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TOSSランドNo: 1134279 更新:2012年12月31日

授業づくりのQA


発問1:

計算スキルを使えないとき、算数の授業の組み立てはどうすればよいですか。

詳しいQ

四月から新しい学校に赴任しました。
そこでは教材採択が全校で決まっていてあかねこ計算スキルが採用できませんでした。
そのかわりに算数の教材を二つ採用しています。
一つは「計算ドリル」として、計算問題を中心に組み立てられています。
もう一つは「算数Vドリル」で、教科書の確認問題を中心に組み立てられています。
今までの学校であかねこ計算スキルを採用していたので、算数の授業の進め方に戸惑っています。
このようなとき、算数の授業をどのように進めていったらよいでしょうか。

【自分なりの考え】
①あかねこ計算スキルの代わりに教科書の問題を中心に作られた教材を授業の最後に使う。
②あかねこ計算スキルと似たような問題を先生問題として授業の最後に行う。

A 授業の最後に赤ねこ計算スキルの代わりに使う事ができます。

ただし、時間がかかるはずです。
十分ほど時間をとります。
五分〜七分(問題数が多いと思います)で問題を解かせます。
ここからは,教師が答えを言ったり,黒板に書くなどして答え合わせをします。
もちろん,時には教師の解説が必要だと思います。
さらに授業で使ったプリントを増刷して,宿題のプリントにするのもいいです。
授業でやっています。
そのプリントが答えになります。
家に帰って忘れてしまった子も,授業のプリントを見れば思い出します。
【回答者 斎藤浩康】

発問2:

めあてを書くことを学校全体で進めているとき、どのように対応したらよいでしょうか。

詳しいQ

学校の現職教育で、教師が黒板にめあてとまとめを書くことになっています。
目的は、本時の授業の目標を子どもたちにとらえさせるためです。
自分としてはめあてを書くことがそれほど重要であると思いません。
授業の導入はすっと始まったほうがいいと思います。
しかし、学校の研究をないがしろにするわけにもいかないので現在のところはめあてとまとめを書くことを続けています。
この対応でよろしいでしょうか。
 
【自分なりの考え】
①今までどおり、めあてとまとめを書くようにする。
②めあてやまとめは書かずに授業を進める。

A めあてを書くことは、時として「手品の種明かし」をして手品をすることに似ているといいます。

「校長先生が見に来るときや校内研究の時にだけ」やればいいのでしょうか。
校内で決まったことですから,表向きはやらなければ行けません。
ただ,徐々に「子どもの事実」を味方につけ,このような仕組みを壊していくことも考えておいた方がよいです。
めあてを書くことは,時として「手品の種明かし」をして手品をすることに似ているといいます。
少しずつ,学校を変えていけるといいですね。
【回答者 斎藤浩康】

発問3:

児童一人に対して授業を進めています。どうようなことにすれば考えを深められますか。

詳しいQ

理科の授業で三年生児童一人を担任しています。
一学期が始まって二週間たちました。
次のことで困っています。
①ほかの児童との交流がないので、自分の考えや気づいたことだけでとまってしまう。
②児童一人なので、家庭教師のように逐一指導になってしまう。

例えば、自然探検の授業です。
一人で植物や虫などを探しました。その後、見つけたものを発表しました。
児童数が多いと、見つけたものを交流することができます。
しかし、児童一人の気づきや考えだけでとまってしまいます。
また、授業の進め方も家庭教師のようになってしまいます。
余計なお世話をすることが多いのです。
このような場合どのように授業を進めたらよいでしょうか。

【自分なりの考え】
①子どもの活動の時間を多くする。
②児童一人でも多くの児童がいると仮定して授業を進める。

A 二つあると思います。

一つめです。
自分で,どんどん学習を進めていける力をつけていく。
算数ならば,自分で例題を解き,練習問題を解き,次々とやっていけるような力をつけてあげるのがよいと思います。
これさえ身に付けば「自分で学ぶ力」がつくわけですから。
二つめです。
できるだけ,他の学年との交流の時間を確保することです。
あれこれ理由をつけて,他の学年との授業をするのです。国語ならば,多少,学年が違っても,授業ができます。
他の先生と相談して,交流の時間を増やしてはいかがでしょうか。
そのためにも,通常の授業を早めに進めておくといいでしょう。

発問4:

すばやく整列させるにはどうすればよいか。

詳しいQ

整列をすばやくさせる方法を教えてください。
また、授業始まりの合図とともに子どもが並んでいるようになる指導法はありますか。

Aその1 「じゃ、そこ行って待ってんだよ」

並んでいる状態であれば今の言ったような指定席が決まってあれば「じゃ、そこ行って待ってんだよ」。
先生がね、あとから行くとたいへん子どもたちね、遊んでいるか、あるいは先生が指示しとけば準備運動ですか、やってるときはありますよね。
私の場合は子どもたちに体育会社とか作って。
私が何かで遅れる場合もありますから、そのときは体育会社が準備運動をやります。
最初はもうさっき言ったようなね、屈伸とかね、いろいろやってるんですが。
そのうちね、私がいつもやってるようにどこどこ触って戻ってきますみたいな、同じような準備運動やってるんですね。
そんなのもやって待ってるなんてのもあります。
でもやっぱり、教師はそこからやんなきゃいけないですね。
小さい子どもたちとか、特別支援を要する子どもたちがいるなんかの場合にはやっぱり授業の始まりと同時に準備運動から先生が指導していかないと、ぐじゃぐじゃになったり、あるいはけんかが起きたりありますのでね。
【回答者 吉川誠仁】

Aその2 授業の始まりと同時に子どもが並んでいるっていう方が変だと思います。

算数もちゃんと準備して待っている方法はありますかっていうのと同じですね。
国語はどうですか。
図工はどうですか。
音楽はどうですかっていうのと一緒ですね。
ただ音楽だったら音楽室に行って楽器を演奏しているとかいう形になります。
こんどの授業でも一緒ですけど、私このように考えたことはないですね。
授業の始まりと同時に子どもが並んでいるっていう方が変だと思います。
考え方として。
だって授業ってそうじゃないでしょ。
先生がいてそこからスタートするのが授業じゃないですか。
先生が行かなかったらやっぱりね、安全面の配慮が必要なクラスだったら、吉川先生の言ったような配慮が必要でしょうけども。
そうじゃなかったら遊んでるとかってのは自然な状態じゃないですかね。
たとえば鉄棒カードを配って鉄棒やってるんだったらそれはあるとは思いますよ。
ただちゃんと整列して待ってるなんて気持ち悪いでしょ。
そういう状態をイメージするのは。
やっぱりキンコンカンコン鳴って先生が行って、「じゃ自分より大きいもの3つ触ったら戻ってらっしゃい」っていうのが授業じゃないですかね。
授業っていうのは、最初の15秒で全員の子どもを巻き込むんですよ。
全員の子どもをわしづかみにして持ってっちゃうんですよ。
「これから、体育の授業を、始めます、礼、お願いします」なんてね、良い授業になるはずがないじゃないですか。
ほかの教科でも一緒です。
「これから、3時間目の、算数を始めます」
あんなんで良い授業になるはずがないでしょ。
たとえばフラッシュカードから始めるだとか、百玉から始めるだとか。
最初の15秒で全員を巻き込むんですよ。
そのための工夫をやるのが教師の仕事っていうことですね。
だからこのように考えたことがないとうことです。
【回答者 根本直樹】

発問5:

とびなわ級表は,毎年,最初の級から取り組ませるべきか。

くわしいQ

とびなわ級表について,わからないことがあります。
とびなわ級表は,毎年新しいものを配付すべきでしょうか。
それとも,前年のものを引き続き,使わせるべきでしょうか。
勤務校では,今年,今まで使っていたなわとびカードから,とびなわ級表へ変えました。
とびなわ級表の方が見やすくてよかったためです。
子どもたちは,熱心にとびなわ級表に取り組んでいます。
来年,新しい級表を使わせるべきでしょうか。
全校生が体育ファイルを持っていて,とびなわ級表をなくす心配はないのですが,古い級表だと,なかなか昨年の記録を超すことは難しく,子どもたちが積極的に取り組めないのではないかと思います。
そこで,新しい級表を毎年配付した方がいいのではないかと考えました。

A 子どもの事実から考えるべきですね。

先生のご質問からは、級表を新しくするかしないかなのか、前年度の級から始めるのか、最初からやり直すのかがはっきりしませんね。とにかく。
これは、子どもの事実から考えるべきですね。
古い級表だと、子どもたちに積極性がでないのなら、新しくすればいいのではないですか。
「昨年の記録を超すことが難しく」という事実は、いくつの事例からでた結論なのでしょうか。
本当にそうなのでしょうか。
具体的に事実としてあるのでしょうか。
単なる教師の思い込みではないのでしょうか・・・と思いました。
私は、持ち上がる場合、前年度の記録を名簿に残しておきます。
1年使えばカードはよれよれになります。だから、カードは新しいものと取り替えます。(原則として)
そして、前年度合格した級の次から始めさせます。
一からやり直しのほうがやる気をそぐと私は考えます。
子どもの事実をよく見つめてください。
そこから、考えましょう。
【回答者 星野裕二】

発問6:

日記をひらがなだけで書く子とその親への対応はどうすればよいか。

詳しいQ

4年生を担任しています。
担任してすぐ日記指導を始めました。
一週間ほどして,保護者から次のような連絡がありました。
「うちの子は,日記にひらがなしか書いていません。先生から漢字で書くように指導してください。」
私は,次のように返答しました。
「日記は,まずは書く習慣をつけることが大事です。それから長く書くことへとつなげていきます。
 まずはひらがなだけの文であっても,書けていればいいと考えています。
 もちろん授業中や連絡帳は漢字を使って書くように指導しています。
 ただし,日記はおうちで子どもが取り組むものですので,「漢字や誤字」について細かく指摘して,やる気を失わせないようにしたいと  思います。
 まずは,いいところを見つけ,ほめて伸ばしていくようにしたいと考えています」
子どもに対しては,「日記を漢字で書きなさい」とは言いませんでした。
一つでも漢字を書いてきたときは,赤ペンで「すごい。漢字があると読みやすいね」とほめました。
このような親と子への対応でよかったのでしょうか。

A 無理強いはしません。

悪くはないです。
原則としては、いいと思います。
この続きとして「漢字の力というのは、日記に書ける漢字の量のことなんだよ。○○さんの日記を見てみようか。こんなに漢字を使ってあるでしょう。これが漢字の力なの。だから、思い出せない漢字は調べて書く。あるいは、習っていない漢字も調べて書く。こういう人は絶対に頭がよくなるんだ。」
このくらいは話します。
無理強いはしません。
ただ、親への返事としては、Bですね。
もっとあたたかい返事であってほしいと思います。
【回答者 根本直樹】

発問7:

6年生男子 LDの診断を受けている児童。どのような対応がよかったのでしょうか。

詳しいQ

自己否定感が強く、例えばリレーで負けてしまったり、ゲームで負けたりすると、他の子が責めていないのに
「僕はだめなんだ。僕のせいなんだ。僕なんか生まれてこなければよかったんだ。」と大きな声で言い、自分の頭を抱えたりすることがあります。
すると、少しずつ落ち着くのでそのままにしておき、次の活動でできるだけ声をかけてみましたが、どのような対応がよかったでしょうか。

A 自立するために大事なことっていうのは、自尊心を傷つけない。

これ、この子のことをきちんと調べなくちゃいけなくて、LDっていうのは、学習障害ですね。
人間には様々な能力があって、引き出しがあるんですけれども、LDっていうのは、その中の一つの引き出しが、特定の引き出しが開かないっていうふうにイメージすればいいんですね。
例えば、トム・クルーズっていう映画俳優がいますね。
あの人は、字が読めないんです。
LDなんですよ。
でも、耳から入って、耳から入ってきたことを覚えていくわけなんですよ。
ああいう大スターになっていくわけですね。
ですから、やがてその子が自立するために大事なことっていうのは、自尊心を傷つけない。
親も家庭もみんなで。
何ていうかね、自分に対する自信っていうのを持たせることが大事。
この子はもしかすると虐待を受けている可能性もありますよね、LDが故に。
だから、「僕なんて生まれてこなければよかった。」」っていうのは、裏返せば、「あんたなんか!」って言われてるんですよ、家で。
だから自虐行為にいってますよ、これはもう。
だから愛着障害っていうのが出てるんですね。
ですからそこは、親が多分この子をちゃんと褒めていないんですね。
定位行動。
親をじいっと見つめるとか、親を追いかけるとか、親に甘えるとかそういうふうに、欲求っていうのがちゃんとしてないんで、たぶん愛着障害を起こしてる可能性があるね。
それは、そういう障害を持っている子に対して、親は「なんで、なんで!」って思ってね、そういう虐待をする確率が上がって、そしてそれが二重になっちゃうんですね。
障害プラス虐待。
これで自閉症か何かっていうのは、学校だけではだめで、ドクターの診断を受けてやらなくちゃいけないから、そっからやらなくちゃだめですよ。
先生一人でこの子をどうしようっていう、そういう問題じゃないですよ。
ですから、学校の特別支援にちゃんとかけて、その子の生い立ちから、生まれた時はどうだったのか、正常分娩だったのか、どうだったのか。
そして成長過程で何か空白はないのか。
親はちゃんと対応してきたのか。
コミュニケーションはどうだったのか。
幼稚園の時はどうだったのか。
実態を調べた上で専門機関にもっていかなくちゃだめです。
学校だけで何とかしようっていうんじゃだめです。
それは傲慢です。
昨日、私が教育トークラインに書いた、向山先生のテープ起こし。
ですからこれは、ちゃんと調べるっていうのが大事なことなんですね。
もちろん、ほめて、ほめて、ほめまくるっていうのが大事です。
これは自信をもたせる。
授業を通して。
こういう子は、たぶんこの子はLDですから、この子は、あの引き出しは開かないけれども、開く引き出しはあるんですから、そこんとこで活躍するような授業をあらかじめ仕組んでやるんです。
そしてその子が活躍したら、うんとほめてやるんです。
周りも認めてやるんです。
この子の自尊感情を回復してやるっていうことが大事です。
それをみんなで回復させれば、この子は改善しますよ。
この子は先天的じゃありませんから、おそらくね。
ですから、その自閉的になっている部分ですよ。
これはLDであるが故に、後天的に自閉的になっていると思うからね。
学校全体としてこの子を見つめて、先生は、ほめて、ほめて、ほめて。
自尊感情をきちっと立て直してやることかな、って思いますね。
【回答者 星野裕二】

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