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TOSSランドNo: 6248823 更新:2012年12月30日

1年「運動会の絵」を酒井式で 第1次


①参考作品を見せる。
②顔を描く。
③玉入れのかごを描く。
④手を描く。
⑤体をつなぐ。

①参考作品を見せる。

参考サイトの作品をパワーポイントに取り込んでサイトを作成し,子ども達に見せた。
 また,その際,昨年のTOSS外の教師が指導した1年生の運動会の絵も1年生の作品とは言わずに一緒に見せた。
 どっちの絵を描きたいか,と子ども達に聞くと,意外にも昨年の1年生の絵のような絵がよい,と思った子が多かった。わずか,数名が,大きく描けた参考作品の絵を描いてみたい,ということだった。
 今までこのような絵を見たことがないので,そう思ったのだろう。
 そこで,「このような絵を今まで描いてきたと思います。でもね,それは幼稚園や保育園の絵です。皆さんは1年生ですから,1年生レベルの絵を描きましょう。」と言った。子ども達は,神妙な顔をして話を聞いていた。

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上の絵は典型的な指導のない1年生の絵。
下の絵は酒井式で指導された1年生の絵。

②顔を描く。

入学してすぐに「自分の顔」を酒井式で描いているので,抵抗なく取り組むことができた。
 もちろん,描かせ方は鼻→口→目→まゆ→輪郭→耳→帽子→髪の毛である。
1つ1つのパーツを1つ1つ区切って茶のコンテで描かせた。

指示1:

鼻の穴を描きます。どうぞ。 

 2度目なので,この指示でOKだった。このような指示を出しながら描かせていった。
 また,スマートノートブックの白紙のところに,私も一緒に描いていった。そのため,子ども達もわかりやすかったようで,ほぼ同じ時間で全員が描く事ができた。
 また,鼻や耳などは必ず触らせた。輪郭も同様である。触らせてすぐ描かせるからこそ,イメージも湧きやすく描きやすいのである。
 耳は意外と大きいこと,どこからどこまであるのか,など触らせながら理解させる。
 口は,できるだけ大きくあけて歯も描かせるようにした。その方が勢いがあり,一生懸命がんばってる様子が出るよね,といいながら描かせていった。
 目については,目の玉が命になるので,目の玉はこの時点では描かせていない。後で,玉いれのカゴを描いてから,目の玉を入れることにした。
 部分品(目や口,鼻)が小さくなった場合は,輪郭を大きく描かせるとよい。今回,鼻の穴を描いた時点で変な場所(到底顔が入らない場所)に描いた数名の子どもに関しては画用紙裏に再度描きなおしさせた。その後は修正は一切させておらず,全て「よし」とした。
 明らかに,4月入学後すぐ描いた自分の顔よりも上手に描けるようになっていた。これには少々驚いたが同じ「顔」という題材で描かせているので,やはり経験が生きているのだろう。1年生の吸収力はすごい。
 

③玉入れのかごを描く。

まず,見本を3枚準備し,かごをどのように描いたらよいのか,イメージを持たせた。
 1枚目を見せると,「かごが小さすぎておかしい。」2枚目は「いいと思う。」しかし,定規で引いたようにまっすぐな支柱になっているので,絵を描く時定規で描いたようにまっすぐでいいのかな,と問いかけ,3枚目の少し傾いた支柱を見せ,このように少し傾いた支柱を描くと生き生きしていいよ,と言った。
 すると,子どもから「6年生のお兄ちゃんが持ってったけど,傾いていたモンね。」と言ってくれた。そうなのである。まっすぐ持つことはなかなか難しいのだ。傾いている方が普通なのである。
 画用紙のどちらかの端の方に玉入れのかごを支柱は少し傾かせて描かせた。

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④手を描く。

玉を持つ手を描かせるのは容易ではない。しかし,TOSSランドから玉を持つ手のフラッシュサイトを映し出し,一緒に描いていけば,とても簡単に全員が玉を持つ手を描くことが出来る。
 佐々木智穂氏のサイトにこのフラッシュサイトがあるので,活用した。

指示2:

玉を持つ手の位置を指差しなさい。そこに握っている玉を鉛筆で描きます。 

手を描く時にあまりにも小さい玉だと描きにくいので,ある程度大きい玉を描くように指示した。全員分の玉をチェックして,小さい玉は大きく修正させた。
 全員が玉を描いたことを確認して,指の話をした。

発問1:

皆さんには5本の指があります。その中には仲間はずれの指がいるのです。どれですか。

「親指!」と何人もの子どもたちが言った。

発問2:

なぜですか? 

「向きが違う。」「短い。」などの答えが返ってきた。
 そこで,親指は生えている位置が違うことを確認し,だからこそ,ものを握ることができるのだ,と話した。
 このとき,どらえもんのような手で持った玉の絵と,しっかり玉を握っている玉の絵を見せて,どちらが握っているように見えますか?と尋ねた。

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そしてこんな絵を描こうね,と進めていった。
 人差し指から順番に1本ずつ描いていった。その際,爪もしっかり描くようにさせた。4本の指ができたら親指である。
 この時点で,すでに同じように親指を描いてしまっている子もいた。1本ずつ描いているつもりだったが,気の利いた子が先へ勝手に進んでしまっていた。 
 「指は1本ずつしか,描きません。」と詰めればよかった,と反省。
 親指を描かせた後,親指の付け根から手のひらを描かせる。その後,玉の見えているところだけをコンテでなぞらせた。
 1つの手が出来上がったとき,子ども達の中から「わ~。玉をつかんでる。」「ほんとにつかんでる!」とうれしそうな声が聞こえた。
 手の描き方など,指導しなければ描けない子がたくさんいる。きちっと指導していくべきだと,このとき,また痛感した。
 もう一つの手は「突き放し」の場面である。

指示3:

もう一つの手でも玉を握ります。玉を鉛筆で描きます。 

このとき,真横や真上など並行や垂直にならないような配置をざっと見て,大きさだけは全員分チェックした。
 手の向きは,親指の位置を変えるだけなので,一応指導したが,同じ向きになってもよし,とした。

⑤体をつなぐ。

ここでも3枚の絵を準備し,1つ1つ見せてどのようにつなげばよいのか,イメージさせた。
 一番の難関の場所である。

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1枚目の絵を見せると,みんな爆笑である。顔からすぐに手と足でていて,体がない。
 子ども達も「体がない。」「首がない。」「顔から手が出てる。」などおかしいところを見つけて発表した。

 2枚目の絵では,「ももんがみたい!」と何人もの子どもたちが笑っていた。 
 3枚目には,その場で「お助けからだ」をつけて手足をつないでみせた。できるだけ手や足はぐにゃっと曲がった方がいいのだ,ということを言った。
 そのせいか,曲げる必要のないところまで曲がった手や足の作品が出来たが・・・(^_^;)
 毎回,このつなげるところが一番難しい。どうしてもつなぎにくいという手足が必ずある。子どもも悩んでいるが,私もいつも悩む。
 2時間の下絵の段階の絵である。

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