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TOSSランドNo: 1871012 更新:2012年12月31日

向山型要約指導〜微細技術「文を定義する」


「。」に赤鉛筆で○をつけさせる

このような子どもがいた。「文」の意味を分かっていない。文の定義が分かっていないのである。
 文だとはっきり分かるには何を見ればいいのか。これである。

  句点(。)

子どもは句点が見えていないのである。ただ、単に「○」という認識しかない。
 例えば、次のような発問にどう反応するのか。

この段落は何文ありますか

私は実際に2,3年生の複式学級に発した。結果は無惨!答えは幾通りにも分かれた。
 しかし、考えてみれば当たり前のことなのである。

文の指導は意図的にやっていかないとできないものなのである。単元学習で文の定義を指導する場面があるか。私は知らない。子どもたちは文とは何かということさえ、分からず成長していく。言語技術は教えないと子どもたちには伝わっていかないのである。
 では、句点をどのようにして意識させていくのか。ただ、単に「———。が文ですよ」という説明をするのか。
 次のような手だてをうった。

句点に赤鉛筆で○をつけさせる。

ポイントは赤鉛筆であり○で囲ませることである。これには理由がある。問いの一字の原理を使っているのである。問いの一字は「か」である。「か」を赤で囲ませる。できない子は「か」という字を見つけていくことで問いの文がどこにあるか分かり、問いの段落を見つけていくのである。「か」が手がかりになっていくのだ。
 句点を囲ませるということはそれと同じことである。赤で句点を囲ませることできない子は「句点」を手がかりに文を意識していくのである。しかし、それだけでは意識させることはできない。練習過程が必要だ。

段落でいくつ文があるか、数えさせる。 

句点を数えていく。そして、その数字をひとマスあいている上に書くのである。数えさえることで文がいくつあるかを分からせていくのである。これは「写して覚える」という原理と同じである。その後はいくつかの段落を行い、ゲーム形式でやれば、子どもたちは楽しんで行う。
 次の教材で「文はいくつありますか」と発問した。すると何のことだという顔をした。「。」に赤鉛筆というと「あー」と言ってすぐに文の数を言い当てた。「。」に赤で囲ませたことを記憶していたのだ。
 繰り返し学習していくことで文の定義を覚えていくと考える。


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