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TOSSランドNo: 8029577 更新:2012年12月25日

伝統文化の尊重で「愛国心」は育つ


一 日本の誇るべき文化達

「伝統と文化」の尊重で愛国心は育つ。
 日本は,世界に誇る文化をたくさん持っている。
 寿司,歌舞伎,俳句,書道,柔道,空手など,日本発世界共通文化を並べ立てればきりがない。
 しかし,そのほとんどに私たちは気づいていない。
 子どもは存在自体を知らない。
 これら,日本の伝統文化を掘り起こして子ども達に伝えれば,日本の国に誇りをもつことは間違いない。
 伝統文化を学習する上で,先人に学ぶことが有効である。地域の文化人,または,おじいちゃんおばあちゃんをゲストティーチャートすることで,これらの方々へ尊敬の念を持たせることにもつながる。
「伝統と文化」について,サークルで協力して調べた。一つ一つに興味深い内容が溢れていた。紹介する。

二 「茶道」を教材化する

(1)茶道とは
茶道とは、伝統的な様式に沿い客人に抹茶をふるまう事である。茶道は,茶の湯とも言われている。
茶道は,お茶を入れて飲む事を楽しむだけではなく、生きていく上での目的・考え方,そして宗教までも包み込む。さらに茶道具や茶室に飾る美術品など、広い分野にまたがる総合芸術として発展した。
茶道は禅宗と深く関わり「わび・さび」という精神文化を生み出した。「わび・さび」とは、慎み深く行動することである。茶道においては、この「わび・さび」の精神を大切にしている。
茶室という落ち着いた空間で茶をたてることを通して自分自身を見直し、精神を高める。
また、茶道では「一期一会」という言葉がある。これは「人との出会いを一生に一度のものと思い、相手に対し最善を尽くす」という意味である。茶道ではこれら精神にのっとってお茶をたてる事を大切にしている。
茶道は,長い歴史の中で,日本人の精神の根本を形作ってきたともいえる。子どもに是非とも伝えたい伝統である。
(2)授業構想
①茶道を知ろう      1時間
  ・ 茶道の歴史など
② ゲストティチャーに茶道を学ぼう           1時間
 ③ 茶会を開こう     2時間
(3)ゲストティーチャー
 茶道を趣味にしている人は意外に多いので,地域のお年寄りと交渉したほうがよいだろう。
 身近な方をゲストティチャートとしてお願いしたほうが,今後,相談をしたり,発表会に参加してもらったりと活動の幅が広がると思われる。公民館の方に,サークルがないかきいてみてもよい。

三 「水墨画」を教材化する

(1)水墨画とは
 水墨画とは,「墨」一色で表現される絵画で,墨線だけでなく,墨を面的に使用し,暈かしで濃淡・明暗を表す。墨絵とも言う。
 日本には鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて入ってきたと考えられている。
この時期には多くの禅僧が中国へ留学し,水墨画を持ち帰った。
また,同じ時期,派手好きの武家達によって高級舶来品である唐の水墨画が輸入されたことも日本に水墨画が入って来た理由の一つとされている。
日本で水墨画が描かれるようになった初期の頃は,高級品である中国の人気絵師達の水墨画に似せて描く事が望まれていた。日本の絵師達は「○○(中国の人気絵師)風に」と言われると,その絵師の特徴やクセなどを真似して描いていた。
江戸時代に入った頃,日本画有数の流派である狩野派は「自分の才能にまかせて描く絵(質画)より,以前よりある絵を模写し続けていく継続の中で成り立つ絵(学画)を描け」と説いた。
しかし,これでは絵を写し継ぐことはできても,新しい絵を生み出す事ができず,見る方も描く方も面白みに欠ける。
そう感じた絵師達はやがて狩野派を離れ,自分の才能を生かして様々な水墨画を描き始めた。
独自の道に進んだ絵師達により,水墨画のジャンルや流派は多様化した。
現在も趣味で水墨画をたしなむ人は多く,中国からもたらされた水墨文化が日本に溶け込み,日本文化の一つとして長い間大切に受け継がれていることが分かる。
(2)授業構想(桑原祐樹実践より)
 水墨画の絵を見せながら,問う。
「この絵を見て分かったこと,気づいたこと,思ったことを書きなさい」
・ 墨だけで描いている。
・ 白黒
 ・ 絵の具を使ってない
「このような絵を水墨画といいます。墨と筆だけで描いています」
 水墨画の名画を見ていく。
 そして,言う。
「水墨画,描いてみたい人?」
 子どもたちの手がずらっと挙がる。
 このあとに実習に入る。とにかくやってみることが大事である。
 しかし,いきなりは,上手に描けない。
 まずは,なぞりから入る。
 なぞりから入ることが重要である。
 水墨画家の小林東雲氏の著書のなぞりがき練習帳を参考にして,小学生向けのなぞり教材を作る。
なぞりながら,基本的な技法も教えていくのである。
(3)必要な教材教具
 ・習字道具(学校で使用しているものでよい)
 ・半紙
 ・なぞりがき練習帳
 ・その他 参考文献「プチすいぼく?やさしい水墨画入門」(廣済堂出版)(どこか懐かしい味わいが感じられるクマ,犬,そしてプリンアラモードに車。そんなイラストが表紙の本書は,水墨画をやさしく教えてくれる入門書である)
(4)ゲストティーチャー
 近所の水墨画家(趣味でやられている方は,意外にも多い)

四 子どもに伝えたい伝統文化

 子どもに伝えたい伝統文化は,山ほどある。
 着物もそうだ。着物は,長い歴史の中で受けつがれ,育まれてきた世界に誇れる「日本の伝統文化」である。近年日本では,洋服が一般化しているが,今日もなお,着物が愛され続けているのは「美しい」という理由だけではない。着物は,日本の生活や文化にとけこみやすく,日本人の体型や顔立ちによく映り,また,四季のある日本の気候風土にも適しているのである。


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