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TOSSランドNo: 2130073 更新:2012年11月30日

牛丼から雨水の利用を考える


牛丼から雨水の利用を考える授業

要旨 牛丼から仮想水の存在を知り、雨水の利用を考える授業。トークライン中学千葉 永島氏論文修正追試。第1回TOSS中学全国セミナーIN東京の論文審査で向山先生からA評定をいただいた題材。身近な食べ物である牛丼の食材から仮想水(材料から必要になる水)の存在を知る。3枚の資料から世界的な水不足を視覚的にとらえる。21世紀は戦略物資として不可欠になる水の必要性を感じる。東京都墨田区では雨水の利用を進めている。両国国技館、区庁舎など世界でも先進の雨水利用を行っている地域である。暗いだけの環境教育から脱し、明るい未来を感じる授業を構成した。

パワーポイントで牛丼のスライドを提示

発問1:

おいしそうな牛丼です。食べたことありますねS

あるある!「牛丼!」
※元実践では、牛丼の食べられ始めた時代からから入った。

説明1:

ほとんどの人が口にしたことがありますね。T

発問2:

では、この牛丼を作るのに必要な材料は何でしょうか?ノートに3つ書いてください。書けた人は見せにいらっしゃい。T・S

書けた子から、黒板に一つずつ書かせていく。
米、牛肉、タマネギ、醤油→大豆、(どんぶり)、(水)全ての意見を認めていく。
※単刀直入に材料の視点から入った方が流れがスムーズになると考えた。

発問3:

これらの材料を作るのに共通に必要な物は何でしょうか?T・K

水と気づく子がいる。
※農作物=水が必要という視点を生徒に与えるための発問。

発問4:

では、この牛丼一杯を作るのに必要な水の量はどれくらいでしょうか?ここに1リットルのペットボトルがあります。これの何本分でしょうか?予想をノートに書きなさい。書けた人は周りの人と見せ合いなさい。T・K

数人の意見を聞く。全体を挙手で確認する。正解のスライドを見せながら。

説明2:

正解は9000本です。つまり9000リットルの水が必要になります。たとえば1kgのお米を作るのに7.7トン(7700リットル)。牛は飼料を食べて育ちますから、その飼料が育つのに水が必要です。牛肉1kgを作るのには100トン(100000リットル)の水が必要になります。こうやって計算していくと、たった一杯の牛丼に9トン(9000リットル9もの水が必要になります。この食糧を生産するときに使う水のことを仮想水(バーチャルウォーター)と言います。T・K

発問5:

牛丼に必要な材料はどこの国で作られていると思いますか?T・K

説明3:

日本、外国、アメリカ、オーストラリアなど外国の名前が多く出される。
※日本国内での自給率に視野を向けさせるための布石の発問。

発問6:

では、日本全体の食糧自給率は何パーセントだと思いますか?ノートに予想を書きなさい。T

正解はおよそ40%です。(クリック)

説明4:

つまり日本は食料の半分以上を外国に頼っています。S

世界の人口増加率のグラフです。 (クリック)

発問7:

世界の人口は今後増加を続けていきます。これら見て考えてください。世界の食糧は今後、十分に足りるのでしょうか?足りないのでしょうか?S

「足りなくなる。」と言う意見が多く出る。
2枚の写真と、地図を提示する。スライドを見せながら、テンポ良く進める。

指示1:

写真と資料を10秒だけ見せます。S・T

発問8:

2枚の写真と地図から、ずばり世界では何が不足しているのですか?S・T

「水不足」という答えがでる。
※写真から干害の様子は読みとれる。地図からはアジア・アフリカ地域が水不足の様子がわかる。

両国国技館の写真を提示。

発問9:

でも、世界の人々は考えました。その解決策の一つがこの写真に隠されています。どこの写真ですか?S・T

相撲の旗から、両国国技館であることはわかる。

発問10:

ここではある物を利用して世界を救おうとしています。そのある物とは何でしょう。S・T

正解は雨水である。

説明5:

そうです雨水です。この両国国技館では1万人の人が1ヶ月暮らせるだけの水をためることがあります。T

雨水利用図を見せる。(クリック)

発問11:

でも、こういう大がかりな設備には多額のお金がかかります。こういう設備で雨水を利用続けると、何年ぐらいで元が取れると思いますか?S・T

説明6:

正解は3年1ヶ月です。環境問題で先進的なドイツの一般家庭でも14年で元が取れてしまいます。T

村瀬さんの写真。(クリック)

説明7:

この雨水利用計画を立てた村瀬誠さんです。村瀬さんは墨田区役所の職員です。この村瀬さんが地球を救う雨水利用の足がかりを作ってくれたのです。皆さんの中からも、村瀬さんのように地球を救うアイデアを出せる様な人が出てくれることを願っています。T

指示2:

ノートに感想を書きなさい。

この授業の課題
・授業は発問→説明で進められていくため、単調になってしまう。
・資料の提示のタイミング。
・スクリーンと教師という風に、生徒の視点が移動してしまう。
・黒板も生徒の板書のために使用するが、プレゼンテーションと板書のメリット、デメリットを考えていきたい。
・S(スクリーン)T(教師)K(黒板)を表記した。グレーゾーンの子供達にとっては2カ所を見るという作業は難しい。
・どちらか一方を見るような指示が入ることによって授業が濁る可能性がある。
・授業で使用する視覚資料の視点。
1 資料から多くのことが読みとれる物
2 カラーで鮮明な物。
3 パソコンプロジェクターでしか投影できない物。
4 動画。
5 一目で子供達を引きつける物。
・説明が多い
・生徒が聞いているだけになってしまう。
・発問→作業指示→確認の流れができていない。
・山が明確でない。


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