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TOSSランドNo: 2230085 更新:2012年12月25日

全校集会での指示


 原則1 空白禁止の原則
 原則2 指示的評価活動の原則

 8時10分、全校児童が体育館に集合した音楽集会があるのである。
 早く来た子供がおしゃべりをしたり、騒いだりして、すこし、ざわついている。
 「前から、静かに座っていきます。」
 ここまでは、だれでも指導できる。音楽主任のS先生の指導の見事なのは、それからであった。
 あっという間に全校の子供を静かにさせてしまったのである。

指示1:

 1年生いいですね。
 2年生もいいですね。
 さすが3年生です、誰も話す人がいませんね。
 4年生は姿勢がいいです。
 5年生もいいです。
 6年生はさすが最高学年で、立派です。きちんとそろっています。

 たたみかけるように指示していかれた。
 指示された子供は、一人も喋らず、黙って座っていった。なぜこの指示がいいのかというと、次の原則に当てはまっているからである。

 原則1 空白禁止の原則
 原則2 指示的評価活動の原則

 一つは、空白禁止の原則である。行動をさせるとき、空白の時間を作ってはいけないということである。
 空白ができると、子供はざわついたり、おしゃべりをしたりする。だから、3秒以上間をあけないようにするのである。
 S先生は、見事にこの原則を守って指導された。一つの指示をしてから、すぐ次の指示をしている。
 弛みがなく、次々に指示が成されている。何をすればいいのかがよく分かるのである。騒ぐ時間がない。
 一つの指示が終わった後、空白の時間を置かないのである。
 二つめは、指示的評価活動の原則である。指示をしていく内容に、評価の観点を示していくのである。できたか、できないかを即時に評価していく。これも見事であった。

 1.話をしない。
 2.姿勢を良くする。
 3.列をきちんとする。

 「話をしていませんね」と評価することによって、周りの子供もそれに習って行く。
 「話をしてはいけません。」と指示するより、「誰も話す人がいませんね。」と肯定的に指示したほうが子供の動きは良くなる。
 筑波大付属小学校の林恒明氏は、整列させる時にこの指示的評価活動を用いる。
 早く整列できたグループを即座に誉める。
 「このグループいいねー。」
 「この班、真っ直に並んでいるね。一番。」
 「A君の座り方とてもいいです。次にいいのはだれかな?」
 黙っていても、他のグループもきちんと整列していく。
 どのように行動していったら良いのが示されているからである。


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