 本実践でも要約文の書き出しを赤で書いた後は自分で要約文をつくっていった。

指示5:

まだ黒板に書いていない人。黒板に書いてください。

三回目の要約文つくりである。
 一回目、二回目ではうまくつくれなかった子も三回目ではつくることができる。
 そういった子に板書する機会を与えるのである。
 一つの逆転現象がうまれる。

説明4:

点数をつけます。十点、十点・・・
     ほとんど同じになります。これが要約です。

「こうなった人」と聞く。
 これで板書しなかった子も満足する。要約文例は次である。
 「様々な環境に適応して生きている動物たち」


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