TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/09/20 現在)

21653
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 1117108 更新:2012年12月29日

レトリック「名詞止め」を教える


原実践:向山洋一氏『国語教育』No.333

指示1:

先生が黒板に書くのと同じスピードで、ノートに写しなさい。

恵理子は昨日東京へ行った。

「新潟」よりも「東京」の方が、場所的認知がしやすいと考えた。

指示2:

書けた人で読みます。さんはい。

いろいろなパターンで読ませる。
一斉→男子→女子→目を閉じて
簡単なのでテンポ良く進める。

指示3:

この1文を「~恵理子。」で終わるように書き直してごらんなさい。

指示4:

できた人はノートを持っていらっしゃい。

これは簡単である。
ほとんどの子が正解する。
ノートを持ってこさせる。
当たっていたら大げさに誉める。
間違っていたら「惜しいなぁ」と励ます。
正解は、

「昨日東京へ行った恵理子。」

である。

指示5:

では次に、この1文を「~昨日。」で終わるように書き直してごらんなさい。

指示6:

できた人はノートを持っていらっしゃい。

原実践通り、ここはほとんどの子が間違う。

「恵理子は東京へ行った昨日。」

と書いてしまう。
もとの文の通り「恵理子は」と使ってしまう。しかし、説明はしない。
黙って×を付ける。
子ども達は「えっ?」といった表情で自分の席に戻る。
正解は、

「恵理子が東京へ行った昨日。」

となる。
ノートに○をつける。
うんと誉める。
ズバッ!と誉める。
1人の変化は他に波及する。
正解者が1人出ると次々に正解する子が現れる。

「名詞止め」と板書する。

指示7:

全員で読みます。
「名詞止め」さんはい。

説明1:

このように文の終わりが、人の名前、物の名前、場所の名前で終わる書き方を「名詞止め」と言います。

指示8:

ノートに書きなさい。

指示9:

「~東京。」で終わる文にしてごらんなさい。

指示10:

できた人はノートを持っていらっしゃい。

「俺、次分かった。東京で終わるんでしょ。」と1人の男の子が呟いた。
答えはもちろん、

「恵理子が昨日行った東京。」

である。
次に先生問題を出した。
念のためである。

指示11:

先生問題です。ノートに書きなさい。

「先生は昨日須賀川へ行った。」と板書する。

指示12:

この文を、「~昨日。」で終わるように書き直してごらんなさい。

指示13:

できた人はノートを持っていらっしゃい。

指示した直後、「かんたーん。」と言葉が漏れた。
すぐ、しんとなり鉛筆の音だけが聞こえた。
答えは、

先生が須賀川へ行った昨日。

である。
最後まで集中していた。

TOSS(登録商標第4324345号)、TOSSランド(登録商標4468327号)
このサイト及びすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド