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TOSSランドNo: 2170087 更新:2012年12月31日

子どもをその気にされるスポーツマンの話


 2003年8月、サッカー解説者で元読売ベルディー選手の松木安太郎氏の講演を聞いた。大変面白く、内容もよかった。
 エピソードを踏まえて松木氏の人生論が語られていく。人に話したい、伝えたいという思いが全身から滲み出ていた。それは口先だけの話ではなく、松木氏の全人生の体験の話であった。
 話は明るく、ユーモアに溢れていたが、厳しいサッカー人生から苦労しながら掴んだ珠玉の内容であった。それだけに語りには迫力があり、腹の底に染み透る感動があった。
 子供に松木氏の講演内容を話した。以下の内容である。

1.あきらめないで考えていく

 松木選手は友達のありがたさ、生き方や前向きになることなど、すべてサッカーから与えてもらったそうです。
 カラオケが好きでよく歌いに行くと、松木氏を見た瞬間、「本当にサッカーやっていたの」と聞かれるそうです。体が小さいからです。171センチといっていたが実際は168センチしかなかったそうです。
 最初はゴールキーパーをしていました。しかしその後、ディフェンスになったそうです。これが松木氏のコンプレックスになりました。
 大きい選手には負けないと思ったそうです。松木氏は、コンプレックスをプラスにしていく方法をサッカーから学んだのです。
 松木氏は190センチの選手をマークしろと言われたとき、助走をつける、タイミングをとるなどの勝てる工夫を考えました。
「勝てるチャンスを作るには、あきらめないことです。考えることです。トレーニングの練習を努力し、継続していくことです。」
と話されました。サッカーはいい選手になっていく可能性があるスポーツであり。それがスポーツのドラマであると強調されました。
 サッカーの基本は、考える、工夫する、努力することであり、どうやったら解決できるかを考えていくスポーツであるのです。
 皆さんも勝てるチャンスを作るために、あきらめないで考え続ける練習を行っていくようにしてください。

2.気持ちのいいモチベーションを持つ

 指導には育成と強化があるそうです。強化は足りないところを練習します。いい選手には必ずいいコーチがいました。いい選手には育ててくれたコーチが重要なのです。
 育成で大切なのは、いかに興味を持たせるかだそうです。小さいころの話をきくと8~9割共通しています。初めてコーチに出会ったときに言われている言葉です。その気にさせてくれた、方向付けてくれる大人がいたそうです。
 「その気にさせてくれ、気持ちのいいモチベージョンを与えてくれた人です。何かをやりたいと興味を持たせてくれた人です。強くなるには、つらさを乗り越えていかなければなりません。乗り越えていけるのは、小さいころに体験した気持ちのいいモチベーションなのです。」
 松木選手はモチベーションの大切さを繰り返して話されました。 
 高校生になる娘さんが小学生のときに「バトミントンがやりたい」と言ってきました。ラケットを買って練習しましたが、ラケットに羽が当たらなかったそうです。松木選手がやったんですが、やはり当たらなかったそうです。そのとき、娘さんはホッとした顔をしました。
 その後娘さんは練習し、「バトミントンをやろう」と言ってきました。上手になり、自信がついたのです。やってみると確かにうまくなっていました。そこで松木選手は「すげぇーな」と誉めたそうです。
 その後娘さんは、「どこへ行ったら教えてくる」と母親や先生に聞いたそうです。興味を持ち、シャトルをし、当たるようになったのです。そのきっかけは松木選手が「すげぇーな」と誉めた言葉からだったのです。 
 4年後、娘さんは中学校1年生になりました。その学校にはバトミントン部がありませんでした。娘さんは先生のところにいき、「バトミントン部を作ってください」と言ったそうです。娘さんはうまくないけれどやりたいと思ったのです。伸びるには、関心がないと駄目です。やる気を育てていく指導が大切なのです。
 精神的な部分にも育成と強化のバランスが生じます。バランスが崩れると歪が出ます。チャレンジする期間は限られているといいます。
 そういうモチベージョンがあると、厳しい戦いでもがんばっていけるのです。サッカーの練習には答えがありません。答えのないところをがんばっていくのがそのモチベージョンなのだそうです。
 皆さんも松木選手のようなモチベーションを持ち続けてください。勝ちたい、うまくなりたいというモチベーションを失わないで、練習を行ってください。

3.目標とやる気を持つ

 人間には限界があります。肉体的なものは目に見えます。しかし、精神的なものは目に見えません。練習で「監督もう限界です。死にそうです」と言ってきた選手がいたそうです。
 コーチは「人間には神経があります。本当に死ぬときには黙って死にます。口で言える間は大丈夫です」と言ったそうです。
 「いいドラマを産むのは目標ややる気です。どれだけ前向きに生きていけるかです。本人が楽しくなければ駄目です。」
 その例として2002年のワールドカップのセルガルの例を出されました。
 セルガルはフランスの支配にありました。そして、いつかはフランスより能力が高いことを示したかったそうです。
 セルガルの選手はフランスの2部でやっていました。セルガルの選手は腕力や能力が高かったわけではありません。何かを感じ、何かをしたいと思った時にドラマが起こったのです。フランスに勝つことができたのです。
 「目標を持っていことが大切なのです。チャンスを物にしています。しかし、いつがチャンスか分からないのです。コツコツやることがチャンスを掴むチャンスなのです。」
 松木選手は身を乗り出して目標の大切さを話されました。強烈な目標を持ち、やる気を持ち続ければチャンスは必ずくると言われました。
 皆さんも松木選手のように夢を持ち、目標を持ってがんばっていくようにしてください。


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