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TOSSランドNo: 2571009 更新:2012年12月21日

たのしく東西南北をおしえる


(C)インターネットランド/小学3・4年/社会/その他

「たのしく東西南北を教える」

          TOSSアンバランス福島 佐々木 俊一

本実践は日本教育技術方法大系 第3巻 小学3年生の教え方大事典
P.190の「たのしく東西南北を教える」(眞木省博氏実践)の修正追試である。

注意点:3年生社会科で東西南北を学習した後に行う。

指示1:

今から君たちを先生が誘拐します。
全員、目を閉じなさい。手を後ろに組みなさい。

この指示で子ども達に状況をつかませる。
うす目にしている子、片目を開けている子、どうしても目を開いてしまう子がいた。
「目を閉じるんですよ」と指示の追加を行った。

説明1:

君たちは今、車に乗せられて、山に囲まれた小さな山小屋に連れてこられました。
そして、ただ1人で山小屋に置き去りにされたのです。
縛られていた手が自由になったので目隠しを外すと、
小屋の中には(3日分の食糧と)メモが一枚ありました。

※【原実践では小屋の中には「メモと食糧三日分」が置いてあった。
 しかし、食糧三日分も扱うと、
 方位を考えるという点で余計な情報と思い本実践では省略してある。】

だが、サークルで検討していただいた結果、
「3日分の食糧」は外してはいけないキーワードであると指摘された。

つかまって目が覚めたのが夜だったら?
食料がなかったら東を見つけても飢え死にしてしまうかもしれない。

こういったことを読み解くことも必要である。

確かに子どもからは「ご飯どうしよう」という声が出た。

説明2:

命がほしければ、小屋から東のほうへ(丸2日間)歩き続けろ。
そうすれば町に出ることができる。

※【原実践では、「丸2日歩き続けろ」という記述があったが、
 説明1の時と同じ理由で省略した。】

だが、期間を限定するという面で削除するべきではなかった。
忠実に追試すべきところは忠実に追試すべきである。
サークルで事前に検討していただくことも必要である。

発問1:

この状況で君たちはどうする?

「東に行く」とすぐに返ってきた。

発問2:

どうやって東を見つけますか。

3分時間を与えた。
しかし、なかなか考えが出てこない児童もいたため指示を追加した。

指示2:

ちょっと難しいなという人は周りのお友達と相談してもいいですよ。(追加部分)

この指示をしたことで、なかなか考えが出てこなかった児童も
席が近くの友達と一緒に考えることができた。
しかし、少々騒がしくなった。
3分は長かったかもしれない。
子どもの実態を把握しながら時間を調整し、
騒がしくならないようにする必要がある。

指示3:

発表してもらいます。

〈子どもの考え〉
・靴を投げて向いたほうです。
・棒を倒して倒れたほうです。
・方位磁針を使います(小屋にはメモだけだったことを告げる)。
・太陽が出るほうが東です。
・太陽が沈んだほうの反対が東です。
・つかまった時が夜だったら、朝まで待って、太陽が出たほうが東です。

説明3:

道具が無い時の東の見つけ方は2つです。
     一つ目は日の出の方向
     二つ目は夕日の沈む反対の方向

指示4:

さっき靴を投げたり、棒を倒したりといったことを発表した人がいました。
このやり方で たまたま一回目で東を向く時があるかもしれません。
でも、それを5回、10回と続けても同じ結果が出ますか?
出ませんね。
何度やっても変わらないやり方を考える必要があるんですね。(追加部分)    

原実践ではこのような語りは無かった。
追加した部分である。

子ども達はなるほどといった顔で聞いていた。
この考え方は理科にもつながると考える。

発問3:

方角には4つありましたね。
さて、北はこのとき上でしょうか。
下でしょうか。

     ○

西         東

     ○

説明4:

子ども達に上、下で答えさせた。
南→東に向かって右手の方
北→東に向かって左手の方

原実践では教師が話していたが、本実践では子どもに考えさせる時間を3分取った。
その結果以下の考えが出た。

・木の枝がたくさんあるのが南だから、そこから東を探します。

出てきたことを大いに褒めた。

これ以外は出なかったので、教師から説明した。

・木に生えているコケ類のつき方
・夜だったら北極星を探し、北の方角を確定し、東を確定させる。

原実践では「切り株の年輪の形」も判断の材料として挙げられていた。
しかし、調べるとこれは一概に言えないということが分かった。
子どもに教える時は気をつけないといけない。

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