目や口などのような細かい部分を彫るのは難しい。
こういうときのために印刀(切り出し刀)がある。
印刀はグリップ(握り方)をよく間違える。
カッターナイフと刃の形がよく似ているため、刃を逆の方向に向けて彫ってしまうのである。
これは小刀を使った経験がないためだ。
このことを頭において、指導しよう。
木屑はもちろんだが、ささくれがあると、印刷のときに木屑やささくれまで取り込んでしまう。
木屑やささくれは完璧に取っておかねばならない。
こういう時に印刀を使う。(赤い丸の中)を切り取るときである。
印刀で下描きの線にそって切り込みを入れる。
印刀を使うと狭い部分を彫り起こすことができる。
下の画像は、細かい部分を切った後の完成した状態である。
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