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TOSSランドNo: 1133086 更新:2012年11月15日

小指1本で、腰掛けた人を動かす方法(「てこのはたらき」第1時)


5年・理科てこのはたらき

小指1本で、腰掛けた人を動かす方法
(「てこのはたらき」第1時)

              2006年9月17日更新 TOSS長崎 善能寺 正美   

 一本の棒さえあれば,他に特別な準備も必要なく,理科室にあるもので
インパクトのある実験ができる.

 「てこのはたらき」第1時である.

 
 

椅子に腰掛けている図を板書する。
 教卓の上に理科室用の椅子を置き、子どもに腰掛けてもらう。
 そして、その椅子を教師の小指一本では動かせないことを確認する。
 子ども達にも試させる。誰も動かせない。

発問1:

一本のぼうと、もう一つのいすを使って、小指一本で座っている人を動かします。
どうしたらよいでしょう。

1133086-1

  竹の棒を班に1本ずつ配り、実験をさせる。
  1時間中実験をさせ、「こうしたらいい」という方法をノートに書かせるように
する。当然、図と言葉で記録することになる。
  自由試行の時間である。
  

私が行った授業では,

1133086-2

という説が多くの子どもに支持されて1時間が終わった.

 さて、この説である。
 竹の棒が重い分だけ動かしやすいという考えである。
 「長さ」ではなく、「重さ」に着目している。
 私は、このような考え方をするとは予想をしていなかった。
 指導案に次のように書いていた。

 「■棒を使って動かす……1時間 竹の棒を使って(横にした理科室の椅子
   を支点にして)、理科室の椅子に腰掛けた人を動かす工夫をさせる。
    そうすると、子どもは、そのコツを発見する。
   この段階では、まだ、支点から力点までの距離が長い方が楽であったり、
   支点から作用点の距離が短い方が楽であるという程度の発見である。
    そのような活動を通して、てこを使うと重い物でも小さな力で動かすこと
   ができるということを子どもが体感する。」

 しかし、実際に授業をやってみると、子どもは「長さ」ではなく、「重さ」に着目し
 た。
 さらに、次のようにも指導案に書いていた。 

  「子どもは『ここからここまでの長さが…』というように説明するはずである。
    『ここ』では不便なので、『力点』『支点』『作用点』という言葉を『知識』とし
  て教える。そのような言葉を使って説明させながら、用語を自由に使えるよう
  にさせていく。」

 このような、「ここからここまでの長さが…」というような説明は、いっさい無か
った。
 「椅子と椅子を近づける」という言い方をすればまったく不便は無いのである。
 


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