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TOSSランドNo: 1213172 更新:2012年12月29日

マット運動の評価(テスト)


1.マット運動のテスト(評価)

 今回は5年生のマット運動のテスト問題について述べる。
 単元名は「側方倒立回転を中心とした組み合わせ技作り」である。
 子供たちは、4年生までに前転、後転、開脚前転、開脚後転を中心に学習してきている。
 5年生ではそのほかに側方倒立回転を新しい技として学習する。そのあと、組み合わせ技を作っていく。
 一時間ごとにテスト問題を作り、次の時間に生かしていくようにする。
 指導計画は、次のようである。

次     内容       時間
1 自分の持ち技を調べる   1時間
2 側方倒立回転の練習をする 3時間
3 側方倒立回転を中心とした組み合わせ技の練習する 3時間
4 発表会をする 1時間

 1時間ごとに評価をしていく。学習ノートの形でもよいし、学習カードでもよい。
 テストであるから、 自分の考えや動きを評価して、自分の力が分かるようにしていく。
 テスト(評価)は、関心・意欲・態度、思考・判断、技能の観点から行っていく。
 1時間の中で全部を評価していくことは難しい。単元全体を通して評価していくようにする。
 単元全体が終わった時に、関心・意欲・態度、思考・判断、技能の力が付いていくように指導する。
 テスト(評価)は、評定をするためだけでなく、単元の目標が達成できるように行っていく。

2.関心・意欲・態度のテスト(評価)

 関心・意欲・態度は先月号で述べた内容で行う。基本的には毎時間行い、自己の学習を評価させる。
 落ちているところがあれば原因を考えさせ、次時に改善していくようにさせる。同時に教師も評価し、個別に指導するようにしていく。
 特に「楽しくマット運動ができたか」の評価は大事である。楽しくできることが意欲を高め、運動の技能も高まっていくからである。
 関心・意欲・態度がどのように変わったかを、思考・判断、技能作りと関連させる

3.思考・判断のテスト(評価)

 思考・判断は、側方倒立回転の練習の中でテスト(評価)を行っていく。
 側方倒立回転が上手になるために、具体的な問題を考えながら、判断していく力をつけていく。
 側方倒立回転には、三つの技術ポイントがある。一つは、回転加速の技術である。
 これは、立ち足を進行方向に向けて回転するとスピードが出て、回り易くなる。できない子供を見ていると、両足を横にそろえて回ろうとしている。
 立ち足を進行方向に向けることによって足の振り上げがしやすくなり、回転のスピードが出てくる。
 二つ目は、倒立の技術である。倒立になった時の着手と目の位置が大切である。
 倒立した時の着手の仕方が重要である。着手の仕方によって、動きが変わってくるまた、倒立した時、どこを見るかで動きも変わってくる。
 正しい倒立の仕方を指導していく中で、よい動きができていく。
 三つ目は、立ち上がりの技術である。立ち上がる時、バランスがくずれたり立ち上がれなかったりする。
 スムーズに立ち上がるには、最初に着いた足を着手の方向に向けることである。子供は側方倒立回転ということで、両足を並べて立とうとする。
 着手の方向に振り上げ足を向けて着地していくと、安定した動きになっていく。
 以上の動きの原理・原則を問題・確かめという形で示し、思考力・判断力を付けていく。
 最初に立ち足の指導を行う。回転の加速をつけるには、立ち足の位置が大事になってくる。

発問1:

側方倒立回転に入る時、立ち足は、A、Bどちらがやりやすいですか。

Sokutenzu1

指示1:

どちらがよいか自分で動いて確かめなさい。

 次は、倒立の指導をしていく。着手の時の手型を発見させていく。
 手がかりがないと考えられないので、選択肢を与えておく。その中から選択させていく。できたら、理由も考えさせるようにする。

発問2:

着手の時の手型は、どれがよいですか。

Touritsunochakushu

指示2:

どちらがよいか自分で動いて確かめなさい。

 次は倒立の問題である。倒立をどのようにしたら良いかを考えてから、実際に動いて確かめさせる。

発問3:

倒立の時、目はどこを見たらよいですか。

Touritsunoshisen

指示3:

どちらがよいか自分で動いて確かめなさい。

 最後は、立ち上がる時の問題である。側方倒立回転で一番難しいのは、立ち上がりである。

発問4:

立ち上がる時、A、Bどちらの足型がよいですか。

Tachiagari

指示4:

どちらがよいか自分で動いて確かめなさい。

発問5:

Bのように立ち上がるには、どこをみたらよいですか。

Touritsunoshisen2

指示5:

どちらがよいか自分で動いて確かめなさい。

 子供の体育ノートには問題という形で示し、自分の考えを書かせていく。書いた後に、実際に動いて確かめさせていく。

4.技能のテスト(評価)

 技能の評価は、毎時間の目標に照らしてテスト(評価)していく。

 基本的には次の観点から行う。

 ① 自分の持ち技を評価する。
 ② 側方倒立回転の評価をする。
 ③ 側方倒立回転を中心とした組み合わせ技の評価をする。

 第一時に自分の持ち技を評価する。単元の目標は「側方倒立回転を中心とした組み合わせ技」づくりである。
 組み合わせ技を作るには、どんな技が出来るかを調べておく必要がある。技の出来具合を評価する中で、技を知ることが出来る。
 側方倒立回転が中心であるので、側方倒立回転がどの程度出来るようになったのかを評価していく。
 これは、図のように学習カードを作成し毎時間、自己評価を行っていく。
 思考・判断力を高める問題・確かめと合わせて行っていく。
 最後は、側方倒立回転を中心とした組み合わせ技の評価である。
 どんな組み合わせ技が出来たのかを記録し、自己評価すると同時に教師が評価していく。
 教師が評価することによって、どんな組み合わせ技が良いのかを示し、確かめさせていく。
 毎時間の動きを評価する中で、次時の学習の目当てがはっきりしていく。
 評価(テスト)が単に評定のために行われるのではなく、常に授業の中に生かされ子供が伸びていくようにしていくことが重要である。


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