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TOSSランドNo: 5374733 更新:2012年12月18日

世界で初めてエベレストに登った女性田部井淳子さん


指示1:

今日の主人公が活躍した、ある場所の名前を当ててもらいます。ヒントを言います。分かったらだまって座りなさい。

ヒント1 世界一   ヒント2 氷河   ヒント3 8848m  ヒント4 ヒマラヤ  ヒント5 チョモランマ  ヒント6 山など難→易でテンポよく出していくとよい。正解は、世界で一番高い山 「エベレスト」です。(ぴんとこない児童がいたら、ヒマラヤについて若干の説明を加える。)

説明1:

エベレストに世界で初めて登った女性は、日本人です。名前を田部井淳子(たべいじゅんこ)さんと言います。福島県出身です。プリントに名前を書きなさい。

 「田部井淳子さん」と板書する。

指示2:

エベレストに登るために必要なものは何でしょう。

*プリントに予想を書かせ、列指名で答えさる。(言われてしまった人は座る)
(教師予想)
・お金   ・空気   ・根性   ・防寒着   ・ロープ   ・いっしょに登る人   ・飛行機   ・水  
・リュックサック   ・テント   ・登山の道具   ・勇気   ・まわりの人の支え   ・健康  ・地図
・食べ物  ・明かり  ・トランシーバー 
(実際に児童から出た予想)
・食料  ・命づな  ・すべり止め  ・ホッカイロ  ・テント  ・防寒着  ・懐中電灯  ・手袋
・くつ  ・服  ・寝袋  ・酸素ボンベ  ・歯ブラシ  ・トイレ  ・水  ・体力  ・毛布  ・仲間

「みなさんが言ったものは、全て持って行きました。」
「えーっ、トイレも持っていったんですか?」
「そうです。トイレにするためのテントを持って行きました。」
*ここで「資料1」を教師が読んだ。
「さきほどの予想に「体力」とありましたね。では、
テキストを記入して下さい

説明2:

資料1 「エベレストに登るために必要なもの」(「エベレストママさん」から)

 エベレストに登るためにはたくさんの道具や物が必要です。
まず、一人では行けませんので仲間が必要です。田部井さんがエベレストに行った時のチームは、お医者さんを一人含めて15名でした。
 また、エベレストは8848メートルもあるので、空気が平地のおよそ3分の1しかありません。ですから、海に潜るときのような酸素ボンベが必要です。そして、エベレストは、ネパールと言う遠い国から行かなくてはいけません。田部井さん達は、12月22日に日本を出発して頂上に登るのに5月15日までかかりました。およそ半年もネパールに住んでいたわけです。半年暮らすためには、「テント」「食料」「寝袋」「燃料」「衣服」「なべ・かま・皿・おわん・はし・スプーンをはじめとする台所・生活用品」などの長期間生活するための道具が大量に必要でした。
 また、エベレストは1年中雪が積もっている寒いところです。「手袋」「防寒着」「ロープ」「アイゼン」(くつにはめる鉄の爪)なども必要です。
 そして、普通の山ではなく岩登りもしなくてはいけません。「ハーケン」(岩にうつくぎ)「ハンマー」「ユマール」(ロープで登り下りするときに使う)「ピッケル」(ステッキのようなもの)など特別な道具も必要です。
 これらの大量の物は、結局15トンにもなりました。それを飛行機で送り、今度は飛行場から山のふもとまで360キロを歩いて運びます。たった15人で15トンも運べませんのでネパールで「ポーター」と呼ばれる運び屋さんを600人もやとって運びました。
 初めて登る山は、案内する人も必要です。「シェルパ」と呼ばれる山の案内役もやといました。ですから、お金もものすごく必要です。
 最後に、8848メートルの山は運動不足の体と軟弱な心では登れません。ものすごく強靭な体力と精神が必要です。

発問1:

テエベレストに登るためには、どんな体力が必要でしょうか。

、「高橋尚子みたいなマラソン選手かな・・・」というつぶやきが聞こえてきたので、「そうです、たとえて言うと分かりやすいですね。・・のような体力と書いてみましょう。」と言った。
*無指名発表でどんどん答えさせる。
(実際に児童から出た予想)
・横綱の曙くらいの体力
・馬力というぐらいだから、馬ぐらい
・寒さに耐えられる体力
・プロ野球選手より上
・飢えて暮らすライオンのような(?意味不明)
・42.195kmを走るマラソン選手くらい
・馬ぐらいの足の力

説明3:

資料2 「エベレストに登るために必要な体力」(「エベレストママさん」より)

 まず、エベレストに行くための訓練で日本の冬の雪山に行きました。その時、田部井さん達のチームは一人27kgの荷物を背負って歩きました。大量の重い物を運ぶ力が必要です。
 また、空気が薄いために高山病という時には死んでしまうおそろしい病気があります。空気の薄さに慣れるために、田部井さんはマラソンの練習をしました。最初は、4km走るだけで苦しかったそうですが、そのうち19kmを走れるようになりました。病気や長い時間運動しても耐えられる体力も必要です。
 そして、寒さに耐えることも大切です。たとえば、7600mのキャンプ4では、寝る時に0.5Lから1Lの酸素を吸って寝ましたが、行動中(登るとき)は、使わないことにしました。ものすごい強風が体温をうばい、酸素不足で手足の冷たさに頭が変になりそうだったそうです。

説明4:

「先生が27kgの荷物を実際に作って持ってきてみました。担いでみたい人はいますか?」
ほぼ全員が挙手をしたので、教師とジャンケンをして2名だけに担いでもらった。
二人とも担げなかった。(あまりたくさんの児童が希望したので、リュックはしばらくおいておくので、この時間はがまんしてね。とお願いするほどだった。)

発問2:

エベレストに登るためには、いくらぐらいのお金が必要でしょうか。

予想をプリントにかかせ発表させた。
・1億円   ・300万円   ・5000万円   ・100万から150万の間・・・・

説明5:

エベレストに行くためには、たくさんのお金が必要でした。
 計画を出した時の予算は2200万円でしたが、石油ショックやネパールのシェルパ保険の値上がりなどで、とてもこの予算ではできなくなり、アタックを最低1回にするなど節約に節約を計っても4000万円を超えてしまいました。(あくまでも当時の金額です。現在にすれば、相当の額です。)

発問3:

エベレストに登るために、もっとも大切なことは何だと思いますか。

予想をプリントに書かせ、発表させた。
・命
・チームワーク
・ささえる仲間
・仲間とのコンビネーション

説明6:

「もっとも大切なこと」(「エベレストママさん」より)

 田部井さんは、次のように言っています。
 「ヒマラヤ登山は、技術とか体力も必要だが、特に必要なのは、「本当にやるんだ!! 行くんだ!!」という意志だと思うようになっていた。
 女同士の技術、体力の差というのはそんなに大きくないが、精神力の差はすごくあると思った。技術も、体力も努力なしに出来ないが、その努力すら強烈な意志なしでは出来るものではない。

 「必ず行くんだ」という強烈な意志を持ち続けた田部井さんは、女性だけの登山隊でヒマラヤに行き、1975年5月16日午後12時30分。女性として世界で初めてエベレストの頂上に立ったのです。

発問4:

今日の授業の感想を書きなさい。


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