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TOSSランドNo: 3400032 更新:2012年12月26日

「我流を廃せこれが知的体育だ」


 新しい学習指導要領が実施されました。その中で強調されているのは基礎・基本の定着です。どのように基礎・基本を定着させていくのかが問われています。
 同時に教師の指導力が問われ、指導力不足の教員に対する研修や処分が打ち出されています。
 指導にも原理・原則があります。原理・原則に基づいた指導をすれば、子供は変わります。基礎・基本も身に付いていきます。 ところが原理・原則を外すと指導はぶれ子供は荒れていきます。「我流をなくす」というのは「原理・原則に従う」ということです。
 例えば、集合の原理・原則があります。

 1.3メートル以内に集まる。
 2.10秒以内に集まる。
 3.子供の目線で話す。

 原理・原則を知っているかいないかで、子供への指導は変わっていきます。知らない場合は次のような指導になります。

1.子供は集中しないでばらばらに集まる。集合までに時間がかかる。
2.教師の近くに座る子供、遠くに集まる子供と分散する。
3.分散しているので教師の話が全員に徹底しない。話を聞く子供と聞かない子供が出る。
4.子供は座らせ立って話すので子供と教師の視線があわず徹底しない。

 若い教師の授業をみていると子供がなかなか集まらず、大声で叱咤している場面にぶつかります。知っている場合は次の指導ができます。

1.10秒以内に集まるという原則を知っているので、リズム太鼓を10回たたいて「太鼓が10なるうちに集まりなさい」と指示する。
2.時間が限定されているので教師も子供も集中できる。
3.3メートル以内が集中して話を聞ける距離なので、教師 の近くに集合させる。「3メートル以内に集まりなさい。バスケットボールのサークルの中に入りなさい」と指示する。

 子供と同じ目線になるには教師が座らなければできない。上から見下ろすのではなく、子供と同じ視線になることによって視線を合わせることができる。

4.視線を合わせることによって子供とのコミュニケーションがスムーズに出来るようになる。「先生の目を見て聞きなさい」という指示を出すことができる。

 このように原理・原則が分かっていると具体的な発問・指示が生まれてきます。指導の方法が工夫できるのです。
 どれだけ多くの指導の原理・法則を知り身に付けているかで、子供の動きは変わっていきます。

 発問・指示、場づくりによって今までとは異なる指導ができます。
 その結果、子どもの変容が数値で示せるのです。
 我流から脱して、知的で楽しい学習を実践していただければ幸いです。

2004年12月20日
TOSS体育授業研究会代表 根本正雄


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