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TOSSランドNo: 6044941 更新:2012年12月25日

教室熱中!!アイマスク体験はこうする


1.アイマスク体験の活動内容

渡辺先生は、次のようにアイマスク体験をされた。

① アイスマスクをつけた人は立つ。
② 先生が声を出し、聞こえる方を向く。
③ 女の子はアイマスクをとる。男の子はアイマスクをしたままノートにひらがなで名前を書く。
④ 男女交代する。
⑤ お隣の子に助けてもらった子を起立させ、何をしてもらったか発表させる。
⑥ 男の子、アイマスクをつけて列を一周する。
 (女の子は、声だけで助けをする。)
⑦ 男の子にやってみた感想を聞く。
⑧ 男女交代する。
⑨ 女の子に感想を聞く。
⑩ 声だけで案内するのは、不可能に近いことを押さえる。
⑪ 渡辺先生が、アイマスクをつけた男の子一人の腕を引っ張って誘導する。
⑫ 盲目の方が自分のペースで歩くには、腕をもつのではなく、肘・肩を貸して歩くことを押さえる。
⑬ ノートに「ひじか肩をかす」と書かせる。

活動内容は、

①②  
③④⑤  
⑥⑦⑧⑨⑩ 
⑪⑫⑬

と大きく分けることができる。

2.変化を先にさせるのは男の子から

この内容を見て感じることは、

どの場面も男の子から活動させている

ことである。
 男の子は、比較的思いきって活動する。
だから、活動自体が活発になる。それを
見て、女の子はイメージができる。
 「あぁ。そういう風にやればいいのか。」
と思うはずである。
 らに渡辺先生は、さりげなく演出を
する。
 ④と⑧で男女が交代する場面だ。

「はい。笑っていた女の子。やりますよ。」

この指示が絶妙である。笑いがおき、クラスの雰囲気がとても和やかな感じになった。

3.活動の途中に感想を入れる

⑦と⑨も驚きだった。感想は⑬の後に
発表させるのが普通だと思っていた。
 これは、活動の途中に感想を入れた方
が圧倒的に良い。
 それは、

子どもの感想をもとに、教師がまとめることができる

からだ。
ここでのまとめは、「声だけで案内するのは不可能である。」ということだ。
 子どもからでた感想は、
「物にあたりそうで怖かった」「前が見えないので壁にぶつかりそうになった。」などがでた。
 だから、「声だけでは案内できない。」
となるのである。
 また、渡辺先生はここでもちょっとした演出をする。

⑥の活動で、最後まで自分の席に座れなかった子を、あえて最後に指名し、感想を発表させた

のである。
 その男の子は照れながら、
「どこがどこだかわかりませんでした。」
と答えた。教室には温かい笑いが起きる。
そして、「そうだね。(最後まで頑張っ
たから)みんな拍手。」渡辺先生のこの一言で、その子はヒーローになった。

4.男女の関わりは意図的に

渡辺先生は、授業の中で男女を意図的に関わらせている。

「自然と」ではなく、「意図的」なのである。

⑤などは、もっともそれを表している。
(※隣は男の子・女の子で座っている。)
男の子・女の子が、
「鉛筆を貸してもらった。」
「書く場所を教えてもらった。」
「消しゴムを貸してもらった。」
などと答えるのである。とても微笑ましい光景であった。
「あぁ~良いクラスだな~。」と心底思った。
そして、次の渡辺先生の言葉が私の頭をよぎった。

「男女仲良くしなさい。」と言う前に、「男女が仲良くなる」ような活動を組み立てなさい。(文責:高橋)

まさに今この瞬間のことだなと感じた。

 体験させる授業は、「変化のある繰り返し」で行う。
そして、その活動の中には、「男女の関わりを意図的」に入れる。
 私の目指す授業がはっきりとわかった。


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