TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/09/23 現在)

21653
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 4951366 更新:2012年12月31日

向山型要約指導〜微細技術「要約文を書かせ、後で削らせる」


段落要約指導では20字以内にまとめさせる。
 しかし、いきなり20字といっても子どもたちは戸惑う。
 20字に収まらないからだ。
 例えば、桃太郎を要約させたとする。
 多くの子はこのように書きはじめる。
「昔おじいさんとおばあさんがすんでいた」
 これだけで20字をこえる。大事な言葉に到達する前に20字をオーバーするのである。
 だから、鉛筆がとまる。
 書けないくなる。
 こんな時に次のようにいうのである。

まず、書いてごらん。後で削って20字にすればいいからね。

鉛筆がとまるともう書けない状態になる。
 授業の空気がとまる感じがするのである。空白がうまれる。

そこで、前述した指示を出せば、また、要約文を書くようになる。
 理由の1つ目。
 「まず書いてごらん」ととりあえず、書いたことを認めているからである。
 認められるから書き出すのである。
 そして、次の言葉である。
 「後で削ればいい」
 最初からうまくやろうとするとどうしても無理がある。「削る」というイメージ語を使うことによってやり方が伝わっていく。
 削らせるのは理由がある。
 削らせることでキーワードがはっきりしてくるのである。
 例えば、「桃から生まれた桃太郎」を削るとする。どの言葉を削るだろうか。
 桃太郎を削る子はいない。「桃から」「生まれた」「桃から生まれた」を削ることになる。
 結局「桃太郎」が残る。つまり、削っていく行為は大事な言葉を発見させていく過程なのである。
 最初からキーワードを並べるより、とりあえず、書いてみて、削っていった方が作業が伴う分、身に付くことになる。
 向山氏は「まとめなさい」と指示した後にすぐに前述した指示をしている。
 削れない子もいる。その子にはそっと後ろから削る言葉に線を引いてやればいい。
 これで削る体験をする。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド