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TOSSランドNo: 1132206 更新:2012年12月15日

向山実践完全追試 3年「じしゃく」 第5時 自由試行4 双眼実体顕微鏡で砂鉄を見る


向山実践完全追試   

 3年「じしゃく」 第5時   自由試行4


双眼実体顕微鏡で砂鉄を見る

 
1月29日                            2002年2月2日更新         善能寺 正美

第1時 1月15日 じしゃくにつくもの    カード
第2時  1月18日 自由試行第1時   71枚
第3時  1月22日 自由試行第2時   62枚
第4時  1月23日 自由試行第3時   47枚
第5時  1月29日 自由試行第4時   45枚

1 砂場に砂鉄が少ない!

天気がよかったので、砂場に砂鉄を探しに行きました。
ところが、砂場の砂は、白い砂です。
貝殻の砂です。砂鉄は少ないのです。
期待はずれでした。
ただ、外に砂鉄があるということを初めて知った子もおりましたので、その意義は大きかったです。

問題なのは、じしゃくのどの部分に砂鉄がよく付くのかについては、ほとんど観察されていないと言うことです。
たっぷりの砂鉄に、どっぷり磁石をつけて、両極に砂鉄がたっぷりついて、中央の部分にはつかないという観察が出来なかったのです。
これは何とかしなければなりません。
じしゃくも、強力で大きいものがほしいです。

2 「ほっかいろ」につけていた

授業が始まるやいなや、「ほっかいろ」に磁石をつけて見せに来ました。
砂鉄の入った袋と、ほっかいろが似ているというのです。
ほっかいろの中に砂鉄が入っていると言います。

これまでになかった新しい発見です。

3 カードを書かない子がいる

向山先生の実践記録(1年)を読むと、カードを書かないで夢中になっている子がいても差し支えないように書いてあったと思うのですが、ちっとも書かない子が私のクラスにはおります。
見開き2ページを書かせていた時は、強制力を働かせて書かせていました。
「授業中に書かなければ休み時間に書いてもらいます」そいういう強制をしていました。
書けない子ではないのです。その気になれば、他の子より素早く仕上げてしまう子なのです。
理科の授業では、大活躍するようなやんちゃ坊主なのです。
次の時間は、また、ノートに書かせてみようかと思っています。
そして、その次から、子どもの発見を取り上げ、一つずつ追試をしていくかたちにしていこうと思っています。

自由試行はすんだが、次をどうするのか?
ここは、重要なポイントになります。 (以下、なぜか、常体になります。)

4 先入観

「かいろ」の実験があったが、「カイロがあったまるから、さてつでもやってみたら、少しあつくなってきた。」と書いた子がいた。
「そりゃあ、手で暖まったのだろう」と言いたいところだが、ぐっとこらえた。
子どもには子どもの認識の順序があるのかもしれない。
そして、時として「先入観」が影響することがある。
「じしゃくになった釘は電気を通さない」というのがよい例である。
しかし、このような「あれ?」と思えるような発見は貴重なのかもしれない。
子どもの認識の程度から考えて、あれかこれかと迷うのかもしれない。

5 ゲーム 5枚

ゲームは、根強い人気がある。
 いろいろなゲームを考える。
 単純だが、N極とN極をつけて立てた棒磁石が、手を放すとどちらかに倒れる。あるいは、両方が倒れる。このようなことでも面白いのである。
 あるいは、じしゃくの反発を利用して、コーヒーカップ(メリーゴーランド)を作った子もいた。紙で作った人間を中に入れて、回して遊んでいるのである。

 

6 砂鉄採り 11枚

砂鉄に関するカードは11枚であった。
 よそはどうかしらないが、うちの学校の駐車場には、昨年まで小さな砂あるいは小石の中に、磁石につくものがあった。今年はアスファルトで固められたので見つからないが、そのような砂鉄が広がっている可能性がある。
 
 つく?

 子どもの先入観の一つであるが、「つく」という事実があったとしても、それが磁力によって付いたのか、あるいは、粘着力で付いたのかが区別が出来ていない場合がある。
 「つく」ことはつくのであるが、息を吹きかけると落ちる場合もある。
 黒板に大きなU型磁石が付かずに、ずり落ちる場合に「つかない」ということもある。
 このように「つく」「つかない」という言葉には、少し深い意味があるようである。

7 「ひきあう」「しりぞけあう」性質  9枚

しりぞけあう性質に関する実験も息が長い。

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8 「不思議におもうこと」のカードが少ない

このような自由試行は、いわば、「問題作り」の意味もある。
 したがって、不思議に思うことも記録させる必要がある。
 ただ、不思議に思うことでなくても、「~である」というような記録でも問題にはなる。
 例えば、これまで出てきたものであれば、次のような実験が追試に耐えうる。

① まるいじしゃくに、くぎをたてて、もう1この丸いじしゃくを、くぎのほうへむけたら、くぎが、ぜんぶたおれました。すご! 
   1月23日(水)

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② きれていない電池はつくけど、きれた電池はつかない。1月23日(水) 
③ ふつうのくぎは、電気を通して豆電球はつくけど、じしゃくになったくぎはでんきがつかない。1月23日(水)

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④ じしゃくなしで、くぎとくぎどうしをつなげたら、くぎどうしがくっついた。1月23日(水)
⑤ 豆電球をつかってじっけんしたよ! じしゃくは電気をとおすか調べました。とおしませんでした。1月22日(火)
⑥ じしゃくも、豆電球と同じで、色がぬってあったらつかなかった。1月22日(火)
⑦ ゴムじしゃくを、さてつにくっつけると、ふつうのじしゃくの方なら、さてつがとがるのに、ゴムじしゃくでは、とがらない。
  1月22日(火)
⑧ Uのじしゃくをえんぴつと箱をつかって、方いじしんとくらべてみると、少しちかい所にUのじしゃくが、いっていた。1月22日(火)
⑨ カイロがあったまるからさてつでもやってみたら、少しあつくなってきた。1月29日(火)
 

9 双眼実体顕微鏡で砂鉄を見る 6枚

磁石についた砂鉄を、双眼実体顕微鏡で見せた。
 子どもは、砂鉄というのはとげとげしたものだと思っている。
 ところが、顕微鏡で見ると、丸い石がつながっているのである。
 これは驚きである。
 

「びっくり、石みたいだ。さてつをかくだいしてみました。そしたら、石みたいでした。」

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