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TOSSランドNo: 1681869 更新:2012年12月16日

いじめをなくす!


説明1:

(山口佳子氏の修正追試)
今から先生が絵本を読みます。「わたしの妹」という絵本です。

「わたしの妹」(松谷みよ子文・味戸ケイコ絵、偕成社)をゆっくり読み聞かせた。
子ども達は真剣な表情で聞いていた。
「うけとってくれないというのです・・・・・」まで読み聞かせた。

発問1:

妹はどうなったと思いますか?ノートに書きなさい。

発表させた後、続きを読み聞かせる。
「ようやく命をとりとめました」まで。

発問2:

この後、妹をいじめた人たちについて書かれています。いじめた人たちはどうなったと思いますか?ノートに書きなさい。

「けいさつにつかまったと思う。」「先生やかぞくにおこられた。」「ともだちからあやまってもらったと思う。」など。
続きを読み聞かせた。「いもうとのはなしはこれだけです」まで。 

発問3:

妹は最後に、自分の気持ちを書き残しています。何と書いているでしょう?ノートに書きなさい。 

「さびしかった。」「ともだちやみんなといっしょに遊んだり、しゃべったりしたかった。」「ひっこしなんかしなかったらよかった。」「みんなといろいろやりたかった。」「いじめた人や口をきいてくれなかった人にあやまって欲しかったし、みんなといっしょのせいふくを着て中学校に行きたかった。」など。 

発問4:

この話は本当にあった話だと思いますか?

挙手で確認した。
「本当にあった話だと思う」・・・12人。  「思わない」・・・2人。 1人が「本当にあった話であって欲しくない。」と答えた。

説明2:

本当にあった話です。松谷みよこさんのところへ来た手紙をもとにして作った作品です。あとがきにも書いてあります。いじめで自殺までしている人が多いですよね。

発問5:

なぜ、いじめは自殺まで追い込んでしまうか知っていますか? 

(高野宏子氏の追試)
子ども達が考えているところへ、プリント(脳を3段階に分けた図。「生き方の原理原則を教える道徳教育・明治図書」P.69をコピーしたもの。)を配る。黒板にも拡大コピーした同じものを貼った。 
図を描いても構わない。

説明3:

実はいじめと脳はとっても深い関係にあるんです。人間の脳は図のように3つの部分で出来ています。一番内側は、呼吸をしたり、ものを食べたり、おしっこをしたり、眠ったりなどの命令を出す部分です。この部分がないと生きて行けません。ヘビやトカゲなどの爬虫類にある脳なので「ヘビの脳」と言われています。その外側は、喜んだり、怒ったり、悲しんだりする命令を出す部分です。ここがうまく働かないと、泣いたり笑ったり怒ったり出来なくなります。犬や猫や牛などの哺乳類にある脳なので「猫の脳」と言われています。一番外側は、ものを考えたり、覚えたり、言葉を話したり、勉強したりする命令を出します。人間にしかありません。だから、「人間の脳」と言われています。

発問6:

人はいじめられるとヘビの脳、猫の脳、人間の脳のうち、どれかが攻撃されて弱ってきます。どこが弱ってくると思いますか?ノートに書きなさい。

挙手で答えを確認した。
ヘビの脳・・・4人。  猫の脳・・・8人。 人の脳・・・3人。 

説明4:

正解はヘビの脳です。人はいじめられるとヘビの脳が弱ってきます。いじめをする人は相手の生きる力を奪っている事になるのです。つまり、相手の命をどんどん縮めているのですね。

説明の後、「だからご飯が食べれなくなったんだ。」「だから死んだりするんだ。」と「わたしの妹」を思い出しながらの呟きが出てきた。
そして、新聞記事3編を要約したものを作成し、配布。(新聞記事は「討論の授業6年生」石黒修氏より引用とある。)
①いじめる高校生退学、小中学生は転校
(中国新聞ちゅうごくしんぶん・1996 )
いじめをする児童・生徒は親に説明して、いじめを受けた子と学級を離される。それでもいじめを続けるのなら高校生は退学、小中学生は転校しなければならなくなる。

②暴行認定し賠償命じる
(朝日新聞・1996 年10 月26 日)
石川県のある小学校の児童は同級生から殴る、蹴る、ロッカーに閉じ込められるなど集団で暴行を受けてけがをした。いじめられた子の親はいじめた子の親8 人を裁判所に訴えた。裁判所は、いじめた子の親に対して慰謝料として35 万円払うよう命じた。

③いじめた生徒の父親自殺じさつ
(朝日新聞1996 年10 月1 日)
鹿児島県のある中学校の男子生徒がいじめを苦に自殺した。自殺した子の遺書にはいじめた子の名前がはっきり書いてあった。いじめた子の父親は「自分の子どもがいじめをして自殺に追おい込んだのだ」とそれを苦にして自殺した。
全員起立させ、1度読ませた後座らせた。その後、教師が範読。

説明5:

いじめた人たちは学校にいられなくなり、警察や裁判所に訴えられたりしまもします。そして、お父さんやお母さんは会社にもいられなくなります。家族は住んでいるところからも出て行かなければならなくなるのです。そして、いじめをした子のお父さんが「すまないことをした」と自殺するような大変なことになってしまいます。いじめを楽しんでいた人たちはこんな大変なことになるとは思っていなかったと思います。いじめは、いじめられた人だけでなく、いじめた人もその家族も不幸になってしまいます。

指示1:

今日の授業の感想をノートに書きなさい。

「わたしの妹」を読み聞かせした時に2人の子が涙ぐんでいた。
授業終わりまで教室が緊張感に包まれていた。子ども達の表情が真剣でした。

児童の感想
* 「わたしの妹」という絵本を先生が読んでくれた。その本はいじめに関することを書いていた。いじめというのはヘビの脳というぶぶんをこうげきするとことにつながって、生命の生きる力が弱くなっていくということを知った。そして、いじめた子は高校では退学、小中学校では転校をしなければならないところがあるので、その中でも仲良くしていた友だちとわかれをつげないといけないし、親はいしゃ料をはらわなければならないのでいじめはいけないと思う。いじめられた人は自殺してしまう人もいるから、仲良く、いじめのないクラスでいたいです。
* 今日の道徳でいじめの勉強をしました。いじめをされた人は、こきゅうができなくなったり、ごはんを食べなくなってしまうことをはじめて知った。日本では、小中学生でいじめをした人は、転校または学級をはなされるところがあるとは知りませんでした。いじめられた人はヘビの脳がこうげきされて生きる力がなくなることがわかった。ぼくはぜったいいじめをしたくないです。
* 今日、先生が「わたしのいもうと」という本を読んでくれた。その本は、いじめられたある女の子のことを書いている。泣けてきたし、とってもひどいいじめられかたをしたと思う。なぜなら、みんなからつねられたり、むしされたりしたから。しかも、みんなからやられたのでよけいにひどいと思う。いじめられた人は「ヘビの脳」をこうげきされ、自殺においこまれるということがわかりました。他には、ひどいいじめをうけて自殺をして、それをかなしんで父親が自殺したと新聞に書いていた。このことで、いじめがどれだけ悪いことかがとってもわかりました。
*  「わたしのいもうと」の絵本を見て、すごくかわいそうだと思いました。うちの小学校には、イジメはあるかもしれない。けれど、絵本のことより100倍もましだと思う。いやなことをされると、おこって「てんこうしていけばいいのに。」と思ってしまう時もあるけれど、ひっこしなんかしたら、遊べないし、電話でしか話せなくなってしまう。いちばんなかのいいともだちをうしなうのはすごく悲しいだろうと思う。それに、僕はイジメやイジワルはぜったいしないようにしようと思った。イジメは-(マイナス)思考だから、自分にもあくえいきょうだ。これからは、イジメやイジワルのないように、なかよくしていこうと思いました。
*道徳の時間にわたしのいもうとという本を読んでもらった。それは、いじめられた子の話だった。いじめられるとその人のヘビの脳がこうげきされる。そして、こうげきされるとこきゅうができなくなったり、何もた食べられなくなってしまうことを知った。ぼくはぜったいいじめをしないようにと思った。


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