簡単な比を作る授業。分数は比の値を利用して直す必要がある。前指導要領の時は最大公約数でわるだけで良かったが、比の値を利用する方法も覚える必要がある。
指示1:
8:4に等しい比を作ります。できたら持ってらっしゃい。先着10名!
<板書>
8:4
いろいろな答えがある。初めて出た答えを板書させていった。
8:4=2:1にした子を最後に発表させ、全員でも読ませた。
指示2:
このようにできるだけ小さな整数の比にすることを、「比を簡単にする」といいます。
「比を簡単にする」はい。
(比を簡単にする)
指示3:
今日は、比を簡単にする勉強をします。
とはいえ、小数や分数を簡単にするということを扱っていないので、片手落ちの感がある。「小さな整数の比」ということの押さえが弱かったのだろう。
指示4:
教科書66ページ。
「□5、12:18を、それと等しい比で、できるだけ小さな整数の比になおすことを考えましょう」
ノートに、「□5 12:18」と書きなさい。
<板書>
□5 12:18
指示5:
この比を簡単にしなさい。
終わった子には読む練習をするように指示をした。
できた子に板書させた。板書した子に読ませ、その後に全員でも読ませた。
「12:18をそれぞれ6でわって、2:3です」
説明1:
教科書を読みます。「両方の数を6でわって、12:18=2:3」今やった方法です。
その下。「比の値を利用して、比の値12÷18=3分の2、比12:18=2:3」とあります。この比の値を利用してやる方法をやってみます。
指示6:
12:18の比の値を求めてごらんなさい。ノートにやります。
(3分の2です)
指示7:
これを比に直します。3分の2をわり算の式にします。
(2÷3です)
説明2:
2÷3だから、比は2:3です。
両方のやり方でできるようになる必要があります。
<板書>
比 12:18
2
比の値 12÷18=―
3
2
―=2÷3 2:3
3
説明3:
その下。「このように、等しい比で、できるだけ小さな整数の比になおすことを、比を簡単にするといいます。12:18の比を簡単にすると、2:3になります」
指示8:
「△6、次の比を簡単にしましょう」
「○ア、1.5:1.2」
鉛筆君のセリフがヒントです。どのようにやったのかが先生にわかるようにやってごらん。
自力で考えさせることにした。
指示9:
出来たら持って来なさい。
板書させていった。10倍して15:12にし、3でわった子、0.3でわった子、比の値にして求める子と三様だった。
指示10:
○イ、これもやってごらん。鉛筆君のセリフがヒントです。
こちらもできた子に板書させていき、それを使って答え合わせをした。
○7の3問を解かせた。○イをチェック。全部終わった子に板書させ、答え合わせ。
○7をやり、少々不安を感じた。そのため、○8の○アは一緒に解いた。問題文を読んだ後である。
指示11:
比を書きなさい。
(1.6:1.2です)
発問1:
何をしますか?
(10倍します)
発問2:
いくらですか?
(16÷12です)
発問3:
次に何をしますか?
(4でわります)
発問4:
その通り!いくらですか?
(4:3です)
<板書>
×10
|―――――↓
1.6:1.2=16:12
|――――↑
×10
÷4
|―――↓
16:12=4:3
|―― ↑
÷4
○イは自力で解かせた。できた子に板書させ、答え合わせをした。
算数ドリルを解き、難問をやって終わり。
練習ページ。個人で進めさせた。全問題終わらない子が数人いた。
☆1つごとに持って来させた。その際、全部正解した子にその☆から1つだけ、板書させた。分からない子の参考にさせるためである。
全部終わった子は読書等。難問はチェックが大変になるのでこの日はやめた。
全部終わらなかった子が数人。
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