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TOSSランドNo: 2868513 更新:2012年12月29日

理科授業への問題提起 1(国語とのコラボレーション)


理科授業への問題提起 1(国語とのコラボレーション)

一字読解のスタイルを理科授業に使えるか?

                          制作者 TOSS福島アンバランス 大堀真

理科と他教科のコラボレーションを考えてみる。たとえば国語の授業方法は理科に使えないのか?である。

Q  向山型国語の授業方法は、理科に応用することは不可能なのでしょうか? 

A  ズバリ使えます。有名な「一字読解の指導法」が使える場面があります。

 【一字読解で答えだけノートに書かせるのと同じように、まとめ問題を行う】

 五年生、魚や人のたんじょうという単元がある。
 最後に「まとめ問題」する。
 このときに、一字読解で、答えだけノートに書かせるのと同じスタイルでやってみるのである。

指示1:

ノートに「①」と書きなさい。
一行空けて、②と書きなさい。同じく、一行あけて③から⑩まで書きなさい。

まず、解答を書く場所を決める。こうしてから、口頭で問題を読み、答えだけ書かせるようにする。

発問1:

先生が問題を言いますから、答えだけ、ノートに書きなさい。

人の生命のはじまりに必要なものを、二つ書きなさい。

精子と卵子です。できていたら、赤鉛筆で○をつけなさい。(漢字は板書する。以下同様)

発問2:

精子と卵子が出会い、一つになることを何といいますか。漢字二文字で書きなさい。

受精 です。できていたら、赤鉛筆で○をつけなさい。

発問3:

受精後の卵子のことを何といいますか。漢字三文字で書きなさい。 

受精卵 です。できていたら○をつけなさい。

発問4:

受精卵はどこで育つのですか。漢字二文字で書きなさい

子宮 です。できていたら○をつけなさい。

発問5:

子宮の中で、赤ちゃん(胎児)はどこを通して養分をもらいますか。
二つ書きなさい。順序は問いません。 

たいばん (胎盤) と へそのお (臍の緒=臍帯)です。できていたら○をつけなさい

発問6:

子宮の中で、赤ちゃん(胎児)を守るクッションの役目をしているものは何ですか。漢字二文字で書きなさい。

羊水 です。できていたら、○をつけなさい。

発問7:

赤ちゃん、(胎児)が子宮の中で育つ期間はどれぐらいですか。約○週間で答えなさい。

38週です。 できていたら○をつけなさい。(妊娠週の数え方は、一通りではない。39週等でも許容する)

発問8:

赤ちゃんが生まれてくるときの、およその伸長を センチメートルで答えなさい。

個人差はありますが、およそ 50センチメートルです。 できていたら○をつけなさい。あと一問です。

発問9:

赤ちゃんが産まれてくるときの、およその体重を グラムで答えなさい。

 早産などの場合もあり、かなり個人差はありますが およそ 2500~3500グラムです。
この範囲に入っていれば○です。

(もちろん、未熟児であれば、2000グラム以下の場合もあるし、
最近では4000グラムを越える赤ちゃんもいるので、許容範囲は広い)

【余談】 
先生が生まれたころは、赤ちゃんの体重はおよそ2800グラムくらいが平均だったそうです。
我が家の赤ちゃん(今では高校生もいますが)三人いますが、それぞれ3200、3300、3100グラムでした。
現在では昔より大きくなっているのですね。
私の同級生で、クラスで一番小さかった女の子(当時は。今は立派な看護婦さんであるが)がいました。
縁あって、同じ職場の方と結婚され、赤ちゃんが生まれたのですが、4200グラムありました。
そのときのクラスの同級生の中では、ナンバーワンの重さのあかちゃんでした。
一番小さかった人が、一番大きな赤ちゃんを産んだということで、
同級会のときにみんなでびっくりしたことがあります。

このような話をした上で、許容範囲に入っていたものは全部正解にする。
その上で、一応、平均としてはこのぐらいということで2500グラム~3500グラムぐらいという数値を押さえる。
    
テストのときも同様である。
このような個人差(個体差)のあることについての出題と採点は慎重でなければならないと思う。

 この方法の利点は、次のことである。

1 準備が簡単。

2 短時間でできる。(隙間時間を活用できる)

3 用語の定着に少し効果がある。

4 ペーパーテストでは絶対にできない出題が可能である。
  つまり、一問目で出た答えを使って二問目を組み立てることができる。

以下のような第二問があるのに、第一問で、生命の始まりに必要なものを二つ、
と聞くことはできない。第二問の問題文に解答が含まれているのだから。

一字読解式の「口頭で問題を出し、答だけノートに書く」スタイルを使えば、
うまく組み立てると、前の問題で出た答えを使って次々と出題することができる。

第二問。精子と卵子が出会い、一つになることを何といいますか。漢字二文字で書きなさい。

このように、他の教科で使われている指導法は理科の授業にも、応用が可能なのである。
応用して、どうなのかは、子どもが教えてくれる。

良い結果が出るのならば、使った方がいいし、結果が思わしくなかったり、
不都合が生じるのなら使わない方がいいのである。

あるいは、自分自身の応用の仕方に問題があるのかもしれない。
我流かも?邪道かも?とおそれつつも、私は試行錯誤してみたい。
 
それにしても、考えれば考えるほど、向山実践は奥が深い。

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