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TOSSランドNo: 3200002 更新:2012年12月25日

学級づくり集団への対応はどうするか?


学級の子どもたちが騒がしい、時間にルーズ、と困ってしまうことはありませんか。
「こんなときどうすればいいの?」
そんな質問にいろんな講座で向山先生が答えてくださいました。

Q1 子どもをひっぱることは、どのような場面に絶対必要なのでしょうか。

2年連続で、非常に厳しくしつけられた子どもたちを担任しております。
4月当初には、びっくりする程、規律のある学級なのですが、日が経つにしたがって、どんどん子どもたちが思い思いのことをはじめ、なかなかひとつにまとまりません。
子どもを自由にさせなければと思うことが、かえって子どもを混乱させてしまっているようです。
その結果、さらに子どもたちの動きを制限してしまっていのです。
子どもたちが本当に自由に活動できる環境を作るため教師が自ら出ていかなければならない場面があります。
そのところが私には見えてきません。
①どのようにすれば見えるようになるのでしょうか。
②子どもをひっぱることは、どのような場面に絶対に必要なのでしょうか。

向山氏のA

絶対に必要なのは、第一に「命に関わるとき」、第二に「集団生活で著しく迷惑をかける時」です。
でも、本当に子どもたちに自由にさせてやりたいという意思は分かったとしても、2年目の男の先生ですから不可能じゃないでしょうか。
そんなことよりも子どもたちが、心地よく過ごしていけるということの方が、どれだけ重要かということですね。
具体的には、まず、「授業をチャイムと同時に終わる」 「朝の会、帰りの会をダラダラやらない」 「連絡は、前もってきちんと伝えられる」。

「この次の図工に持ってくるのは~です。」
言葉だけじゃなくて、ちゃんと文書で伝えられる。
「その日にやる授業がどからどこまでやると言うことが、ちゃんと分かっている」
「その中の重要なことがちゃんと教えられている」
あるいは、「ノートの書き方が各教科ごとに教えられ、それが、たまに点検されていること」です。

算数を例にとると、算数のノートを開いたら、日付を書き、どのページをやるか書いて四角で囲む。
5×8という問題が出されたら式が書かれ、計算問題も必ずノートに書かれている。
今のことだけでいいんです。
例えば、練習間穎27×3が出されたら、必ず計算を書かなければならないんです。
それが、ノートの横に大きく書かれている。
計算をノートにきちんと書いて消されていない。
このように指導している教師は、大丈夫です。
多分、力のない教師は、これをしていません。
これは、ノート指導の基本です。
こういう基本的なことを、手短にきちんと教えていく。
そういうことを通して、子どもたちは、学習に対して心地好い自由な気持ちになっていくわけです。

次にもう一つ言うなら、教師が自分の自尊心だけに関わるようなことについては、取りあげないということです。
例えば、給食の時、残す時があるでしょ。
子どもたちにとって、まずい場合だってあるんです。残すことだってあるんです。
給食主任が、「先生のクラスは、いつも残しますね。」と言うとします。
その時、教師が「今度、ちゃんと言います。」と言って、何も言わない。
そのようなことをできる教師が、ある種の自由さを持っているんです。
そのことを子どもに押しつけるような学級は、どんなにえらそうなことを言ったって、子どもたちの輝きは、でてこないんです。
ですから、自分のごくごく原則的な指導をもう一皮、見直していくんですね。

Q2 自分に自信がなく、クラスもバラバラ。どうすればいいでしょうか。

向山氏のA

統率者たる自覚。指導者たる自覚。そして夢。

Q3 ボスがいる荒れたクラスをどのようにして軌道修正していけばよいのでしょうか。

昨年受け持ったクラスのことです。
私は、中学校から小学校へ転任したばかりでした。
クラスにボス的な男の子がいて、大変な経験をしました。
その子は、4月の最初の1週間は、進んで挙手し、なんでも学級のことを考えてくれ、明るく元気で、活発な子でした。
ところが、しばらくすると、となりのクラスの子に乱暴をするは、掃除はしないは、係りの仕事は、他の子におしつけるは、気の弱い子をいじめるはで、自分勝手で、なんのルールも守らず、学年の問題児と言われるその子の本性が出てきました。
私は当初、そんな大変な子だとは思わず、手をうちそびれてしまって、思うように学級づくりができないでいました。
その子とその子を取り巻く男子数人を何とか常識的な枠の中で集団生活をさせることでへとへとでした。
結局1学期は、あれよあれよとう間に終わってしまい、2学期は、気合いを入れて戦う毎日でした。
悪ガキたちたちは、随分と落ち着いて生活できるようにはなりましたが、一人一人を生かすような雰囲気作りには、まだ程遠い感じで、やるせない感じでした。
そうこうしている間に、産前休暇に入ってしまい、中途半端な気持ちがします。
来年1月に復帰しますが、このクラスとこのクラスと関わりがなくなっても、何か充実感がなく、残念です。
今後、今まで以上に取り組んで、力を付けたいと思います。
このような場合にどのようなことに心掛けて軌道修正していくべきでしょうか。

向山氏のA

闘いです。
まわりの子を見方に付けて、必ず勝たなければなりません。                 、
悪ガキだという言葉の中に教師の怨念を感じます。
私は、こういうのを経験すると思います。
また、こういう子がいると思います。
こういう子がいる場合の大変大事なことは、闘いだということです。
闘いですから、負けてはだめなんです。
しかも、最初の闘いが大事なんです。
一気にあれよあれよという間にこんなになるはずがないんです。
最初は、ちょっとしたことから始まるんです。
「先生、これ、残していい。」「先生、これ、持って来ちゃったちゃった。」
このアドバルーンで「この先生、大丈夫なんだ」と思うと、次から次へと、大きくなり、気付いたら、取り戻しがきかないんです。
ですから、一番最初の聞いで決まるんです。
でも、見逃しっちゃっているからしょうがないです。
教師は、集団の長ですから、統率カリ-ダー、ガキ大将のような統率力を持っていなくちゃだめなんです。
通常、男の方が、持っています。
女性は、ほとんど持っていないんです。
自分自身が統率を持つという経験がないから、大変なんです。
でも、そのことが必要なのだと分かれば、随分と違ってきます。

闘いだから、必ず勝たなくてはなりません。
勝つためには、その子と自分とでやったらダメです。
まわりを見方につけなくてはなりません。
相手は、自分一人でやってくるわけがないです。
相手は、自分のまわり、その隣、その隣、いつの間にか5人、10人と増えていきます。
アッと言う間に教室じゅうの全部を支配下において、教師と閉ってくるわけです。

しかし、どんなとこだって、だまって見ているまじめな子は、たくさんいるわけです。
それが、大半なわけです。
そういった子を見方につけなくては、いけないんです。
そういった場合、分かりやすくなくちゃいけません。

例えば、掃除をサボって、どっかにいっちやう。
「どうしてやらないの。」
「やりたくないから。」
その子をとらえて闘うんじゃないんです。
「みんな、この子はやりたくないから、やらないんだ。やりたくなかったら、やらなくてもいいと思う人、手を挙げて下さい。」
これは、なかなか、手を挙げにくいですよね。
「だめだと思う人。
「はーい。」と手を挙げます。
ひどい場合は、それでも手をあげちゃう人がいます。
やらなくてもいいという人が、います。

その時は、次の手を打ちます。
「先生は、そのことについて、学級通信に書いて、あなたがたのお母さん方の意見も聞きます。ちゃんと心して答えなさい。 賛成の人、 手を挙げなさい。」
今度、お母さんに聞かれるわけですから、手を挙げるわけがありません。
つまり、闘いというのはそういうことなんです。
絶対、勝たなくちゃいけません。
しかも、わかりやすいことで。
あれもこれもとやると、ぐちゃぐちゃになっちゃうんです。
極めて明白な、わかりやすいことです。
そこで、一つでおさえれば、また、一つ一つおさえられるんです。
人格対人格みたいな全存在をかけた闘いにしちゃうんです。
こういったことは、教師の世界では、起きるんです。
その時に、闘い方は勝つこと、相手を小数派にして、こちらを多数派にする。
例えば、相手が3人つるんでたとしたら、できたらその中の1人と闘うんです。
いきなり強いやつとでだめだったら、その中のそそっかしい子がへまをやったら、絶対に見逃さないようにするわけです。

でも、教師ですから、憎んでほだめですよ。
教えてるだけですから。
そのことがおわったら、からっとしてなければだめですよ。
それは、大事なことです。
からっとする教師だったら、また、子どもたちがよってくるんです。

あと、もう一つ、これをしつけの問題と考えている動きがあるんですが、私は、食べ物も関係することが、すごくあると思っているんです。
甘味料です。
これは、20年近く前になるんですが、ものすごい子どもたちが荒れ狂ったことがあります。
教室に銃を持ち込みます。
ですから、休み時間10分なんてとてもとれなくて、休み時間が3分30秒なんていう学校がたくさんあるんです。
休み時間が5分間も存在しない。
そういった子どもたちに対して、「なぜ子どもたちはこうなってしまったのか」という調査研究がされました。
その中で注目すべきチームがありました。」
それは、お医者さんたちのチームです。
医者といっても、小児科医です。
子どもたちを専門とするドクターの、いわゆるエリートの軍団です。
そして、子どもたちが、これだけ荒れ狂う原因は、人口甘味料だと言います。
人口甘味料というと、缶で売られているジュースとか、そういったたぐいの物です。
それを次のように説明しました。

脳を抑えて、正常に働かせる作用、カルシウムですねえ。このカルシウムが不足してしまうと、突然カーツとなってしまって何だかわけの分からない行動をはじめちゃう。
脳を制御しない子どもが生じてきちゃうわけです。
そのカルシウムなんですが、甘い物をとると、カルシウムを破壊するわけです。
これ、コーヒーなんかに入れる角砂糖を1個摂取すると、牛乳でいうと7本分に含まれるカルシウムを破壊してしまうんです。
その当時は、俗に言われる缶ジュースの中に角砂糖7個分入っています。
そうすると毎日飲んでいるという人間は、牛乳瓶に換算すると、約50本分のカルシウムを破壊しているんです。
これを調べれば、2本、3本、4本という子は、ざらにいます。
親の中には、子育てに小さい時から人口甘味料の入ったやつを飲ませていることがあります。
ですから、この部分でやると、幼児の時から人工甘味料にかかっている子どもはたくさんいます。

この治療は大変はっきりしています。
これをいっさい遮断することです。
「治療の最中にシロップを小さじ一杯でも飲んだら、元に戻ってしまいます」というドクターの報告です。
ですから、単にしつけだけでなく、今言ったようにように食べ物も影響を与えているんです。
教師は、もっとそちらの方にも注目を集めてもいいだろうと思います。

Q4 ボスのいる無政府状態のクラスをどうしたらよいか。

育休明け後のクラスはボスがいて他の子達はいいなりの状態でした。
また、男女1名ずついじめ(○○菌など)の対象者がいました。
学級会をしても当然意見は出ず、結局、担任対ボス(クラス)の構図なってしまいました。
受け持ったクラスがすでに無政府状態の場合、まず何からどのように取り組めばよいのでしょうか。

向山氏のA

第-は授業。
第二はケンカのしかた 。

第-は授業ですよ。
授業がおもしろくて楽しいことですよ。
このおもしろくて楽しいとこ抜きに学級を立て直すなんてないです。
これもう第-の条件ですね。
文面からいうと、「担任対ボス」つてのはダメなんです。
統率者なんです。
自分はリーダーなんですから、責任者なんですから。
ケンカするのは相手が一人、こちらがそれ以外に全部子どもたちをつける。
そういうような構図でケンカをしなくちゃいけないんです。
そうすると取り上げるテーマはうーんと決められてきます。

たとえばある授業中、そのボスの子がずっと椅ってなくて、800メートルも行ってしまった。
そういったときこそ取り上げるぺきです。
「今、授業中ですよ。あんた勝手に出て行った。今度、先生んとこ、ちゃんと言って来なさい。」と言うわけですね。
「そんなのうるせ-な、いいじゃね一かよ。」と、言うかもしれません。
「いや、いけません。授業中ですから、この中では先生が教えてるんだから、行くんなら先生に断りなさい。」                 「いいよ、ケチ。」

学級会なんかする必要ないんです。
「じゃ、○○君がいいって言ったから、いけないと思う子手をあげてごらん。」
子どもだから半分ぐらい手を挙げますよ。
「この子が言ってることがいいと思う人、手を上げてごらんなさい。」
仲間が何人が手を挙げますよ。当然ですよ。いっしよだもん。
「そう、授業中に先生に黙っててもいいっていう子が何人かいました。先生はとっても大事なことだと思いますので、これから学級通信を書きます。何とか君と何とか君と何とか君はみんな正しいと言ったので、ちゃんと名前を書いて意見を書きます。ですから何とか君、意見を言わせてください。本心ですか?」
こんなになっちゃって、勘違いだったのね。
そりゃ勘違いならもう一回聞きます。
「授業中に先生に断りなく勝手に出ていた。そのことが悪いと思う人手を上げてごらんなさい。」
わっと手を挙げますよ。
「いいと思う人、手を挙げてごらんなさい。」
その子、手が挙がったほうを見ないかもしれない。
さいなまれるんです。
けんかはこうでなくちゃいけないんですよ。
それをですね、5人も6人もぞろぞろとやってきて、何とか何とか何とか何とか。
そりゃ、か弱い女一人でかなうわけがないですよ。
むこうはケンカのプロですから。
こりゃ、みんなかたまちゃって、全然ダメですよ。     
ましてやダメなのは、いろんなこと言うんですよ。
細かいことです。
「あんときこうやったでしょ」なんて。
子どもたちはそれいちいち反論しませんよ。
必ずその中の1つだけ反論しますよ。                 
「オレそのときいなかった。オレ休んでたな。オレいなかった。何でそんなこと言うんだよ、先生よ。」
たった-つを突破されるだけで、ダメになちやうんです。教師は。

再度言います。
子どもたちの荒れたクラスを立ち直らせるのは、統率者の自覚。
それは教師ですから必ずいります。
で、必ず勝つ。
そういうことを-つ-つやるんです。
今言った-つのことを突破すれば、半分は従います。
「お、恐いな」って言うぐらいになるんです。
そして授業が楽しい。
授業が楽しくておもしろければ、いつの間にかだんだんだんだんじわじわきいてきます。

Q5 授業中、周囲の子にいやがらせ、暴力を振るう子の指導は、どうすればよいですか。

Y男は、授業中周囲の子にいやがらせをする。
暴力を振るったとき、注意すると、教室を抜け出した。
自分がやりたいことだけは、進んで手をあげるが、さされないと同様のことを繰り返す。

(自分なりの解決策)
①教師が声をかけやすいように席を前にした。
②のってくるように楽しい授業を心がけた。
③毎日守ることを一つ約束させた。
④学級の子どもたちにも注意させた。
⑤学級の楽しいイベントを企画した。
⑥きちんと守るまで声をかけなかった。

⑤以外はやってみましたが、あまり効果はありませんでした。

向山氏のA

この子に対する「いとおしさ」からすべてを出発する。
1日に1回ぐらい、スキンシップをしてやる。

先生、その子を抱きしめたことありますか。
はい。(質問者)
何回ぐらいあります、グッと抱きしめたこと。
3回lぐらいですね。(質問者)

1日1回抱きしめてやるんですね。
私は、出発点はそこだと思っているんですよ。
この質問を読んだ時、私は、2通りだと思いました。
一つは、愛情が不足している、不幸なことを背負っているか。
もう一つは、食の間題なんですよ。
食が、全然なっていないか。
ですから、これは、しつけじゃないです。
食の問題はですね、甘味料のとりすぎ。
要するにジュース、その他のとりすぎ。
それは、カルシウムを破壊しますから、脳の制御作用ができない。
食の問題というのは、心の間遠と直接転び付いているんですよ。
今から20年ぐらい前かな。
アメリカで子どもたちが荒れ狂ったとき、アメリカでは、プロジェクトを作って研究しました。
小児科の医者たちの研究グループがありました。
医者たちの研究グループの結論は、甘味料のとりすぎでした。

もう1つは、愛情の問題です。
とりあえず、愛情の対象は、先生しかいないんですから。
これは、普通のお母さん方にも言えるんですよ。
子どもたちとスキンシップする。
そういうことから、はじまってくるんです。
そのスキンシップが、極めて具体的なんですよ。
グッと抱き蹄めてやる。
肩をさすってやる。
そういったことが、スキンシップなんです。
側にいるとき、「よくがんばったね。」とか、何でもいいんですよ。
私は、子どものことを「いとおしい」と思えない以上、教育はできるとは思えません。
その子のことを「いとおしい」と思うことが、先生の仕事です。
先生を選んだ仕事が、そういうことなのです。
そのことを教え正して、まわりから何か言われて直そうなんていうことは、ついぞ思ってはいけません。
この子に対する「いとおしさ」からすべてを出発する。
それでお聞きしたんです。
3回しかしてやってないんだ。
1日に1回ぐらい、「よくやったね」と言って、肩をくんでやればいいじゃないですか。
先生しか、いないんでしょ、そいったことをするのは。
それは、とっても大事な仕事じゃないですか。
やりがいがあることじゃないですか。
そのぐらいはしてやる。
そういうふうに思います。

Q6 授業時間になっても、教科書を出さなかったり、」教室を抜け出したり、立って歩いていく子どもたちをどうするか。

向山氏のA

「だめなことはだめ」と全員に対して言い、「授業の腕を挙げる法則」等で学び、原則に則って活動していく。

Q7 1年生に、人の話を聞くことできるようにするためには、どのようにすればよいですか。

今年度、初めて1年生を担任しています。
4月当初から、「人の話を聞くことができる」よう指導してきたつもりですが、なかなかできるようになりません。
担任が話を始めても、私語をしていたり、友達が発表していても、聞いていなかったりしています。
これから、どのように指導すればよいですか。

<自分なりの解決策>
①「めだまバッチリで聞こうをキャンペーン」をはる。
②話している人の方を見て聞いている子をほめ続ける。
③子どもが聞きたくなるような話を工夫する。
④一度話したことは、子どもに聞かれても教えない。

私は、①②③を続けることだと考えています。

向山氏のA

1年生に対する考え方が間違っています。
はい、先生が1年生に話をするようにやってみてください。

(全員立ちなさい。日付を書いた人からすわってごらん。などという話をするんですが、まず立たないので「はい、すわりなさい。」「はい、立ちなさい。」など言ってみんな立ってから話を始めるなどしています。)

それ、普通じゃないですか。
1年生っていうのは何にもわかんないもんですよ。
説明した後で、「ノートに書くんですよ。さあ、やってごらんなさい。」
「先生、何すんの?」
それが1年生なんですよ。
あなたの1年生に対する考え方がハナから間違っています。

Q8 授業中、私語を繰り返す子どもへはどう対応すればよいのでしょうか。

授業中、授業とは関係のない話をしている子がいます。
他の子どもに迷惑がかかるため何度も繰り返し注意していますが、やめさせることができません。
どうしたらよいでしょうか。                                

向山氏のA

「対決をする」という覚悟を決め、策略を練り行動を練り、ちゃんと対決していく 。

私語を繰り返す子ども。
これは、先生対決しなくちゃダメですよ。
それは、いずれ1回は対決しないとなおらないです。
この対決する場所は、自分で選ばなくてはダメですね。
1番ポジションがいい時、絶対我慢できない時。
この子が一人だけであったとき。
前々から手を打っておく。
何回も何回も何回も繰り返して、「そういうことはよしなさい。」

例えば、「授業中はみんながお勉強をする場所だ。人様に迷惑がかかることはしない。もしか、そんなことをするならば、考えさせてもらう。」
例えば、それを保護者会でも言う。
前もって、言っておくとかして手を手打っておく。
これはですね、何か「か-つ」となって時々やっちゃだめですよ。
これは教師も性根を据えて、対決して、そして、だめならばうるさいから校長先生に預かっていただくと。
「出てらっしやい。先生だけじゃだめだから預かっていただく。何回もいったのに。」
そのぐらいの覚悟が大切です。
もちろん、校長室に行くというのは「おや」と思いますから、親御さんにも言わなくてはだめですよ。
最初はゆるやかでもいいでしょうけど、学級全体の中の極めて大きな問題です。

ただね、ちょっとした私語と何とかね、そのぐらいのことは子どもたち、いくらでもあるんですよ。
その許容の範囲なのか、それをはるかにこえて、全然もう学習とか、全体にもう迷惑になっちゃっているのか。
これは、解決できるのは、先生がこの子と対決をするという覚悟を決め、策略をねり、行動を練り、ちゃんと対決していく他に、解決のしようがないです。
逆に言えば、そういった覚悟を決めた段階から、少しずつよくなるというふうに思いますね。

Q9 だまって人の話が聞けず、時間にルーズな子ども達をどうしたらいいでしょうか。

今年から6年生37名の担任となりました。
悩みは、黙って人の話が聞けないこと(37名中27人が×)。
授業中でも、20分くらいのピデオ見てても、朝、帰りの会等すベてで、いつまでも、おしゃべりをしています。
注意をしても、3分くらいしかもちません。        
また時間にルーズで、教室移動や給食準備などもすごく遅くて私の方がいらいらしても、子ともはの~んぴり。
そんな様子をみると私のやる気がなくなってしまいます。
いますごく悩んでて、2学期どうしたらいいのか困っています。

向山氏のA

教師が悪い。
教師が変革して、子どもを変革する。

これは、大事な問題ですから、ゆっくりお話をしたいと思います。
きついことかもしれませんけど、大事なことだからです。

これは、子どもが悪くありません。
悪いのは、教師です。
自分です。
まず、自分が悪いと考えるといいんです。
この文章のはしばしに「子どもが悪い」「私は、ちゃんとしている」と言う主張がたくさん書かれています。                    

例えばです。
「悩みは、だまって人の話が聞けないこと」そうじやないですね。
「だまって聞くような話は私ができないこと」
37名中27人がだめじゃありませんね。
教師がだめ。
私がだめ。
「授業中でも、20分くらいのビデオを見てても、朝、帰りの会等すべてで、いつまでも、おしやべりをしています。」
「どのようなことをしてもおしゃべりをするようなそういったことしか私はできない。」
「また時間にルーズで、教室移動や給食準備などもすごく遅くて私の方がいらいらしても」
これは、先生が悪いからでしょう。

まず、自分が悪いと言うことをきちんと認識しないとこれは、解決つかないですよ。
解決つかないまま、今言ったようなこのようなお考えで、そのまま2学期3学期どうなっていくかというと、教室騒乱状態になりますよ。
先生がいやどころじゃありません。
6年生になったら、学校出ていくのもいやだと、それほどの大混乱を生じてきます。
これ-つ一つ大事なことですからお話をしていきます。

私は、よく言うんですけども、例えば、20分休み。
20分休みが終わって、教室に子どもが帰ってくる。
その時、先生が「さあ早く席へつきなさい。算数のお勉強を出して、教科書を開くんですよ。ノートを開くんですよ。」
よく先生がやりますけども「そのようなことは、やるな。時間の無駄だ。何の意味もない。」と私はいいます。
そのようなことをしていると、子どもたちの中で、クラスで賢いしっかりした女の子は、5人、6人は、席についているでしょう。
他の子は、立ち歩いたり何かをしています。
遅れてやってくる子は、当然いて、教室の前を通り抜けて、「先生、これからトイレ行ってきます。水飲み行ってきます。」
当然そういう状態になります。                、
どこだってそうなるのです。
私は、そんなことはしません。
何をやるかというと言えば、他のクラスに出かけていって、今は算数だけ教えていますけども、細長いフラッシュカードを書いて、「5のだん」子ども達に「はい。」と言います。
そうすると、「ごいちが5。ごに、10。ごさん、15。ごし、20。」と座っている子どもたちが言い出します。                 、
立って騒いでいる子は、そのフラッシュカードを見て、5のだんを言っている間に席に着き始めます。
みんなが「ごいちが、5」とやっているのに遊んでいる子なんか私の経験上ありません。
席へ着きはじめます。
席へ着き始めれば、その中から教科書とか何か取り出します。
「5のだん」が終わったら、「6のだん」を出して、「はい。」とこういうふうにやります。
廊下に行こうとした子が、「あれ、授業がもう始まっちゃってる。」
あわてて教室の中に入ってきます。
「六一が6、六二12。六三18。」
そういうこと言っている間に、廊下を通りかかった子も教室に入ってきて教科書を出して、授業をして待っています。

今のようなことが、1日2日3日と続いていけば、何も「席へ着け」とか言わなくたって、子どもたちはシーンとなって、それかが終わったときには、授業が始まるようになります。

再度言いますが、「席へ着きなさい。」「ノートを出しなさい。」「いつもいってるでしょ。」というのは、時間の無駄なのです。
言っても効果がないのです。
教師がなめられている場合には、そういったことを言えば言うほど教室というのは、混乱状態になります。
先生は、朝の会、帰りの会・・・、朝の会は少し必要でしょう。
帰りの会をなぜやるのか、わたしには分かりません。
あんなくだららないことをどうしてやるんでしょうかね。
くだらないことをやってそれがいいことだと思っている。
時間がのびればのびるほど、子どもたちは、教師をいやになります。
「向山先生は帰りの会をどのくらいやるんですか。」
帰りの会なんてのはほとんどやんないです。
そんなのは。
連絡があれば、お昼休みとかそういうときにやればいいんです。
「わたしは1分くらいですかね。」と言ったらば、隣で聞いた野口先生が、「向山先生と同じ学校だったらわたしの方がはやい。わたしなんか帰りの会、全然やらない。」と言っていました。
連絡があるならば給食の時にみんなが食べているときに、すればいいんですよ。
それを、帰りの会等と称して「何とかちゃんがこんなことをしました。反省してください。」
「はあ、します。」なんてあんなくだらないことを何でやるんですか。あれは。
うそつきごっこ、偽物ごっこですよ。
あんな白々しいことやるから、しかも時間をかければかけるほど子どもたち、嫌になる。
ですから、ここに出された先生だけじゃなくて、ここにいらっしゃる先生で、帰りの会を10分以上やっているなんていうのは犯罪行為なんです。
そんなことをやったら、子どもが教師の言うことを聞かない、だらだらする。
それはもう当たり前なんです。
10分以上というのは、あまいですね。
帰りの会を5分以上やるのは、わたしは、犯罪行為だと思っております。
子ども達は、さようならをして、みんな遊んで校庭にいく、もちろん校庭に行かなくてもいいんですよ、教室で遊んでる子がいても。
帰りの会なんかしないで、子ども達に「さようなら。」と言って自由にしてやる。
学校の中でスパッと帰るのが早ければ、早いほど、私は、いいクラスだと思っています。
遅ければ、遅いほど悪いクラスだと思っております。
たぶんそういう考え方が、先生方の多くの方と逆なんだろうと思います。
逆でやってるから、教室ぐちゃぐちゃになってくるんですよ。

次、行きます。
昨日お話をしたことですが、もう一回ゆっくりお話しておきます。

算数の練習問題をこども達に例えば、やらせます。
例えば、10問あったとしましよう。
「8問やったら先生のもとへ持って来なさい。」
先生は、1問だけそのノートを見ながら○をつけてあげます。
子ども達に。
これ、「最初の問題ができたらもってきなさい。」と言うんじゃだめですね。
「最初の問題ができたら持って来なさい。」と言う時は、みんなサッとできちゃいますから、列ができます。
教師に列ができるというのは、絶対と言うほどやっちゃいけない。
教室に列ができるような授業をやった教室は、当然のことながら騒乱状態になる。
それは、教師がそういうにしているんだ。
でもこれ、「全部ができたらもってきなさい。」でもいけませんね。
「全部できたらもってきなさい。」だったらば、○をつけられた子は、もうやることがないから、席に戻ってワンワンワンワンなるに決まってます。      
1秒といえども、教室の子どもが、いわば「わからない状態」を作っちゃならない。
ここまでは、常識です。
3つ目を持って来ます。
○をつけます。
その時に、1番目も、2番目も、3番目も○をつける人がいるんです。
昨日も言ったかもしれませんが、「小ちやな親切、大きなおせっかい」です。
3つも○をつければ、時間がかかるからずらっと並びます。
ずらっと並びますから、当然それだけぐちゃぐちゃになります。
3つ目だけでいいんだ。
そこだけ○をしてやって、 「後はみんなで答え合わせしようね。」となればいいんです。         

そして、その次です。
最悪なのです。
できていない場合です。
間違っている場合、当然あります。
それをその場で教える馬鹿がいる。
馬鹿ですよ、これは。
間違っている子どもをその場で教えるわけですよ。
こんなにひどい状態はないんです、教室で。
いくつかの状態にしましょう。
間違った子がいる。
その場で教える。
当然、列ができます。
列に並んだ状態が、ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃとなっていきます。
そして、説明をします。
まあ、1分程度でしょう。
でも、仮に1分そこで説明をしたとすると、私は、後ろの方で見ていますと、授業全体が5分遅れますね。
学級全体が2人に1分ずつ説明したらば、学級全体が10分遅れますね、授業進度。
自分は、熱心にまじめにやろうとしてんのかもしれませんけども、たった2人に1分程度の説明をしただけで、自分のクラスだけは、35分授業です。
全体の進度が。
他のクラスの45分の授業にかなうわけがありません。   
「私は、一生懸命やっているのにどうして点数悪いんだろう。」
あったり前ですよ。
自分が悪いからです。

さらに言います。
ずらっと並んだ子、できない子に×をつけます。
×をつけられた子のほとんどは、パッと帰ってもう一度必死になって取り組みます。
2度目やって、持ってきます。
ほとんどの子は、それで合っているんです。
だから、○をつけて「よくやった!」と言うんです。
「よくやった。」と言うと、子ども達は、ピース!と喜び勇んで、歩きます。
何でこういう喜ぴを味わわせないんでしょうかね。
一回持ってきたときに、そこで説明をしちゃう教師というのは、子どもがやったという成就感を奪っているわけですよ。
子どもの中に、原因がどんどんどんどんたまっていきます。

再度言います。
「小さな親切、大きなお世話」なんです。
小さな親切をやっていると思うことがクラスの中をぐちゃぐちゃにしていくわけです。

さらにいいます。
今度は、更に具体的に、もしか20分くらいのビデオ書見せてもぐちゃぐちゃになると言うのならば、前もって課題を与えておけばいいんですね。
例えば「20分見たビデオの中身を5行程度のこういった中にまとめなさい。」
見てなきゃまとめられない。
そういったものをやって廊下にはりだしてやるだとか。
見ざるを得ない授業形態を導入すればいいわけですね。
あるいは、いくつか聞いてみる。
「今のビデオの中から3つ問題を出しますよ。」
テストだっていいや。

Q10 騒がしいのを一瞬で静めるには、どうすればいいか。

すでに騒がしくなってしまったことを想定して教えて下さい。

向山氏のA

訓令で子どもを動かせ

これは、先生に権威があればいいですよね。
よく分かりませんが、私が出ていけば静かになります。
これは抽象的で話しようがないんですよ。

たとえばですね、今から10年ちょっと前でしょうか。
新卒の若い男の子が入ってきて、5年生の担任。
私が学年主任かなんかやってました。
その先生、「教育技術なんか嫌いです。教育は技術じゃありませんよ。」
そりゃもちろん教育は技術だけじやない。
もちろんです。
で、その先生、男の先生、元気のある、運動体育会系なのかな、すごい元気がある。
いつのまにか荒れ果てて、騒乱状態になります。
どこへ行ったってなります。
子どもは最初はちっちゃくアドバルーン上げるわけですよ。
「先生、これしていいですか。」
「ああ、いいよ。」
「先生、これしていいですか。」
「いいよ。」
だんだんだんだんエスカレートして全然言うことをきかなくなり、声がきかなくなり、あっという間に騒乱状態。
約2か月ですね。
し-んという学級がそういうふうになるの。
ま、新卒の教師はほとんどそうですね。
特に女性の先生はたぶん100%騒乱状態を経験していると思います。
男の教師は最低で50%、残りの50%は暴力をふるっている。
殴って静かにしている。
それでですね、その教室に行って、補教といいます東京では。
補教行きました。
すごいです。
教室行きましたら、机の上なんか座って遊んでます。
騒乱状態です、あっちこち。
全然勉強の「ベ」の字もないです。
机、がちゃがちゃ。
昨日の給食の残りがあちこち落ちてる。
雑巾は・‥。
もうごみだめみたいなところです。

私はこう入っていって、ちらっと見るだけです、みんな。
こうやって。
場違いなのが来たな。
私、黙って、それでね、これで、雑巾落ちてましたから、
雑巾拾ってきてね、こういうふうに(雑巾を右手で持ち日の高さまで差し上げ)これだけですね。
黙ってね。
ちらちらっと見るわけです。
まず女の子が崩れますよね。
「なんか席に着かなくちゃいけないんだ。」
席着き始めるわけです。
少しでも机や席に着き始めると、目立ちますからね、一生懸命しゃぺってるのが元気よくしゃべるわけにいきませんから。
ここに立ってるわけですから、私が。
いつの間にかだんだんしゃべるのがとぎれるようになってくるわけです。
で、私が次いった言葉が、
「教室の周りを見てごらんなさい。2分間時間がありますから、やりたいことをやってごらんなさい。」と言ったんです。
こう見回して、こう。
どう見たって汚いです。
2分間。
それがみんなし-んとして、一つとした状態になります。
きれい。
机はぴしっ。
いい顔で見てるんですね。
そのときまた、もう-つ追っかけるわけです。
私はしっこのほう行きましてね、ここにごみ箱かなんかがある。
どかすわけです。
後ろのほうに突っ込んでいろんなもの入ってる。
ほじくり出して持ってくるわけです。
そうすると嫌な顔するんです、子ども。
せっかくきれいになったのに。
こう言うんです。
「もうちょっとやりたいと思う人いるでしょ。もうちょっとやりたいという人は1分間待ちますから、やりたいことやってごらんなさい。」
それはそれはすごいですよ。
ほうき持ったりなんかして、だれもサボってないんですよ。
1人残らず。
ピッカピカになった。
で、そこから授業を始めるんですが、なぜ子どもは静かになったんですか。
これを教育学的に説明してください。
教育学的に。
教育学的とはこういうときに使うんですね。
なぜ子どもは静かになったか。
子どもを動かすには、号令というのと命令というのと訓令というののと三つあるんですよ。
号令、命令、訓令が使われるようになってくのは軍隊用語として使われていくんですけど、意味が元々あるんです。
号令というのは、行動だけ示すのが号令です。
窓を開けろ。
きれいにしろ。
雑巾でふけ。
これが号令です。
号令、いうならば兵隊が使うんです、軍隊でいうと。
そういうときに発せられます。
命令は同じようで違うんです。
命令は意味を付け加えるんです。
意味プラス行動。
教室をきれいにするために窓を開けなさい。
遅刻しないように走りなさい。
これが命令です。
号令と命令とどちらが子どもを賢くするか。
これを実験したのがアメリカであるんですね。
ちょっと実験の方法は違ってますが、等質のグループ小学校1年生ぐらい。
片一方は悪いことしたらギユーン。(と言って、手で押さえつけるジェスチャー)
それだけ。
片一方には、いけないことしたら、その理由を簡単に言うわけです。
みんなに迷惑かけたでしょ。
ギユーン。
1年間やったらどうなったかというと、一番変化があったのは知能挨査。
要するに号令だけやってたのはバ力になっちゃった。
意味を言ってたほうが利口になった。
そうすると先生方のクラスの中にもあるんじゃないですか。
号令だけやってんのが。
元気がいい男の先生で号令ばっかりってのが。
熟心に号令ばっかやってると、子どもがバ力になるんです。
今いったのは号令と命令の違いですね。
もう一つ、訓令ってのがあるんです。
それはですね、やる方向だけでいい。
意味だけを示す。
やり方は相手にまかせる。
ですからたとえば、枚長先生と教育委員会の関係なんかで、この学校何とかしたいってときに、こと細かに絶対数育委員会指示しない。むろんこれに限らず、たとえば銀行の本店と支店長の間でも、そんなこと言うはずないです。
基本的な方針だけ出して、あとはまかせるわけです。
やり方は通常将校とかそういうのはみんなそうです。
幹事というのは、まかせる。
やり方をまかせる。
方針だけ出して。
私が言ったのは、さっき言ったのは「席りを見てごらんなさい。やりたいことをやりなさい。」
ですからその3つが考え方が出せるわけですね。
やりたいことを自分がやる。
ですから子どもは動いたんです。
これはまして「教室をきれいにしなさい」とか「雑巾がけしなさい」とかいうならば、さっきのやんちゃ坊主まで動かなかったです。

Q11 いじめを受けていると言う相談を受けたら、どうするか。

向山氏のA

学校でこのようなこと(いじめ)を解決して行くべきシステムを作るべきです。

Q12 不登校、いじめの同席を秘めた学級を担任するにあたっての心構え について教えてください。

4月から担任した4年生の学級では、前学年でいじめと不登校の問題がありました。
今のところ、そのような問題は表に出ていませんが、今後起こる心配がないとは思えません。
どのような指導を心がけるべきでしょうか。
4月初めに次の方針を子どもたちに話し、実行しています。
① 学級行事企画と実行
② 暴力、悪口の追放
③ 涙は助けを求めるサイン、涙を軽く考えるな

向山氏のA

教師が初期の段階でいじめのサインを見逃さない。
保健室への通室数をチェックする。

先生がまず、いじめのサインを逃しちゃいけませんね。
いじめのサインは何かっていうと、「隣の子との机を離す」「かすかにでも机の間を空けようとする」。
それは見逃しちゃいけませんね。
それからある子が何かしたときに、大きな声で「ワー!」「ギヤー」と言ったことも絶対に見逃してはいけません。
そのように、初期的な投階で教師が発見して、「何で机を離すんだ!」とか、その段階で言ったことなら聞きます。
ところがそれを放っておきますと、学級全体のごうになります。
子どもの中の裏文化の。
その子との並びは机を離す。
くっつけると、自分が「ワーワー」言われますから。
そこまで学級全体にいじめの体制が熟してしまったらこれはたいへんですよ。
ですから初期の段階です。
保健の先生にお願いしまして、保健室に何回行っているのか聞いてみることが必要です。
それから休み時間にひとりぼっちになっている子の調査です。 
長い休み時間が終わってすぐチェックするんです。
全員立たせて、「20分休み時間にだれと遊んできたの?」「なわとびして遊んでいた子すわってごらん。」「野球して遊んできた子すわってごらん。」というように。
2人ならいいんです。
最後1人になって残る子がいるんです。何人か。
最後に残る子はその時によって体調が悪いとかいろいろな理由があるでしょう。
でも1遇間ずっとひとりぽっちという子もいるんです。
これは、どれだけ教師が真剣になって見ようとしてもわかりませんね。
向山が見えないんだから、今言ったような発見するシステムをつくらないと見えませんね。
そういったような助走段階を教師がつかまえるようにする。
でも今の時期で出ていないということは、先生が子どもたちに受け入れられているということですね。
きっといい先生なんでしょう。
人気ある先生なんでしょう。
ですから出ないようにする可能性の方が強いでしょう。

Q13 活発な子が、おとなしい子のがんばりを認めてくれません。どう指導すればいいでしょうか。

向山氏のA

訴えてきた子には短く対処する。
他の事例を取り上げて、全体で(間接的に)指導する。

Q14 クラスで仲間に入れてもらえない子がいる。どうすればいいか。

向山氏のA

教師が相当の覚悟で保護者会で話し、残る男子を味方に付け闘わなかったらば、絶対に打破できない。

Q15 子どもの人間関係をうまくいくようにするにはどうしたらよいか。

向山氏のA

短く話をしてやる。
「みんなでやった方が楽しい」と思える授業、活動をすること。

Q16 忘れ物をした子への指導はどうすればいいか。

向山氏のA

道具を全部学校におく。

Q17 宿題を効果的に行う手だては何か。

向山氏のA

シールをやるなら全員に、チェックのためのものとして。

Q18 宿題を忘れた者には、休み時間は保証されないのですか。

向山氏のA

まじめにやればちゃんとできるのに、できなかった人は、やりなさい。

Q19 集中力を付けさせるにはどうすればいいか。

向山氏のA

先生が集中力のある先生になればいい。

Q20 読書好きの子どもにするための指導はどうすればよいでしょうか。

向山氏のA

子どもたちが読みたい本、読んで欲しい本を読ませていく。

Q21 朝の駆け足が続かない子をどうするか。

向山氏のA

その子にあった方法を考える。

Q22 子どもたちに追求心を持たせるにはどうすればいいか。

向山氏のA

子どもと一緒になって追求ノートを書いてみる。

Q23 男女仲良くなるにはどうすればいいか。

向山氏のA

五色百人一首をやる。

Q24 その子自身が自分自身をどう思っているか理解する方法を教えてください。

向山氏のA

評価項目を作り、自分自身を評価させる。
子どもと未来を語らう。

Q25  友達の心を傷つける言葉への対応どうすればよいですか。

向山氏のA

許せないことの基準を明確にして、どうしても許せないことならば注意する。
次回同じようなことがあったらば注意すると言う方向を持って、一人一人見ていけばよい。

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