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TOSSランドNo: 1244047 更新:2012年11月30日

水彩絵の具のパレットを部屋にみたてて


法則化シリーズ/図工/水彩画

水彩絵の具のパレットを部屋にみたてて

                 福島法則化アンバランス TOSS会津 薄井 健文

これは永井高志氏の実践「水彩絵の具のパレットを部屋にみたてて使わせる」の紹介である。

出典 : 第12期教育技術の法則化 125 図工ー細かな指導技術で楽しい授業づくり

子どもたちは、1時間の授業が終わるたびにパレットをきれいに洗ってしまう。
絵の具がもったいない上に、非能率的である。
反対に、何作品描いても、パレットを全然洗わない子どもがいる。
濁りのない美しい色で描くにはほど遠いことになってしまう。
これらの問題点を解消することをふくめて、パレットの使い方を指導する。
 まず、パレットの材質とサイズである。
材質は、軽くて丈夫なプラスチックがよい。
透明なものがあるが、それは使わない。
机の上などに置いて使うと机の色が透けて見えるために、
絵の具の正しい色がわかりにくくなるからである。
白の不透明なものを使用する。
大きさは、10枚のものより2つ折りできるものがよい。
小さい仕切(ここを、子どもたちには「へや」と呼ぶように指導する。
また、混色する広い部分を「ひろば」と呼ぶように指導する。
以下、「へや」「ひろば」とよぶ)が12個以上あるものがよい。

 実際に絵を描く場合に、次のように指示をする。

指示1:

自分の絵を描くのに、使うと思われる絵の具をすべてチューブから、パレットの「へや」に出しなさい。

絵の具箱に収められている順番に、パレットの「へや」に出しなさい。

混色したいのならば、それぞれの絵の具を「ひろば」に出しなさい。

このようにさせれば、わずか1,2色だけ出して、
その色だけでちょこちょこと描くようなことはしなくなる。

パレットには、持って描くための指を通す穴が開いているが、
パレットは持たせず、机において描かせる。
パレットを持って描くことは、小学生にとって相当の技術がいる。
絵を描いているときには、神経は筆を握っていう方の手に集中するので、
パレットを持っている方の手は注意がおろそかになる。
知らず知らずパレットが傾き、絵の具が混ざり合うということになる。

 パレットは、いつ洗わせるか。次のように指示する。

「ひろば」にもう混色できる場所がどう考えてもなくなったら、パレットを洗いなさい。

「ひろば」だけ洗いなさい、「へや」は洗ってはいけません。

乾いた雑巾と、8号の丸筆を1本持っていきなさい。

 水彩絵の具は、乾いて固まっても、水を加えればまた使える。
 だから、「へや」に残った絵の具は、洗い落とさないのである。
 水飲み場では、図1のようにしてパレットを洗う。(教師が手本を示す)

指示2:

水はチョロチョロ出るくらいにしなさい。

____

水を「ざーっ」と勢いよく出して洗うと、パレットに当たって水しぶきがとび、
水飲み場のまわりを水浸しにしたり、「へや」に水しぶきが入って、
絵の具が流れ落ちてしまうのである。
チョロチョロの水でも筆を使うのでよく洗える。

筆で、「ひろば」の中央やすみをなでるように洗いなさい。

水洗いがすんだら、乾いた雑巾で、
「ひろば」やパレットのまわりの水分をすい取るようにふきなさい

これで、水飲み場の周囲を水びたしにすることもないし、
パレットも次の授業ですぐ使える状態になっている。


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