TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/03/24 現在)

21596
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 6380154 更新:2012年12月16日

漢字は神と人間との交信の道具であるー白川静


1.「文」の成り立ち-説文解字の説

発問1:

一つの漢字の成り立ちには、いくつかの説があります。「文」何と言う字ですか。この漢字の成り立ち、わかりますか?

説明1:

漢字の成り立ちが分からないとき、学者たちは昔のこの辞書を頼りにしてきました。

説明2:

「説文解字」後漢の時代に作られた中国のもっとも権威のある辞書です。
「まじわれる画なり。交文にかたどる。」
つまり、線を組み合わせた模様からできた漢字だということです。

2.「文」神と人との交信の道具―漢字

説明3:

この説に反対を唱えた学者がいます。
白川静さん。漢字ができた時代の甲骨文字から考えるべきだと主張しました。
今から3000年前の形から考えると、人の胸に刺青をした形から「文」ができました。

発問2:

甲骨文字何のためにカメの甲羅に漢字を記したのでしょうか?(占いです。)

説明4:

漢字は、王が神にものをたずねるための道具だというのが白川静先生の基本的な考え方なのです。

3.「楽」「道」「犬」「伏」

説明5:

「楽」は、神に祈る飾りのついた鈴。
「道」は、首をぶら下げてお払いをしながら歩くところというのが白川先生の解釈です。

発問3:

「犬」の点は何を表していますか。
( 耳です。)

説明6:

犬は、王の墓の生贄としてたくさん埋められました。
人と犬がいっしょに埋められて「伏」です。

4.「白」の成り立ちは?

発問4:

白川先生の解釈では「白」は、何の形でしょうか?ヒント(写真)

発問5:

人間の頭蓋骨の形です。

5.白川先生の勉強法

説明7:

白川先生が漢字というタイトルの本を出したのは、60才のときです。
普通なら学者をもうすぐやめるくらいの年でした。

6.山を動かす

発問6:

白川先生のいつもやっている勉強法は、みなさんが教室でもときどきやっている方法です。何だと思いますか?

指示1:

映像を見てみましょう。(直写)

発問7:

白川先生が辞書3部作を完成させたのは、86才の時でした。
一人で書いたその原稿を積み上げるとどれくらいの高さになると思いますか?
(5万枚、身の丈の積み上げた原稿の映像)

説明8:

白川先生の言葉です。
「中国に山を移すという話がある。一歩ずつやれば山でも移せる。これくらい何でもない。」
みなさんも一つのことにずっとこだわって続けていれば、歴史に残る仕事ができる。白川先生は、そう教えてくれているのですね。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド