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TOSSランドNo: 9613746 更新:2012年12月30日

「日焼け顔見合ひてうまし氷水」 解釈が書けるようになる俳句の授業


光村図書 国語 六 創造 p76

指示1:

読んでごらんなさい。

何人かに読ませる。
どこで区切って読むのかが大切だが、この段階では吟味しなくて良い。

指示2:

暗唱するまで読みなさい。

指示3:

暗唱できたらテストにいらっしゃい。

暗唱した4,5名に試験官をさせる。
3分程度で打ち切る。

発問1:

何が見えますか。

指示4:

それを言葉でノートに書きなさい。

「日焼け顔」「氷水」「青空」「子ども」「お店のおじちゃん」などと出てくる。
出しっぱなしでいい段階である。

発問2:

季節はいつですか。

指示5:

ノートに書きなさい。

全員が「夏」と書く。
指名して簡単に確認する。

発問3:

季語は何ですか。

指示6:

ノートに書きなさい。

「日焼け顔」「氷水」の二つが出る。
両方正解である。
両方書いた子をほめる。
季語を二つも入れて、成功するのは、さすがに水原秋桜子であることを教える。

発問4:

「氷水」とは何ですか。

指示7:

ノートに書きなさい。

 ・ コップに入った水。氷が入っている。
 ・ かき氷

と考える子どもが、この段階では多い。
人数を把握してそのままにしておく。

発問5:

水か、かき氷か、どうすれば調べられますか。

「辞書を引く」のである。
辞書を引くと載っている。
実は、両方の意味がある。
よってここでは、どちらでもあり得ることにしておく。

指示8:

「うまし」を今の言い方に直して、ノートに書きなさい。

「うまい」「おいしい」と書く。

発問6:

何が「うまい」「おいしい」のですか。  

もちろん、「氷水」である。

発問7:

だれが「うまい」と思っているのですか。

指示9:

ノートに書きなさい。

指名すると、話者、子ども、小学生などと答える。
「子ども」と答えたら、何才くらいですか、と切り返してイメージを聞いていく。
「小学生」と言う子には「何年生ですか」「男の子ですか、女の子ですか」とくわしく聞いていく。
これによって、徐々にイメージが広がっていく。
イメージの広がりが大切になる。

発問8:

だれが見えますか。

簡単に発表させる。
上の発表の中から出てくれば、カットしてもいい発問である。

発問9:

「見合ひて」いるのは、誰ですか。

親子、友だち、カップルなどと出る。

発問10:

「氷水」とは何だと思いますか。

かき氷と考える子どもが増える。

発問11:

氷水はいくつありますか。

「一つ」「二つ」多くても「五つ」くらいである。
理由を聞く。
もちろん、イメージしている登場人物によって、数が変わってくる。

説明1:

この俳句をもとに、映画を作るとします。
題名は「日焼け顔 見合ひて うまし 氷水」です。

指示10:

その映画の台本を作るように、お話を作っていきなさい。

根本学級では、ノート2ページ以上という制約を出した。
かなり、楽しんで書いていた。
サークルでの模擬授業、それを受けてのサークル員の教室における実践でも、子どもたちが非常に楽しんで「解釈」を書けるようになったとあった。

追加

発問12:

一番感動した言葉はどれですか。

それぞれに発表させる。

指示11:

そのことがはっきり伝わるように工夫して読んでごらんなさい。  

どこで区切って読むか、である。

「日焼け顔 / 見合ひてうまし氷水」
「日焼け顔見合ひて / うまし氷水」
「日焼け顔見合ひて / うまし / 氷水」
「日焼け顔見合ひてうまし / 氷水」

それぞれに「最も感動した言葉」は異なってくる。

(子どもの作文例)

(ア)

「ブルーハワイ味のかき氷ください」
と一人の女子高生が言った。
今は夏。
すごく今日は暑いから、ふだんあまり人がいない店でも今日はかき氷を買うのに行列。
一人の女子高生は急いでいるのか、かき氷を買って出てこようと思った時、「ドン」何かにぶつかった。
ぶつかった人は、女子高生と同じくらいの男子。
その男子もかき氷を買っていた。ブルーハワイのかき氷だ。
(中略)
二人が最初にしゃべった言葉は「日焼け顔だね」だった。
二人は顔を見合わせて見ると、本当に二人は日焼け顔だった。(後略)

(イ)
二人の男の子が、虫取りあみをふり回していた。二人とも八才だ。
12時を過ぎたころ、一人が言った。
「暑い。熱中症になっちゃうよ。頭がくらくらする」
「そうだ。あの茶屋で氷水でもすすろう」
指さしている方、100m先に小さめのかやぶきの店があって、のき先には「氷」と書いてある青い涼しげな旗が下がっていた。
(ずっと中略)
たがいの顔を見ると、真っ黒に日焼けていた。思わず、「うふ」と笑ってしまった。(後略)

(ウ)
(前略)最愛の妻を亡くし、楽しい時間はあまり無かった。そして、多忙な貧乏暮らしが続いていた。
季節は過ぎて夏。
(中略)
息子に「氷水を食べに行こう」と言った。
「お金が無いのに大丈夫なの」と聞かれた。
「二人で一杯を食べよう」
と言った。
(中略)
初めて食べたのだが
「こんなに冷たくて美味しい食べ物は他に無いだろう」
日焼け顔を見合ってうまい氷水を食べた。(後略)

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