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TOSSランドNo: 3895854 更新:2012年12月31日

災害の教訓 スマトラ島津波から東日本大震災へ


スマトラ島沖津波・・・津波を見ても人が逃げていない写真を提示する。
(私はnewsweekの写真からとったが、ネット上でも幾つか見つけることが出来る)

指示1:

2004年スマトラ島沖で津波が起こりました。危ない人を指さしなさい。

隣の人と確認し、話し合わせる。
前に出てきて説明させても良いだろう。

発問1:

この人たちはなぜ逃げないのですか。予想してノートに書きなさい

書けた子から持ってこさせる。
大きく分けると、以下のような意見。
 1 あまりにも怖くて、動けない
 2 何だろうと思って見ている。

説明1:

一つは津波そのものを知らなかったためです。
もう一つは、人間の脳は目の前の危険なことを認めない「正常性バイアス」という働きがあるそうです。
地震のとき、すぐ逃げようとせずに、「えっ今の何?」というのが正常性バイアスです。

そんな経験を聞くと、ほとんどの子どもが経験あると答えた。

東日本大震災 津波の写真を提示する。

発問2:

東日本大震災。東北の人たちはどうだったのでしょう。

意見を自由に言わせる。「知っていたはずだ」「たいしたことないと思ったのではないか」等の意見。

説明2:

明治時代、三陸沖地震がありました。
このときの教訓で、東北地方には至る所に、津波の看板や避難場所の看板があります。

次々写真を見せていく。

想定外だったと言われてますが、次のような写真もあります。
(石碑「ここより下に家を建てるな」写真)

「昔からの教訓を忘れてしまっていたのかも知れません」

発問3:

津波から身を守るためにはどうしたらいいですか。思いつくだけ箇条書きにしなさい。

 ・すぐに逃げる。
 ・高台にすぐ登る。
 ・見に行かない。
 ・日頃から避難場所を知っておく。

説明3:

「津波てんでんこ 」。津波が来たらてんでバラバラに逃げなさいという教えが東北地方には昔から伝わっていました。
様々な碑にもこの言葉が書かれています。
今回の地震でも、電柱に登ったり、家族全員揃ってなくてもとにかく逃げて助かった人が多くいたそうです。

発問4:

高台が近くにない時はどうしましょう。

・ビルに逃げる    ・高い建物に逃げ込む  ・電柱に登る

説明4:

防災システム研究所長 山村武彦氏(今回様々なテレビに防災専門家としてずっと出ている人。)は次のように言っています。
「高台にまで避難できそうもなければ、鉄筋コンクリート造りの2階以上に避難せよ。」

発問5:

これはスマトラ島津波の時の発言です。
今ならどこを書き換えますか。
隣の人と相談しなさい。

発表させる。
 ・もっと高い津波がきたから2階  じゃダメだ。
 ・2階じゃまだ危ない。

説明5:

今回の津波は最大13m。高さ4階立てのビルになります。
現地の人の中でも、あの防波堤(高さ10m)より高い津波は来ないと信じて逃げ遅れた人もあったそうです。
これまでの知識は今回の津波でまた変更になるのです。
悲しい話ですが、人間はこのような災害の繰り返しにより、また新たな防災の知識をつけていくのですね。


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