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TOSSランドNo: 8569026 更新:2012年12月31日

初任者指導資料「学級組織の作り方」


学級組織は出会いからの黄金の3日間で作り上げる。組織の決め方・運営の仕方など黄金の3日間が始まるまでにきちっと準備しておくことが必要である。
 学級組織を運営していく中で一番大事なのは「統率力」である。自分の学級は自分が責任を持って作り上げるという気持ち、統率力が大事である。
 
 学級組織にはどんなものがあるのか、以下に述べる。

1,班・グループ
2,当番
3,係
4,実行委員会

1,班・グループ

○生活する上でのグループ
○学習のためのグループ
○給食・掃除当番でのグループ
 
 など様々なものが考えられよう。しかし、通常は、学級でいつも生活し、学習するときの班のことを指すことが多い。
 給食もこのメンバーで食べる。
 班のリーダーを決めることもある。
 そんなとき、立候補じゃんけん制などを取り誰もがリーダーになれるチャンスをもてるようにしなければならない。
 自分は、曜日リーダーとしていた。5人グループの班であれば、月曜リーダーから金曜リーダーまでそろう。4人だったら、金曜リーダーだけもう一度班の誰かがすることになる。また6人班だったら、用事が多いときに急遽、お手伝いリーダーとしてちょこちょこリーダーになってもらう。

2,当番

 当番と係は違う。このことをまず理解しておかねばならない。
 当番とは、学級が毎日動いていく上でないと困るもの。必要なもの。
 係とは、学級を楽しくしていくためのもの。なくても困らないが潤いがなくなる。
 
 当番には、掃除当番、給食当番、日直当番、その他(一人一役当番)がある。
 基本的に当番は、ないと困るものなので、教師が決める。子どもたちに話し合って決めさせるものではない。(一人一役当番は別)
 
○掃除当番
 掃除場所が増えてくるに従い、どの掃除場所も平等に体験させるためにも出席番号で少しずつずらしていくのがよい。掃除場所の交代期間は自分は1ヶ月としているが、掃除区域が少なければ、1学期固定でも悪くはない。
 1週間とか短い期間での交代は望ましくない。やっと掃除の仕方を覚えたかと思ったらすぐに交代となり意欲がなくなるからである。
 あまり長い期間も自分は勧めない。慣れすぎてさぼり始めることもあるからである。
 掃除区域によっては早く掃除が終わる場合もある。(きれいになったことを前提とする)その場合は、そのまま掃除区域でぶらぶらさせるのではなく、終わったらすぐに教室に戻って教室掃除の手伝いをするように言っておくことが必要である。
 子どもは何もすることがないと暴れる、騒ぐ、しゃべる、のである。
 
○給食当番
 これも教師が決める。出席番号順に9人~12人程度で3グループか、4グループに分けるとよい。このグループは固定である。
 大きなおかずや小さなおかずなどは当番が回ってくるたびに一人ずつずらしていって、全部の担当を1年間で回す形をとる。(詳しくは給食時間の実際のレジュメを参照)
 ここでも、掃除と同じで、自分の担当が終わったら配ることを手伝うようにさせる。みんなで手伝えばすぐに終わるので、給食も早く食べることができる。
 
○日直当番
 自分は、日直の仕事は朝の挨拶、給食の挨拶、帰りの挨拶、そして一人一役当番チェックをさせている。
 仕事内容は挨拶が主である。あとは一人一役当番がきちっとなされているかチェックして、もしなされていなければ、するようにさせ、お休みの場合は日直が行う、また、帰りのお仕事など(たとえば窓閉めなど)担当の子がさぼって帰ってしまったら日直がしなければならなくなるようなシステムを作っている。
 つまり日直は必死で一人一役当番の子に仕事をさせようとする。
 
○その他(一人一役当番など)
 自分は一人一役当番を決めている。
 たとえばどんなものがあるかというと、朝の窓あけ、健康観察簿を持って行く、黒板消し(1時間目担当、2時間目担当・・)などとにかく細かいお仕事で、なくてはならないお仕事がよい。30人学級であれば、30個考える。内容を子どもたちと相談してもよい。
 自分は、それを一覧にして教室に掲示するとともに、日直さんの日誌にチェックできるように作成した。

3,係

 係はすぐになくては困る、というものではない、ということと、当番と区別をするために、自分は最初は作らない。だいたいゴールデンウイークが終わったあたりで、子どもたちの方から「先生、係は作らないんですか。係をしたいです。」などと言って来る。 係活動を楽しみにしている子が結構いるのである。新聞係をしたいとか、レクレーション係をやりたいとか・・・・
 そのように盛り上がったところでいよいよ係決めをする。
 係は当番のように人数制限をしない。やりたいことをやりたい人がする。しかしそれだけではいけない。いくつかの工夫が必要である。          
 係活動は最初はいいが、先細りになることが多い。先輩の先生方に聞いてみるとよい。なかなか活性化しないのである。それは途中でいくつかの手を入れていないことに問題がある。教師が指導しないところに、係活動が活性化するわけはないのである。
 いくつかのポイントを示す。
 
〈係活動が活性化するためのポイント〉
・希望する係をさせる。(人数自由)
・係の名前を会社、にする。(リーダーは社長、などとしてもよいだろう)
・気をつけたいのが、人数が多すぎる係である。たとえばレクレーション係や新聞係は多すぎると仕事をしない子とする子がはっきりしてくる。そこで、この2つの係に関しては、3人~4人一組で小さくグループ分けする。つまり、A新聞会社、B新聞会社、C新聞会社、というようにするのである。それぞれ新聞の仕事をしたくてその係になってるのだから、細かい人数配置でもかまわないはずである。
・係のネーミングに工夫をさせる。(例:クイズミリオネア会社・イチゴ新聞会社など)
・毎週1回(たとえば水曜日)は係給食の日とする。(係のメンバーと食べる)
・係給食の日は、係の仕事の確認や、イベントの紹介、活動報告、係からのお願いなどを給食時間を使って発表させる。
・係給食の日に、ここ2週間の活動報告が特になし、という場合は、係をつぶす、といっておく。その場合、新しい係を作る必要がある。またはほかの係に入れてもらうこともできる。その報告も必ず係給食の日に行うこととする。
・係イベントを必ず企画させる。たとえば、月に1回漫才会社は、昼休みを使って漫才をする、とか、レクレーション係は毎週火曜日に学級で遊ぶ内容を決めてみんなで遊ぶとか、何でもいいのである。

4,実行委員会

 主に高学年で作られることが多い。自然教室実行委員会とか、修学旅行実行委員会とかそういったものである。内容は、しおり作りや、しおりにのせる歌の選択などを学級会にかけたり、また、自然教室であれば、朝のつどいでみんなの前で発表するとか、修学旅行であれば、平和の鶴を折ってもらえるようにみんなに放送で呼びかけるとか。。。である。
 
 学級組織は以上のようなものから成り立っている。仕組みを作るのも、運営していくのも教師の仕事である。

すべては「統率力」


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