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TOSSランドNo: 5332068 更新:2012年11月30日

俳句指導の赤ペンも、五・七・五で


俳句は、遠慮しないでとりあえずたくさん作ってみることが肝心である。
できた子からノートを持ってこさせたり、黒板に書かせたりする。
今回は、ノートに五・七・五でコメントを返してみた。
なお、これは中学校の特別支援学級での個別指導の実践、
対象は中1女子(仮名かとうなおみさん)である。
 俳句に出てくる相手の名前の部分も、仮名で差し替えてある。 

子どもが俳句を書いて持ってきたら、五・七・五で赤ペンを入れ、声に出して読み上げてノートを返却する。

 なつみかん なんかすっぱいからいやだ
→夏みかん いつまでたっても すっぱいな

 ほんやさん いろいろ って いていいな
→本屋さん たくさんあって きまらない

 先生は なんかやさしい なんかすき
→かとうさん たくさん書けるし よいへんじ

 しおりさん なんかかわいい おんなのこ(注:同じクラスの女の子の名前)
→なおみさん とってもやさしい おんなのこ(注・書いている子の名前)

 けんたくん なんでもきいて いいからね(注:同じクラスの男の子の名前)
→ともだちの いいとこみつけ いいきぶん

 おもちゃやは いろんなものを うっている
→みなさんは どんなおもちゃが ほしいかな

 やの君は れきしをしって いていいな(注:同じクラスの男の子の名前)
→なおみさん 10個かけたね 一等賞

赤ペンを入れ、声に出して読み上げてノートを返却した。そのたびに、うれしそうな表情をみせて、次に次に俳句(川柳)を書いていった。

その場で、教師が五・七・五で返すことが難しいと思う方もみえるだろうが、慣れれば大丈夫。
子どもの作品とよく似た五・七・五で返してやるのが、手っ取り早い。
いわゆる「返歌」の感覚である。

①その子の名前を入れて、ほめる言葉をさがし、五・七・五でまとめてみる。

②子どもの作品を推敲するつもりで作ってみる。
 1カ所換えるだけでもずいぶん句の雰囲気は変わってくるので「こんなのもいいね」というつもりで書いてみる。
 ただし「直してあげた」というスタンスでなく、「別の俳句を思いついたよ」というスタンスがいい。

③そのテーマで、自分ならどんな俳句を作るか想定してみる。
 つまり、自分の全力で俳句作りをし、子どもに提示してみるのである。
 これもスタンスは「別の俳句を思いついた」である。


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