TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/06/25 現在)

21642
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 1360303 更新:2012年12月30日

震災からの復興「創生」


宮城県気仙沼市唐桑の海の写真を提示

説明1:

宮城県気仙沼市唐桑

地図を提示

説明2:

宮城県と北、岩手県に近い海沿いの街です。

震災前の唐桑の養殖の様子を写した写真を提示

説明3:

リアス式海岸の海は、牡蠣やわかめ、帆立の養殖が参観です。

唐桑の牡蠣の写真を提示

説明4:

特に牡蠣は、養殖に従事する人が、川の流域に暮らす人々と協力をして、きれいな川を取り戻すために室根山に自然界の母である落葉広葉樹の森を創ろうと植林をはじめたのです。その活動は既に20年以上も続けられ、いまではボランティア、地元の小学生たちをも協力して活動しています。少しずつ、少しずつ地道に作業をして、そして今あるこのきれいな海と美味しい牡蠣が作れる環境が帰ってきたのです。

東日本大震災の写真をy提示

説明5:

2011年3月11日
東日本大震災

唐桑の被災状況を示す写真を提示

説明6:

唐桑半島も、津波が襲ってきました。
海一杯に広がっていた養殖のためのいかだも、
わずかに2台だけを残し、全て流されてしまいました。

説明7:

海沿いにあった漁師さんの家、
牡蠣の殻をむく工場、ほとんどが流されてしまいました。
港も、50cm~1mくらいの地盤沈下で、
使えなくなってしまいました。
唐桑の漁業は、壊滅状態でした。

説明8:

養殖の筏を失い、
自分の家も、出荷するために必要な工場も、失ってしまいました。
中には、大切な漁船、漁具を失った方もいます。
そして、家族さえも失ってしまった人もいるのです。

発問1:

漁業を続けることは、できるのですか。

説明9:

多くの漁師さんが、もう漁業をやめるつもりでした。
しかし、数人の漁師さんが、立ちあがりました。
漁業を不活させるために、行動を起こしました。
そして、その姿を見て、「海にもどろう」と決意をする人が、
一人、二人と増えていきました。

唐桑のがれき撤去作業の写真を提示

説明10:

まずは、がれきで埋まった海の復旧が始まりました。

広島の牡蠣漁師の支援風景の写真を提示

説明11:

ほぼ全部流されてしまった筏の復旧も始まりました。
筏に使う竹も、届きました。
どこから届いたと思いますか。
牡蠣の養殖のライバル、広島県の漁師さん始め、全国各地から、
筏用の竹が届きました。

いかだを組む作業の写真を提示

説明12:

筏を組む作業が始まりました。
広島県の漁師さん達も、わざわざ来てくれたそうです。

説明13:

全国から集まったボランティアの人達も、
作業を手伝いました。

復旧してきた唐桑の養殖風景を示す写真を提示

説明14:

筏が、少しずつ海に浮かべられていきました。

説明15:

しかし、大きな問題がありました。
海のがれきの撤去、
筏を組む作業に追われ、
牡蠣の稚貝を海に入れるための作業に取り掛かれなかったのです。
養殖の作業が、遅れに遅れてしまいました。
作業をする人も足りません。
このままだと、2011年は、養殖が間に合わない恐れがあったのです。
唐桑の養殖復旧のために、行動した人達がいます。

発問2:

どのような人達ですか。

唐桑で活動するボランティアの写真を提示

説明16:

全国から集まった、ボランティアの人達です。

説明17:

牡蠣の稚貝をつなぐロープをつくり、
そこに稚貝をつけ、筏につなぐ。
少し育ってきた牡蠣を、別のロープにつけ、
また別の筏につなぐ。
漁師さんが普段行う作業を、
漁師さんと一緒に行いました。
この作業が、毎週全国から集まるボランティアの人達の手で
行われました。

震災後に収穫された牡蠣の写真を提示

説明18:

そして数カ月。
春から夏にかけて筏につないだ牡蠣が、
大きく育ちました。
いつもよりも、大きさも質も良いそうです。

説明19:

しかし、このボランティアの作業は、4月で終了しました。
まだまだ多くの人の手が必要なのに、です。

発問3:

なぜだと思いますか?
キーワードは、「自立」です。

RQ唐桑「海の体験センター」のHPを提示

説明20:

海の体験センターがオープンしました。

説明21:

今までボランティアで行っていた作業を、
今度は一般の人が、代金を払って体験してもらうようにしたのです。
唐桑の人達にとって、
漁業での収入は自立するために不可欠です。
ボランティアで作業を続けても、
漁師さん達の収入にはなかなかつながりません。
養殖作業の手伝い、船に乗って、養殖の筏の見学、
漁業や海の学習、
そして被災地での体験を伝える・・・、
これらを漁業体験として、一般の人達に行ってもらうことで、
唐桑の復興への取り組みとして行おうとしているのです。
現地のボランティアの人達と
漁師さん達とで考え、実現したことです。

海の体験センターとタイアップした旅行会社のHから、唐桑へのツアーを提示

説明22:

旅行会社とタイアップして、ツアーも組まれるようになりました。

震災前の唐桑の海の様子を示す写真を提示

説明23:

唐桑の人達は、「復興ではなく創生だ」と言います。
つらい状況から立ち上がろうと、努力を続けています。
きっと被災地の人達は、それぞれの場所で、
復興に向けて立ち上がっていることと思います。
私達は、自分ができることを、これからも長く続けていきたいものですね。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド