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TOSSランドNo: 2310255 更新:2012年12月21日

話の聞かせ方


原則 : 身体的な活動と関連させる

 教師になって最初の仕事は、子供に話しを聞かせることである。
 話を聞かせようとして、一生懸命に話せば話すほど子供は聞かない。
 話を聞かせる原則は、身体的な活動と関連させていくと効果的である。

 教師が話をしようとしている時に、子供が騒いでいて話を聞かない場合がある。
 「静かにしなさい。」といくら声を枯らしても無駄である。
 話の聞き方で効果的な指示がある。

指示1:

おへそをこちらに向けなさい。

 向山洋一氏から学んだものである。「おへそをこちらに向けなさい。」と言われると教師の方を集中する。
 自然と話を聞く態勢ができるのである。話を聞かせるには、身体が聞く態勢になっていないと駄目である。
 後ろを向いたり、横を向いたりしていたのでは聞かせることは無理である。教師のほうを見る事から始まる。
 そのために、「おへそをこちらに向けなさい」という指示は効果がある。

 話を聞かない子供は、手でいたずらをしていることが多い。
 鉛筆を持ったり、消しゴムをちぎったり、ノートに落書きをしたりしている。
 そういう時には、次の指示をする。

指示2:

鉛筆をおいて、こちらを見なさい

 手に持っているものを机の上に置かせることである。手に物を持っていると集中できない。
 そのために鉛筆を置かせて、話を聞くことに専念させるのである。
 一番いけないのは、板書をノートに書かせながら説明することである。
 これは一時に一事の原則に反する。書くことに夢中になり、話など聞いていない。話を聞かせたかったら、次の指示をする。

指示3:

ノートに書かないで、先生の目を見なさい。

 目と目を合わせて話したり聞いたりすることが基本である。
 時々うなづいている子供を誉めてあげるといい。
「○○君は、先生の話を聞きながらうなづいていますね。良く聞いている証拠です。先生は、一人一人の目を見ながら話しているんですよ。」
 どの子供も真剣に聞くようになる。話の聞き方を指導していくことが大事なのである。

 体育の時には、もっと難しい。教室なら椅子に座っているので動かない。しかし、体育は運動場で行う。
 座らせて話しをしていると、砂いたずらをしたり小石を投げたりして遊んでしまう。

指示4:

3メートル以内に座りなさい。座ったら、体育すわりをしなさい

自由にしておくとばらばになり、いたずらが始まってしまう。場所を限定してしまうのである。
 3メートル以内になったところで、子供の目の高さで話し始める。
 その時大事なのは、体育すわりをさせることである。体育すわりは、両手で膝を抱える座り方である。
 手が膝を抱えているのでいたずらができなくなっている。そのために教師に集中して話を良く聞くのである。
 「××君、話を止めなさい。」などと言わなくても、自然に教師の言うことを聞くのである。
 まとめると次のようになる。


身体…活動
へそ…へそを向けなさい
手…鉛筆を置きなさい
目…目を見なさい
足…体育座りをしなさい


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