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TOSSランドNo: 8901521 更新:2012年12月30日

1年間を貫く!教師の所信表明


1 どの子も天使になる黄金の3日間

「黄金の3日間」とは、新年度、始業式からの3日間のことを言う。

「黄金の3日間」とは、新年度、学校が始まって3日間のことを言う。
なぜ「黄金」なのか。
それは、最初の3日間は、どの子も「おりこう」だからである。
教室で、きちんと腰かけている。
教師の言うことを、シーンとして聞いている。
誰もおしゃべりなんかしない。(中略)
休み時間には、にこにこと話しかけてくる。いろんなことを教えてくれる。
天使のような子どもたちがそこにいる。
                               「教室ツーウェイ」2002年4月号(明治図書)

2 黄金の3日間にするべきこと

では、黄金の3日間のうちに、どのようなことをすればよいのであろうか。

黄金の3日間にやることは、「学級のルールを決めること」「授業のやり方を学ばせること」「とびっきり楽しく素晴らしい授業をすること」の3つだ。
                               「教室ツーウェイ」2001年4月号(明治図書)

子どもたちが素直で張り切っているこの時期に、1年間を通して大切な学習や生活のルールやきまりを決める。
そして、「今度の先生の授業は楽しいな」「今年の先生はちがうな」と思わせる授業をするのだ。

3 黄金の3日間を成功させる準備

黄金の3日間を成功させるには、入念な準備が必要である。
では、どんな準備をすればよいのであろうか。

最初の3日間を充実したものにするためには、準備をしなくてはならない。
第一は、当然のことだが、クラスの子どもの名前は覚えておく。
第二は、クラスで通用させるルールについて決めておくこと。
第三は、クラスに「しくみ」(当番や日直)を作らねばならない。
第四は、国語、算数、理科、社会、体育、道徳の最初の授業を準備しなければならない。
第五は、それぞれの教科について、一単元分は、教材準備をすることだ。
                               「教室ツーウェイ」1999年4月号(明治図書)

4 出会いの1日目に教師の方針を示す ~第1日目だから子どもたちは素直に聞ける~

黄金の3日間のうちに、必ずしなくてはならないことの1つが「教師の方針を示す」ということである。
この時期だからこそ、子どもたちは、教師の言うことを素直に聞く。この時期を絶対に逃してはいけない。
そのためには、次のような準備が必要となる。

(1)方針をノートに書きだす

教師の方針は、一貫していることが大切だ。
その場のゆきあたりばったりの方針では、必ずボロが出る。
「気になる子」は、必ず「教師のボロ」をついてくる。
しかも、うしろにクラスの多数の子を引き連れてだ。
教師の方針は、一貫していること
若い教師なら当然、ノートに書いておくことが大切だ。
                              「教室ツーウェイ」2003年4月号(明治図書)

例えば、持ち物。何を持ってくるのか、何をもってきてはいけないのかということをノートに書き出して明確にしておく。通信や懇談で保護者にも知らせる。
他にも、決めることはたくさんある。例えば、ケンカの仲裁のしかた、忘れ物をした時の報告のしかた。子どもによって対応が違えば、「言ったことと違う」とそこから崩れてくるのである。

(2)教師の権威を打ち立てる

教師が方針として示したことは、必ず守らなければならない。守られないようなことは、口にしない方がいい。
例えば、「先生は3回注意したのに、直さない時は怒ります。」と言ったとする。3回と言ったのなら、3回を守らなければならない。子どもたちは、こういったことを見逃さない。3回注意したのに怒らないと「なんだやっぱり脅しだったんだ。」となめられてしまう。また、1回で怒ると「話が違う」ということになる。
そうならないためにも、

言った方針を守る

ことが大切である。
例えば、1日目に「いすを入れる」ということを話したのなら、ちゃんとそれができているか確認する。できていればほめる。できていなくても大きな声で叱る必要はない。

いすを入れなさい。昨日、言ったはずです。

と言えばよい。教師が言ったことは必ず守らせる。その姿勢が崩れた途端、教師の権威は地に落ちてしまう。

(3)アドバルーンへの対応

中には、わざとアドバルーンをあげてくる子がいる。

アドバルーンには毅然と対応する

ことが大切である。
 最初は、「これ本当にするのですか」という小さなアドバルーンから始まる。その時には、「言ったはずです。やるのです。」と答えなければならない。あいまいな対応をしてはならない。優しくかわいがるのは、後からでも十分できる。子どもとの勝負に負けてはならない。例えば、教師が話をする時に、「鉛筆を置きなさい」と言ったら、必ず、全員に置かせる。置かないというのは、わざとしているのである。見逃してはいけない。


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