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TOSSランドNo: 1241174 更新:2012年12月30日

一版多色刷り版画 刷り 6のポイント


一版多色刷り版画 刷り  6のポイント

一版多色刷り版画の魅力は、作品がきれいに仕上がることです。下絵、彫り、刷り、すべて子どもがします。木版画に比べ、短時間でできます。

ポイント①  ずれたら、悲惨な絵になる。

 版木に、同じ大きさの黒画用紙を貼り付けさせる。
 下絵のように、本のようにめくることができるようにするために、一方だけをガムテープ(もしくはセロテ-プ)でしっかりとめさせる。

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ポイント②  刷りは、版木に少しずつ色をつけ、すぐにバレンでこする。

 刷りは、下写真のように、版木に色をつけ、その後で黒画用紙を重ね、バレンでこする。この作業を繰り返しながら、少しずつ刷っていく。
 すると、左のように、絵がだんだんできあがっていき、子どもの気分ものってくる。

 なお、刷りの順番は、簡単なところから始めさせると良い。このシナリオの場合は、腕からさせた。
 一回色をつけて刷ってみて、「あ、色が濃いな」、「色が薄いな」などと分かり、コツをつかんでいくのである。できたら、色の変化をつけさせてぬらせるとよい。

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ポイント③ 色作りでは、濃さをドロドロにし、必ず白を混ぜる。

 色づくりのポイントは2つ。
  ① 色の濃さをドロドロにすること。     ② その色に白色を混ぜること。 

 ①のように、ドロドロではなく、水分が多いと黒画用紙には色がハッキリと出ない。
 ②のように白色を混ぜないと、これまた、色がハッキリと出ない。白色を混ぜると不透明になるので、左のように、色が鮮やかに浮き上がる。
 やってみれば分かるのだが、白色はすぐに足りなくなってしまう。だから、子どもたちは、ケチケチと白色を使おうとする。私は、白のポスターカラーの瓶を5本分準備し、自由に使わせることにした。子どもたちは、安心して刷りをしていた。

ポイント④ 黒い点々が残るのが良いことを教える。

 版木に色をぬって刷ってみると、作品に、黒い点々が残る。これが実に味わい深くてよいのである。
 子どもたちは、黒い点々が残るのはよくないのではないか、と勘違いをすることがある。
 黒い点々が残るのがよいことを、きちんと教えなければならない。

ポイント⑤ 黒画用紙を全部ぬってはいけない。

 左のように、黒画用紙の地の色を残すことで、コントラストがつき、刷ったところが美しく見えるのである。黒画用紙を全部ぬってはいけない。
ポイント⑥ 事前に、教師が試す。
 
 刷りを指導する場合、実際に自分でやってみることが最低の教材研究である。
 やってみると、いろいろなことが見えてくる。
 「ここの色作りが難しい」、「このように刷りはするのか」などと、上に述べたような指導のポイントが見えてくるようになる。
 また、自分でやってみたので、子どもたちのがんばりが腹の底から分かる。すばらしく表現している場面を多く見つけることができる。だから、ほめ言葉が多くかけることができる。

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Kanseikazu

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