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TOSSランドNo: 9576615 更新:2012年12月16日

「やまなし」授業記録


「やまなし」授業記録

指示1:

じゃっ,教科書出して。ノート開け。はい行きます。

説明1:

 昨日は,何が生を表して何が死を表すのかということで討論をし
ました。そしたら意見がいっぱい出てきて,かみ合うのが難しいので色を限定しました。赤と黄金に限定しました。黄金に限定してそれを家で書いてきなさいということで書いてきてもらったのです。ほとんどの人がちゃんと書いてきてくれました。今日はそれを使いながらもう少しつっこんだ話をしていきます。はい問題です。

発問1:

 この作品において,死,あるいは生存競争といってもいい。それ
を表しているのは,赤なのですか。黄金なのですか。この作品において,死,あるいは生存競争を表しているのは,赤なのですか。黄金なのですか。

指示2:

 赤で囲みましたか。(子ども:まだです)はい。既に囲んだ人,
速い。5名。<しばらく間>遅い。5秒の無駄。まだ書かない人。はい。左手を挙げる。定規を素早く動かす。ハイじゃ顔上げて。

そのことについて,赤なのですか,黄金なのですかということに

ついて色のイメージをもとに分析します。色のイメージをもとにですよ。赤というのはどんなイメージ,黄金というのはどんなイメージということをふまえて発表してください。いいですね。質問はありませんか。では,5分間ノートを書きます。はいどうぞ。(子ども:イメージをもとにですか?)そうですよ。イメージをふまえてやってください。

<子どもたちノート作業>

説明2:

1分経過,今3行ぐらい。

教科書開いてない人が3名。

2分経過。6行。

3分経過。

4分30秒経過。

はい5分経ちました。ちょっと聞いてみますね。最初整理するた
めに。えーっと。意見の出方がたぶん4通りあると思います。死を表すのは何ですかだから,単純に赤というのと,単純に黄金というのと,いや,赤も黄金もというのと,いや,赤も黄金も違うというの。4通り考えられるんですね。全部いるかどうか分かりません。

指示3:

 死を表すのは赤だという人,手あげてごらん。赤のみである。圧
倒的多数。はい。じゃあ,黄金である。黄金である。はい。1,2,3,4,5,6,7。はい。7名。赤も黄金も両方である。はい1名。どちらも違う。1名。ということは,今日,野田君が欠席ですから,9ひいて,20・・・何かね。4かね。5だね。だよね。圧倒的にこちらが多数になっちゃうんですね。ということは,こういうパターンになりますね。こっち対こっちという形の討論になりますけども,話し合っている途中で意見がたぶん動くはずですから,動いた場合は変わっていいです。いいですね。変わるのはいいことですから,途中動いても構いませんので,できるだけ代わりばんこという形で,2名2名ずつぐらいで発表します。よろしいか。

(子どもたち:はい)

指示4:

では,討論の形にしなさい。

<隊形移動>

 はい,ではこちら側の人から2名ほど最初言ってください。

(山木) 私が思うのは黄金だと思う。なぜかというと,黄金は・・・・でもあ
るし,それに7頁にある「夢のように水の中にやってきた」ということもある。だから私はやっぱり黄金だと思う。
(木田) 私は赤のイメージは明るい。赤のイメージは明るい,情熱,熱い,血
が熱い,目が痛い,血などというイメージです。黄金のイメージはきらきら光る,明るい,目が痛いなどというイメージです。そこで気がつくと思いますが,どちらも同じイメージを持っています。算数で言えば,最大公倍数という感じです。それで,2つに共通しているものは,明るい,それと目が痛いの二つです。なぜ,この2つが共通しているのかというと,赤,黄金というと,頭の中で描かれているイメージが出ます。そして黄金と赤と言われてみてみると,目がちかちかするものが多いです。それも黒い赤や,暗い赤や黄金などもあります。私はどっちが死なのかというと,黄金の方だと思います。理由はよくわかりませんが,黄金だと思います。
(山川) 私は死を表しているのは赤だと思います。赤というのはカワセミを指
しています。実際にかにの子らはカワセミの目を直接見たわけではありませんが,目というのは印象強いものです。しかもくちばしは青や黒で,目はその正反対の赤なのです。この赤は正反対と一緒にさらに強調する色なのです。やはり赤は死の色だと思います。
(吉野) 私も山川さんと同じで,死の色を表すのは赤だと思います。赤とはど
のようなイメージだろうか。色だけで,辞書を調べてみると,辞書には危機を表す色と書いてありました。この物語では赤はカワセミの目の色として用いられています。では,反対の黄金はどのようなイメージが持てるだろうか。やまなしでは,日光や,やまなしが日光,日光,日光,やまなしが日光に反射しているときの色,光の網の色だ。そう考えると,赤は,死で,生が黄金だと思います。
(永澤) 私も死は赤だと思います。赤は血の色・・・・・色です。どうして死
は,赤かというと,赤は危険と言うことを表しています。赤は信号では止まれということを表しています。もし,その規則を破ったとしたら,交通事故にあって死へ追い込まれます。やまなしのカワセミの目は赤と言うふうになっていますが,お父さんがにはただ,「赤かったかい」と聞いただけで,正確には赤だとは出てきません。でも,お父さんが赤と言ったのは,たぶん危険ということに追い込むという鳥だったかいと聞いたんだと思います。だから私は赤は死だと思います。
(大山) ぼくは赤だと思います。赤はいやな感じで,・・・・・・子どもたち
でいやなイメージです。それと赤はカワセミの目なので,死ということがわかります。カワセミの目が印象に残ったんじゃないんですが,カワセミだから関係があると思います。イメージはこういう感じです。やはり生と生がぶつかった死は,カワセミが印象に残ったんだと思います。
(岡本) 私も死を表しているのは赤だと思います。赤は10頁の2行目に出て
きています。「そいつの目が赤かったかい」というところです。赤という色は血の色だったりするので,なんだかいやな感じがします。しかも目の色だから,もっといやな感じがします。だから,私は赤が死だと思います。
(梁瀬) わたしも赤だと思いました。それは赤というのは血の色で,それから,
血の色というのはけがをしたときとかに出るので,けがをするということは争いなどが起こると考え,やはり,それは恐ろしいものではないかと考え,赤が死だと思いました。
(河本) ぼくも死は赤を表していると思います。理由は,赤というのはカワセ
ミの目だ。それはカワセミは魚を目で探しているから,そして,魚を食べるのに使う。だから,ぼくは赤の目をしたカワセミが,魚を死に追い込ませたので,赤に,赤が死になると思います。
(松井) ぼくも小笠原君たちと同じで,死を表す色は赤だと思います。赤とは
どのようなイメージなのでしょうか。普通の日常生活で使っている赤というのは,血などを表しています。そうなると,すると,やはり,ここでのやまなしでの赤というのは,カワセミの目のことをいっていますね。なぜこのようになったのでしょうか。それはここでの視点がかにの中に入っているからです。かににとってはカワセミは恐怖を味わっています。やはりここでは,死になっていくのではないでしょうか。
(吉永) 死を表す色は赤ではないかと思います。わたしの赤のイメージといえ
ば,危険,危ないというものであります。危険など表すのならば,死を表してもおかしくないでしょう。それにこの赤は10頁の2行目には,「そいつの目は赤かったかい。」とお父さんのかにが子どものかにに質問を問いかけています。それはカワセミの目が赤かったら危険,または獲物を捕るときの目ではなかったのでしょうか。赤はカワセミの目は赤かったかというときに使われた色である赤こそが死を表していると思います。
(桑岡) 私は赤だと思います。物語の中では,カワセミの目の色だと書いてい
ます。赤のイメージは明るいという感じだが,カワセミの目だから暗いという感じだ。カワセミは魚などをつかまえたので,かにからしても死と思うと思います。赤が生としたら,カワセミが魚を捕まえていたのを,生と認めているような感じだから,かにたちも怖がるようなカワセミの目の色の赤だと思います。
(山田) 私は生存競争を表した色は赤だと思います。理由は,赤はたとえてい
うと血の色にたとえられます。血は人間の体内の中にあります。これが3分の1ぐらい無くなってしまうと人間は死んでしまいます。だから人間をたとえにしていうと,血,または赤は人間から見て大切なのではないだろうか。それと,カワセミの目の色が赤。お魚を食べたカワセミはお魚を犠牲にしてから,自分が生きようと思っているからだ。だから生存競争を表しているのは赤だと思います。
(品川) 私も赤が死だと思います。赤というのは普通明るいイメージだけど,
やまなしの場合は違います。やまなしに使われている赤とは,カワセミの目の色なので,暗いイメージになります。カワセミというのは魚を殺してしまいます。殺すということは,自分が生き延びるために殺していると思うかもしれないけど違います。カワセミは魚を殺して持っていってしまうので死になると思います。自分は死んでいないけど,死に関連していることなので,赤が死にあたる色だと思います。カワセミは一度しか出てきていなくて赤として,・・・を表しているので,赤が死だと思います。
(河合) 私も死を表しているのは赤だと思います。赤のイメージを考えてみま
す。赤のイメージ。血の色。死。恐ろしい声。不気味。(気味が悪い)熱い。危ない。このくらいです。赤のイメージはほとんどいやな感じのイメージばかりです。いやな感じのイメージだからこそ死を表しているのではないでしょうか。だから私は死を表しているのは,赤だと思いました。
(萬屋) ぼくも,ぼくは,赤だと思う。理由は,もしこれが黄金だとしたら黄
金のぼくのイメージとして出てる黄金は不幸ではなく,その意味の逆になり死を表せられないから,赤はぼくのイメージで血というのがあり,それは人間でも死んだら血を出して死ぬから,赤が死ぬ色だと思う。
(後藤) ぼくは黄金から赤に変わりました。この理由は,黄金は日光と書いて
ありました。赤はしかもカワセミの目だから,なんだか怖そうだし,なんか,まあ,そんな感じです。
(下瀬) 人間の常識でこれを考えると,絶対に,絶対に赤が死となるけど,本
当のところはどうなのでしょうか。この物語でもカワセミの目は赤いとかかれているけど,実はカワセミの目は,黒いのです。しかし,それならば調べるであろうし,仮に調べないで,書いてるとしても,赤い目の鳥はそうそういないだろうから,雀などの身近な鳥の目の色を使うだろうと思います。つまりこの色には何か意味があるということです。ここで注意しなければいけないのが,この物語はかにの視点で書いてあるけど,所詮書いた人は人間なので,だからイメージも,ちゃんとこの物語で通用するということです。そしてこの物語においては赤は見方によってどちらにもとれます。魚にとっては,赤は死だし,カワセミにとっては赤は生です。しかし,赤のイメージは血だし,血だし,かにの視点で,この物語は語られているし,から,そういうことからをふまえると,やっぱり赤は死を表しているのじゃないのかなあと思います。
(岡島) ぼくも赤は死だと思います。赤のイメージは・・を考えると変な感じ
がします。だから赤が死だと思います。
(作元) ぼくも赤だと思います。それは,赤は血のような色などイメージ的に
は死に近い。だからぼくは赤だと思います。
(横田) 私も赤が死を表していると思います。赤というのは,けがわなどを表
しています。でもこの赤というのはカワセミの一部です。カワセミというものはかにたちにとってとても恐ろしいものだからです。だから私は死を表しているのは赤だと思いました。
(島岡) 私は,赤も黄金も死だと,死を表していると思います。赤のイメージ
は血の色,・・の色,ポストの色などです。色で赤は目立つことになります。目立つ色です。でもかにの兄弟はその目立つ赤が見えなかったのです。普通,赤といえばすぐに発見できると思いますが,かにの兄弟はわからないということは,それだけ怖い気があったということになります。だから,ここで使われている赤は,・・・・・となるので,赤は死だと思います。どう思いますか。黄金が死というのは,黄金のイメージも,きらきら光る等,目立つ色です。でもこの黄金は赤と違い,この兄弟達はこの黄金があることをわかっていました。だから黄金は,生活にある色となります。これはカワセミが現れる前のことです。・・・・・これたぶん水の中で自分たちが被害を感じなかった・・・と思います。・・・・・・だから赤が死を表していると思います。
(夏井) 私は死を表すのは赤と思いました。赤とはカワセミの目のことになっ
ています。ふつうの・・・・・お父さんのかにがカワセミということを予想しています。・・・だから赤が死を表していると思いました。
(吉岡) ぼくも死を表すのは赤だと思いました。まず,赤のイメージを見ます。
赤というのは血の色で混じりっけがなくちょっといやな感じのイメージです。赤というのは,このやまなしという物語で1回しか登場してきません。1回だけ登場するので,この赤という色はやまなしの中で重要な色だと思いました。このような色で,いやな感じのイメージというのは,死に近いと思います。だから死というのは赤だと思います。
(相楽) ぼくは死の色は赤だと思います。この赤のイメージは,恐怖,怖いな
どというイメージがある。で,この赤を辞書でひいてみると,危険の意味と載ってあった。この危険の意味から死に至る場合があるので,赤は,あっ,死は赤い色だと思います。
(坂本) 私も死を司る色を赤と黄金から考えると言われたら,言われた場合は,
赤をとります。なぜならば,赤のイメージとして,血ととられるからです。も少しつっこむ,考えると,血は,怖いや気持ちが悪くなるなど,いやな気分にさせるからです。いやな気分にさせるということを元に考えると,死と対立するにしてはいやな気分ととれないので,死を,死の色を赤とすると,当てはまるから,死を司る色は赤だと思います。
(金田) ぼくは黄金だと思います。なぜなら,赤はこの物語に関係ないからだ
し,えっと,黄金のイメージは,高貴,豊か,富んでいる,であります。だから,生存競争で取り合う品物として,黄金があげられるわけであります。取り合う品物がなければ,生存競争は成り立たないだろうと思います。だから,黄金がなければ,血(赤)は流れないわけであります。いや,でも,そうだとしたら,黄金は生かもしれません。でも,この物語は,生は死であり,死は生であるというようなところがおもしろいから,黄金が,生も死も表していると思います。
(岩崎) ぼくも死は黄金だと思います。黄金=お金と考えて,お金の関連で自
殺する人だっているし,その自殺の理由は借金で,字で書けばたった二文字ですが,借りたお金の額だけ重いものです。お金一つで人生が変わり出す人だっているし,黄金というものはお金というものにたとえて,いま,金田君がいったように,生存競争で取り合うものと,取り合う品というふうに考えて,それは人間でいうと,麻雀とか,人間だってお金を持って,食事したり遊んだりするために使うので,やっぱり黄金だと思います。
(樋口) 私も黄金だと思います。黄金が死だと思います。理由は,黄金はやま
なしのふちで。頁でいうと14頁の4行目に,きんのぶちとあります。黄金はやまなしの縁の色ということです。やまなしは枝から離れた時点で死になります。だから死だと思います。
(田原) ぼくは最初は赤だったんだけど,両方に変えました。黄金は出場回数
は4回です。その内の一つに,死とはいえないと思いますが,9頁の4行目にカワセミが魚を食うからです。これは明らかに生存競争です。それと,後に何もなく光も陰も存在しないのに,光の黄金がゆらゆらと寂しそうに差し込んできます。それと同時に小さなつぶつぶと泡が流れます。イメージして悲しそうです。だから黄金は死だと思います。そして黄金というのは,ちょっと黒っぽいイメージも少しできます。次に赤です。赤はカワセミの目の色です。でもなぜ赤なのでしょうか。それはたぶん,父がにが一度子どもの頃に出くわし,恐怖を感じたと思います。だから赤になったのだと思います。目というのは印象が強いです。それに目はカワセミの目だし,魚を食い,生存競争をわかりやすく伝えるべき重要な鳥だから,赤も死を表すと思います。
<参観の先生の中のお一人が,子どものノートをめくったり,話しかけたりなさったので,注意する>
 
 すいません,あの,話しかけないでいただけませんか。あの,書いたりしますんで・・・。(子どもたちに)はいどうぞ,次。
 
(坂本) 私は木田さんがいった黄金は違うと思います。木田さんは赤はきれい
なイメージだといったんですよねえ。(はい)それとしたら,この物語の場合は,何となく嫌なイメージと考えられるので,違うと思います。
(本村) ぼくは,渡木さんの意見に反対です。あの,渡木さんは,7頁の2行
目の「黄金は,夢のように水の中にふってきました。」それを,えっと,なんか,死といいましたよね。ぼくはそれに反対で,「夢のように」とか,そういう感じなので,ぼくは。それにクラムボンが死んだのにまた生き返った後に黄金がふってきているので生だと思います。だからぼくは渡木さんの黄金は死というのは反対です。
(岩崎) この物語に関連した理由で赤が死といった人がいたんですけど,その
人達の場合,血だから何となくいやなイメージと言ったんですけど,血だったとしたら,血は体の中を回り,あの,体の体温を上げているので,この場合,血がなければ人間は生息していけないから血が必要だし,この物語に関連してカワセミの目が赤だと言った人がいるんですけど,カワセミの目が赤だとは書いてません。確実に潜ってきたのがカワセミで,それが,そいつの目が赤だったという物語にはなっていないので,あの,なんというか消極的というか,なんというか,理由にできないと思います。
(金田) ぼくは,やっぱ,これは絶対にカワセミだと思います。なぜなら,こ
れがカワセミじゃなかったとしたら,このやまなしが落ちてきたときの,このかにの兄弟の恐怖が読者にまじまじと伝わらないから,やっぱりこれはカワセミでなければ,落ちてきたものがカワセミでなければいけないと思います。
(山川) 私も岩崎君に反対で,目には見えなかったけど,父さんがには変だと
いうことを述べたくて,言ったということも考えられます。
(下瀬) それに,父さんがには宮沢賢治が作り出したものだから,仮に,父さ
んがにが言っていることが間違いだとしても,その父さんがにが「そいつの目は赤かったか」といったのは紛れもない事実だから,その,本当は,カワセミの目は黒,黒じゃなかった,翡翠色で,その色と違うことを書いているんだから,その意味に何かあるのは確実だと思います。それに,だから,これは,かにの目線で書いてるっとか言うけど,書いたのは人間なんです。だから,人間の感覚で書かれているところが,少なかれあるんじゃないでしょうか。
(樋口) 私はさっきの岩崎君の意見に賛成で,血というのは人間だけでなく,
他の生き物にも流れているものです。つまり,生き物にしか流れていないものだから,やっぱり生といえると思います。それに,中のイメージに日光と考えられます。太陽はいつかは死ぬと聞いたことがあります。つまり,今は太陽は生きているということになります。だから死じゃないと思います。
(坂本) わたしは,樋口さんに反対で,あの,岩崎君にも反対で,岩崎君がさ
っき,赤は,赤を血と考えると体の中で回っているから生だといったんですよね。体温を冷えさせないためにするものだから生だといったから,いったんですけど,カワセミがお魚を取って,取っていったんだからお魚は死んだと言うことになり,死ぬということは血が出るということも考えられるので,血は体内から出ると,あの,死に変化すると思うので,この場合死とも考えられると思います。
(岩崎) なぜ,体から血が出たら死になるんですか。
(坂本) 体から血が出てから,死んでるとか,けがしているとかいうことで,
えっと,梁瀬さんがいったように争い事が起きたということで,血は死だと思います。
(田原) 勝さんに質問で,なんで,血といって,血が出るといって争いになる
んですか。血が表すことで争いになるということですか。
(坂本) 血が出るということは,けがをするとか,戦争とかいうことがでます
よね。だから,争い事ということで,生存競争とかそういうことで,死が言えると思います。
(木村) そしたら,自分でこけたら,争い事になるんですか。
(坂本) いや,そうじゃなくて,自分でこけた場合は,危険とか,危ないとか,
そういうことだと思います。
(木村) じゃ,死にはならないと思います。
(坂本) その場合は死じゃなくて,もしか大けがをしたのならば,命に関わる
ことになるので,死ともとらえられると思います。
(山川) 私は勝さんに反対で,大けがをしたっていうけど,すりむいたぐらい
でも血が出たらそれは死にはつながらないと思います。
(坂本) それでも,どういう病気か名前は知らないんですけど,血が作れない
という病気があるんですよ。その場合は,ちょっとでも血が出たら命に関わることだと思います。
(松井) ぼくはさっきの山川さんの意見に反対で,血というのは,勝さんが言
っている血というのは,普通の血というのではなく,このやまなしから見た赤というところからとらえているので,山川さんの意見は違うと思います。
(岩崎) ぼくはさっきの勝さんの意見に反対で,血とか,なんて言うんですか,
怪我した場合に血が出るということで,例えば,えー,ぼくが怪我したとして,みんな遊んでいて,ぼくが一人で,ぼくも遊んでいて,で,こけて,怪我したとして,血が流れます。それで,誰か気づくでしょう。この人怪我してる,血が出てる。しかし,血が出てないで,なにか飲み込んで,血が出ないで,何もなくて,そのまま急に心臓の発作おこしたりして死んだとか,そういうふうなら,あの,血っていうのは,それを出すことによって,ばい菌をある程度取り除くし,えー,この人が怪我してるとか,この人が危ないとかいうことを察知するので,察知するための役割を持っていると思うので違うと思います。
(下瀬) ちょっと話がずれてるみたいなんですけど,この物語では,血はそう
いうことじゃなくて,目として使われているから,ちゃんとそっちの方面でやっていったほうがいいなかと思います。
(坂本) わたしはそれには賛成できません。どうしてかというと,カワセミが
魚を捕るということで,お魚は死ぬのだから,血にも関係すると思います。
(山川) 私はさっきの松井君に反対で,勝さんが言ってる血というのは,死に
関係がある血ということを言ってるんですよね。(はい)だから病気とか怪我はいいと思います。  
(松井) はい,分かりました。
(金田) えっと,峰君が前,何とか,人間の視点からとか何とか言ってたけど,
そのことをすいませんけど,もう一度話してください。
(下瀬) 確かにこの物語はかにの視点で書かれてるし,びっくりするほどかに
の信条とかをとらえてるけど,所詮やっぱり書いてるのは,人間なんだから,多かれ少なかれやっぱり,そういう人間の感覚で書かれてるところがあっても,おかしくはないんじゃないんですかということを言ったんです。
(金田) どうもありがとうございました。えっと,あの,なんか,じゃ,峰君
が人間の感覚で書かれているからって言ったけど,そりゃまあ,当然のことですけど,あの,だから,あの,こんな分析をするし,しかもその人間の感覚だからっていう先入観を持ってしまったら,あの,物語はもう,一生楽しめないでしょうね。関係なくなったけど。
(下瀬) ていうか,ぼくが言ってるのは,そういう感覚っていうんじゃなくて,
人間の感覚もちゃんと入っているから,ちゃんとこの場合にはイメージも使えるんだよということが言いたくて,そういう,感覚ってしたんですけど。
(金田) ぼくは峰君のに反論をしているんじゃなく,ただその忠告というか,
ただそれだけのことを言ったまでなんです。
(下瀬) 恐縮です。
(木田) 発表してない,本村君と松田君と池田さんと松尾さんの意見を聞きた
いんですけど。
(本村) 発表しました。<ざわざわとなる>
(坂本) 両方とも生だといった人はどういう考えで生と言ったんですか。
(尾瀬) 私は両方とも生から赤に変わります。
(坂本) 分かりました。
(外浦) 私は死を表す色は赤だと思います。それは,赤を辞書でひいてみると,
血のような色と書いてありました。辞書を追って考えてみると,赤は恐怖ということになると思います。それは,血というのは,さんと同じで,怪我をすることによって血が出てきます。怪我をするということは,恐怖というか争い事が起きることによって,怪我をするということになるので,辞書でいうと赤というのは恐怖だと思います。教科書で調べると,赤というのはカワセミの目の色と,10頁の2行目からわかります。カワセミは魚を殺しているということになるので,それは,たぶん恐怖になります。この2つのことから,死を表す色は赤だと思います。
(金田) ぼくは,黄金から,黄金と,あ,両方に,両方とも死を表すに変わり
ます。なぜなら,あの,確かにこの赤というのは,辞書に書いているらしいけど,血だから,というより,やっぱりこの2つは生も表していると思います。えっと,さっき言ったけど,あの,この物語はやっぱ生は死であり死は生であると言うところがやっぱ,面白いような,そんな感じなのです。赤というと血なんですが,血は確かに生を保つために働いているし,でも,実際外部に出てみたら,死を予感させるものであるし,あの,黄金っていうのは,えっと,まあ,さっきも言いましたけど,やっぱ,お金っというか欲っというか,そんなもんで,それを,取り合うために生存競争が起こるというような,そんなことも,まあ,ちょっと深読みになりましたけど,そんなこともイメージさせられる色だから,やっぱりこれは両方とも生だと思います。
(下瀬) えっと,黄金が死を表すという人は,欲望とかいってるけど,実はこ
の黄金っていうのは「かね」じゃなくて,「こがね」なんですね。なんで「こがね」かというと,やっぱりその普通の黄金とは違うぞっということを言いたかっただろうし,どういうふうに違うのかっていうと,やっぱり,黄金と,この黄金(こがね)と書くことで,色を立体づけたかったのかもしれないし,黄金といえば,ああ黄金!お金かな?ということで終わるけど,黄金って書いて「きん」と読ませると,「なんだよ,これできんと読むのかよ」とか,そういうことが広がるし,それに,これは,そういう欲望の黄金とは違って,そういう黄金だってことと,その立体づけたかったことと,それと強調の意味で,黄金と書いたのではないのでしょうか。
(山川) 私も峰君に賛成で,このやまなしという物語の中での黄金は,日光と
が月光とか光のことを表しているので,お金とかいうのは違うと思います。
(金田) 確かにぼくは峰君の言ったことも,ちょっと前考えてみたんですけど,
やっぱりこれは,この,黄金ていうのは,色として使っているので,この「おうごん」じゃなかった「こがね」にしなければ,確かに色のイメージもつかないんですよ。ただの金っていう字にしちゃったらやっぱり,うーん,色としてやっぱり印象が弱いし,だからこういうふう血の色として取り上げることもなかなかできないふうに,できないようになってしまうからやっぱりこれはそういった理由で,ぼくは「おうごん」じゃなかった「こがね」だと思います。
(坂本) 両方とも死だといった人は金田君しかいないんですか。
(吉岡) 金田君だけじゃなくて,私もです。
(坂本) 分かりました。

指示5:

 よろしいですか。じゃ時間が来たので,はいじゃ,一回だけ。
今の,もっと絞るね。赤はなんだと書きなさい。最後に。「赤は何だ」の自分の考え。赤だけ書いてください。赤はなんだ。赤は何を表しているのか。黄金はのけときます。赤のみ。赤が論点になっているので赤のみ。書いた人。まだの人。書いた?
 じゃ「死」にした人。赤はやっぱり死だ。
 じゃそれ以外。はっきり挙げて。1,2,3.はい分かりました。4。オッケー。
 じゃ席を元の形に戻します。


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