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TOSSランドNo: 8237774 更新:2012年12月31日

向山型要約指導〜微細技術「『キーワード』を定義する」


段落を使って言葉を教え、キーワードを定義していく

「たんぽぽのちえ」という教材がある。この教材を使ってキーワードを教える。
  桃太郎の要約指導で「キーワード」といってもすぐには伝わらない。
  私は次の発問をした。

たんぽぽのちえで一番大切な言葉は何ですか

このように答える子どもがいる。「たんぽぽはいろいろなちえをはたらかせています。」
 つまり、文で答えるのである。これは言葉(ここではキーワードとするため、単語と定義)の定義を理解していない証拠である。そこで次のようにした。
 まず、「たんぽぽのちえ」の一段落だけを板書する。
 「春になると、たんぽぽの黄色いきれいな花がさきます。」
 次の部分を取り上げた。「春になると」

次の指示をした。「この中で言葉はどれですか。」
 ここは、さらりと答えを言った。「春に、じゃなくて春ですね」
 答えを例示するだけでやり方が分かる。答えを例示したので、どんどん聞いていった。
 黄色で囲んでいくのである。「きれいな」は「きれい」も考えられますねとワンポイント
 の解説も行っていく。これで言葉を押させた。一行ずつ行っていく。繰り返した。
 繰り返していくうちに定義を学んでいく。そして、もう一度、問うのである。

このお話で一番大切な言葉、キーワードは何ですか

これですっと子どもたちは答えることができた。書いたら持ってこさせる。ほとんどの子が「たんぽぽ」「ちえ」という答えがほとんどになる。できた子どもには次のように指示しておく。「2番目に大切な言葉、3番目に大切な言葉を探して書きなさい」これで第1キーワード、第2キーワードの指導を同時に行っていくことができる。文で書いた子どもに意見がでた。「○○くんのは文で言葉じゃないから違うと思います」正確に理解している証拠である。書いた子も納得であった。そして、どうなったか。「たんぽぽ」と「ちえ」の討論になったのである。共通することは「どちらも題名にある」ということである。たんぽぽ派は「教科書に一番多く書いてある」「題名の最初に出てくる」と述べ、ちえ派は「これは知恵のことを知らせたいのだ」「ちえのことを書いてある」と述べた。つまり、たんぽぽ派は出てくる「数」で押し、ちえ派は「内容」で論を組み立
てたのである。言葉とキーワードをセットで教えることが有効な配列である。


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